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● 学習ゲーム特集 Part2 (後編) ●

 先週に引き続き、「学習ゲーム特集」をお送りします。今回は頭の体操にちょうどいい、デジタルゲームをお送りします。今回は、ボードゲームとはちょっと外れたジャンルになりますが、何か通ずるものはあるかもしれません。


- THE パーティー右脳クイズ -

 まずは PS2 のソフトから行きましょう。D3パブリッシャーから発売されている「THE パーティー右脳クイズ」です。

 タイトルではクイズとなっていますが、いわゆるクイズに必要な知識はいっさいいらないゲームです。画面上に積まれているサイコロの数をあてたり、表示されているお金の総額を答えたりと、知能テストのような感じの問題が出題されます。

 「右脳クイズ」と銘打っているだけのことはあって、30秒間でできるだけ多く正解を出すことを求められています。単純な問題が多いので、連続回答の気持ちよさが味わえるのではと思います。

 クイズの種類は 30種類あり、系統も難易度もさまざまです。あとになればなるほど難しい問題が出るようになっているので、腕にあわせて楽しめます。

 個人的に一番ウケると思われるクイズは「視力検査」です。文字通り、視力検査の円の欠けている方向を延々と答え続けるという単純なものですが、これが意外とはまるのです。

 一人用のモードで、新しいクイズをどんどん出していき、出していったクイズで記録に挑戦したり、メドレー形式でIQ値を競ったり、多人数で楽しんだりとプレイの方法は様々です。

 多人数でプレイするときは、同時プレイもありますが、同じクイズを1人ずつプレイしてスコアを競うというのも面白いです。

 とにかく、2000円と安価で面白いものがそろっているので、興味のある方はぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。


- 脳力トレーナー シリーズ -

 今回のメインとなる、「脳力トレーナー」シリーズと「脳を鍛える大人のDSトレーニング」をまとめて紹介します。どちらも、東北大学未来科学研究所の川島隆太教授が監修しております。

● 携帯脳力トレーナー

 まず、本家本元の「脳力トレーナー」を紹介すべきところなのですが、あいにく所有していないこともあり、携帯版を紹介したいと思います。

 「脳力トレーナー」の小型版で、3つのトレーニングで脳力を鍛えることができます。Training モードは、脳力トレーナーの基本となる、簡単な計算を 100問解いてタイムを競うというものです。

 足し算、引き算、かけ算のみで、答えも 1 から 19までなのですが、式の真ん中の穴埋めがあったりして、侮れません。また、100問全問正解しないとタイムは残せないようになっています。慣れないうちは 100問の計算はかなり脳を使う作業になります。

 Memoryモードは、10桁の数字を記憶して、いち早く答えるというものです。こちらも全問正解時のタイムを競います。これは、数十秒で終わる簡単なトレーニングになるでしょう。

 Challengeモードは、かなり脳を使う、短期記憶と計算の融合です。1つずつ表示される1桁の数字を覚えていき、「今表示されている数」と「2つ前に表示された数」の合計を答えていきます。間が 1つあいでいるのがポイントで、ふとしたことですぐに忘却の彼方へと追いやられたり、直前の数字と間違えたりということがあるのです。

 これは、全50問で回答数と同数の場合はタイムが記録されます。私も何度もトライしていますが、最高記録は 44問です。50問の完全制覇はかなりの集中力が要求されるものと思われます。

 携帯版ということで、ポケットに入るサイズですが、その分ボタンが多少押しにくいというのもあるかもしれません。どこでもトレーニングができるのは携帯版ならではですね。

● 脳力トレーナー [Win XP/2000/Me/98]

 お次は PC版の脳力トレーナーです。こちらはPCの特長を生かした問題が多数あります。計算問題は、難度の違う2種類と、マス計算が用意されています。こちらの問題はプリントアウトが可能です。

 脳機能テストとして、見た目にだまされず正しい答えを出していくモードと、短期記憶力を問われるモードが用意されています。

 毎日の記録がデータとして残されたり、脳に関する知識が聞けたりと、ちょっとした機能もついています。が、PC版の魅力は、自分の使い慣れたキーボードでストレスなく計算問題が解けることでしょうか。

● 脳を鍛える大人のDSトレーニング [DS]

 最後は、ニンテンドーDS版の「脳を鍛える大人のDSトレーニング」です。名称は違えど、脳力トレーナーの流れを受けている作品で、DSならではの機能が多数組み込まれています。

 まずは、基本のトレーニングからですが、プレイしていくうちに種類もジャンルも豊富になってきます。単純計算は短距離の 20問と通常の 100問が用意されています。100問はかなりハードなトレーニングなので、こういう配慮はいいですね。

 DS版の特徴としては、手書きと音声認識が挙げられます。キーボードやマウスで答えを入力するよりも、手書きや実際に声を出したほうが脳が働くのは明らかですからね。これはうまくできていると思います。

 PDAを使っていての比較ですが、手書き認識の質は数字はかなり優秀で、ひらがなはそこそこか若干悪いかという感じでしょうか。音声認識はけっこう質はいいのではと思いました。

 脳年齢チェックでは、3つのゲームの結果から脳年齢を測定するもので、判断力や記憶力が問われるものが多いです。トレーニングとは違った問題がプレイできるのも特徴ですね。

 ゲームの特性としては、毎日20分程度プレイしていくというタイプでしょうか。プレイ回数を重ねていくと、新しいトレーニングができたり、毎日の記録がグラフに残ったりと、シリーズの中で一番継続しようという気にさせる作りだと思います。

 お値段も 2800円と手頃ですし、手書きと音声認識によるトレーニング効果の高さで、完成度はけっこう高いのではと思いました。


 というわけで、先週と今週の 2週に分けてお送りした「学習ゲーム特集2」はいかがでしたでしょうか。紹介しきれなかったゲームや、先週の紹介後に増えたゲームもあり、またいずれやりたいと思います。

 学習ゲームに限らず、ボードゲームは普段使っていない脳の部分が使われているような、そんな気がします。楽しみながらリフレッシュできるというのが一番ですね。


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