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● 学習ゲーム特集 Part2 (前編) ●

 およそ2年半前に一度特集した「学習ゲーム」の紹介を最新のゲームでやってみようと思います。今回から 2回に分けて、頭の体操にちょうどいいゲームを紹介していこうと思います。

 ボードゲームは、日常生活では使わないような脳の部分を刺激するとは思うのですが、その中でもとくに「学習ゲーム」らしいものをピックアップしていく予定です。

 前編は電源を使わないアナログボードゲームから、後編はボードゲームとはちょっと外れますが、デジタルゲームという観点で紹介していこうと思います。


- タングラムプラス -

 最初に紹介するのは、推論と力学のバトルゲーム「タングラムプラス」です。温泉旅館によくあるタングラムとしても遊べるのですが、ここで紹介するのは 2人対戦のゲームの方です。

 このゲームは、力学的な考えと、数手先を推論するちから、ここにはこれが入りそうという図形認識能力が問われるかと思います。

 じゃんけんで先行、後攻を決めて、どちらの色のピースを受け持つかを決めます。先行から1つずつバトルケースのなかに、ピースを入れていきます。これを繰り返していって、ピースがバトルケースからはみ出てしまったら負けという非常に単純なルールです。

 このゲームの面白いところは、なんといってもルールの単純さと展開の意外性でしょう。ピースの中には曲面が含まれているものがあり、これが面白い動きをします。

 てこの原理を使って、上に乗っているピースをはみ出させたりすることもできます。また、曲面で跳ね返ると思わぬ向きにピースが立ってしまったりもします。

 あとは、大逆転の要素があることでしょうか。入るかは入らないかのぎりぎりのところにピースが入れば、あっという間に勝負をひっくり返すこともできるのです。

 ルールも単純で、1〜2分くらいで決着がつくので、子供から大人までだれでも気軽に楽しめることができるかと思います。そして、このゲームかなり中毒性があります。気がつくと数時間プレイしたという経験もあるくらいです。2人対戦の機会が多い方にはおすすめしたいゲームですね。

 ちなみに、私のところでは、受け持つタングラムの種類を分けずに、2人が共通のタングラムを使えるというルールでやっています。サークルタングラムのほうが総面積が小さいのと、意外性があって面白いという理由からです。


- マティックス -

 お次は、数手先を読みながら自分を有利にしていく 2人対戦ゲーム「マティックス」です。1970年代にイスラエルで発明されたゲームで、世界中でプレイされているゲームとのことです。このゲームは、数手先を推論するちからが主に問われます。

 ルールはとても単純で、先手と後手に分かれて、コマを決められた方向に動かし、得点の書いてあるチップを1つずつ取っていくだけです。合計得点の高いほうが勝利ということになります。

 単純に目先の欲だけでいくと、思わぬ失点になったり、相手のほうがより得点が高くなってしまったりということもあります。「自分がこう動いたら、相手がこう動くだろうからこうしたほうがいい」ということを常に意識しながらプレイする必要がありますね。

 一発逆転とかそういうのはないので、地味なゲームではありますが、相手をうまく追いつめたときや、うまく出し抜いたときの快感を味わうゲームしょう。

 こちらは、プレイ時間は 5分くらいで、何回でもプレイできるような感じがしますが、実際にやってみると確実に脳に疲労がたまっていくのが分かります。上級ルールの方なら、連続で 5回くらいプレイすればもう十分という感じになります。そういった意味では、トレーニング効果の高いゲームなのかもしれません。

 個人的には、手を予測しきれないくらいの広さがある上級ルールで、説明書通り「まった」なし、1手30秒を目安にさくさくとプレイするのがいいかと思います。あまりじっくり考え込んでしまうと、テンポが悪くなってしまいますから。

 こちらは、どちらかといえば囲碁や将棋といったアブストラクトなゲームが好きな方がプレイすると強そうな感じがします。手軽に楽しめて、トレーニング効果抜群のゲームだと思います。


- 日本語スペラ -

 最後に紹介するのは、日本語で楽しめるマージャン風のワードゲーム「日本語スペラ」です。以前の「学習ゲーム特集」でスペラカードを紹介したのですが、今回はその日本語版になります。

 このゲームは、語彙力と文章構成能力、そしてひらめきが要求されると思います。

 ひらがなの書かれたタイルが各プレイヤーに16枚ずつ配られます、1枚引いて1枚捨てるというのを繰り返し、引いた1枚を加えた 17枚のタイルすべてを使って文章や単語を作るというゲームです。

 17枚というのは多いように見えますが、普段から使っている日本語で、文を作ってもかまわないというルールもあるので、いろいろと組み合わせてみると意外とできあがるものです。

 実際にプレイしたところ、だいたい数巡でアガリになるみたいで、5巡以上続くのはまれでした。17文字もつかえるので、面白い言葉もいろいろとできあがったりします。

 このゲームのいいところは、日本語で自由に言葉が作れることでしょう。こんな組み合わせでこんなものがというのがきっとできるはずです。みんなでわいわいとプレイしてみるのがいいかと思います。


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