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● モンスターのお話 (その 1) ●

 今回は、ちょっとボードゲームの話から外れてみます。PS 版の「ドラゴンクエストモンスターズ」(以下 DQM)が発売されるということで、モンスターの話を何回かに分けてやってみようと思います。

 この企画は、25000ヒットを取った柴宮両兵衛さんのリクエスト「DQM のお話」も兼ねてお送りします。というわけで DQM の話も交えつつ、他のゲームについても書こうかと思っています。

 ページ内ではほとんど触れていないのですが、私はモンスター系のイラスト(細かくいうといろいろとありますが、分かりやすく書くとこうなります)が好きなので、こういった企画は Garbage Box 内で、いずれやりたいと思っていました。

 趣味が思いっきり出るところなのでどんな話になるか予想が付きませんが、暴走しない程度に書こうかと思います。ふだんのコンテンツとは違った一面をお楽しみください。


- きっかけなど -

 私が、モンスター好きになった元をさかのぼっていくと、おそらく「ドラゴンクエスト」(以下 DQ)にぶつかると思います。初代 DQ は RPG に触れるはじめての機会で、世界観なども含めて本を買ったりした覚えがあります。ちなみに、これが後に TRPG に発展して、ボードゲームに触れる経路につながっているのかもしれません。

 ともかく、私が DQ にはじめて触れたときは、わくわくするゲームだと思いました。装備を調え、モンスターをやっつけるとかといったことは、ふだんの生活では味わえないですからね。

 DQ を支えていたものは、ポリシーのある世界観、BGM、そしてマンガっぽいようなモンスターのイラストだと思います。普通のファンタジーのモンスターで DQ が出ていたら、おそらく 3年くらいはプレイするのが遅れていたでしょう。

 ある意味親しみやすいモンスターのイラストだったので、個人的にこれはと思ったものもけっこう多いです。初代 DQ から DQ 5 にかけて、だいぶはまっていましたから、シリーズごとに何体かはお気に入りがいます。

 ちなみに、DQ 以降のファンタジー系の流れをゲームでたどると、ドルアーガの塔、FF が続き、Wiz (ゲームはやっていませんでしたが)で海外系に転び、TRPG (ロードス島戦記)でファンタジーのことをいろいろと知るようになって、今に至っています。

 途中で海外系に転んで、アメリカンなイラストにも、けっこうこれはというものがあったので MAGIC のイラストとかもぜんぜん抵抗なく入って行けたのかなと思います。


- DQ とモンスター -

 ファンタジーとか、モンスターが好きになったきっかけの DQ についてもうちょっと掘り下げてみます。

 DQ を始めた当時は、当然ファンタジーものの知識がなかったのですが、後でいろいろと調べてみると DQ のモンスターは、けっこうオリジナル(動物から持ってくることが多い)が多く、ファンタジーから持ってきたものでも独特のイラストで雰囲気がだいぶ違っていたりします。

 例を挙げると DQ のスライムといえば、水玉型で青いあの形がすぐに出てくるでしょうが、普通のファンタジーでいうスライムは、毒々しい色をしてドロドロした動く水みたいなものになります。余談ですが、DQ のスライムがあれだったら、絶対に人気ナンバーワンのモンスターにはならなかったでしょうね。

 賛否両論はあると思いますが、このあたりの、子供にウケそうな独自の解釈が「うまい」と思いますし、成功したきっかけにもなっているのでしょう。

 DQ 5, 6 で、モンスターを仲間にできるという要素が加わりました。このあたりは、ぜんぜん新しいことではないのですが、DQ のモンスターを持つ雰囲気から、育ててみようという気が起こりましたね。特に DQ 5 では、仲間にできるモンスターの種類も多かったので、いつの間にかモンスターだらけのパーティになっていました。

 逆にいうと DQ 6 では、モンスターの種類が激減したのと、転職システムのせいであまりモンスターを育てた記憶がないです。

 ちなみに、DQ 7 ではモンスターと職業のシステムが一本化されてモンスター職ができ、コレクションはモンスターパークと分かれるようになりました。

 今考えるとそれぞれのシリーズのシステムで、モンスターの位置づけも変わってしまったのだと思います。同じことをやるにしても、システムの組み方ひとつでこうも変わってしまうものだというのを実感しています。このあたりは、ボードゲームにもいえますよね。


- DQM のお話 -

 ここで、DQM についても触れてみます。

 DQ シリーズのモンスターを仲間にする要素を取り出して、特技をうまく受け継がせることで強くしていくといったものが DQM だと思います。

 やはり、あのイラストで描かれたモンスターは何か引かれるものがありますし、お気に入りのモンスターが仲間にできる(育てられる)というのは、楽しいものですよね。

 モンスターの種類は 200種を越えていますし、特技の数も多いので楽しみ方はいろいろとあります。簡単な例では、とにかく強いモンスターを作るもよし、全種類のモンスターも集めるもよしといった感じです。

 楽しみ方は人それぞれですが、やはりお気に入りのモンスターを育てるというのが面白いと思います。特技でウケを狙ったり、テーマに沿ったパーティーを組むのもいいでしょう。基本的に、地道な作業の繰り返しになるので楽しいと思ったことをやるのがいいのではと思います。

 このゲームのいいところは、仲間になるモンスターには性能の差があるのですが、弱いモンスターでも根気よく成長させていけば、かなり強くなるというところです(細かくいうと、耐性とかでどうしようもない部分も出てくるのですが)。

 あとは、シリーズを通してなんだかやわらかい雰囲気があると思います。モンスターを題材にしているとともすると殺伐とした感じになりやすいのですが、このあたりがいいところだと思いました。


- お気に入りのモンスター (DQ & DQM 編) -

 ここが今回のメインとなる、お気に入りのモンスターの紹介です。単に紹介だけしてもしょうがないので、雑談やよけいな知識なども交えながら書きたいと思います。

● ゴーレム (from DQ 1)

 初代からお気に入りのモンスターを挙げてみます。このあたりは、DQ 1 のころはあまり「これは」とは思わなかったのですが、アメリカンなイラストを見るようになってからいいと思い始めました。

 ゴーレム(Golem)は普通のファンタジーでも出てくるので、そちらの方から押さえておきましょう。簡単にいえば、魔法によって動くロボットみたいな感じです。材料はいろいろですが、DQ のゴーレムのようにレンガで作ったりというものもポピュラーです。作り主の命令を忠実に実行します。

 サイズはさまざまですが、DQ ほど巨大なイメージはありません。まあ、ゴーレムの色違いのゴールドマンが、金を運ぶ手間を省くため金塊に魔法をかけて作ったという話なので、そんなにかけ離れていないでしょう。

 忠実で力持ちというイメージがあります。仲間にしたら心強い存在といえるでしょうね。そのあたりがお気に入りです。イラストはどちらかといえばかっこいい系ですね。DQ の 4 コマにもけっこう出てきますね。

 データ的な話になりますが、DQ 5 以降は「めいそう」という自分の体力を回復させる特技を持っています。単純なパワー型のモンスターですが、こういった心憎い特技があるのがいいですね。仲間にすると本当に心強いです。

● 悪魔の騎士 (from DQ 1) と さまよう鎧 (from DQ 3)

 どちらも鎧系ですが、単純にかっこいいとか強そうだというところから来ています。でも、デビルアーマー(from DQ 6)はスルーだったりします。どうやら、等身とか体格の違いとかで影響されているらしいです。

 甲冑とかも、かっこいいものはかっこいいですからね。新宿のイエローサブマリンの入口にあるやつとかは、かなりいいですね。

 鎧系の場合は武器のチョイスとして、さまよう鎧のように片手剣が普通ですが、悪魔の騎士のように斧もまたいいですね。個人的には、甲冑と盾と片手武器がセットになります。いい感じにコアな話になってきましたね。

 DQ では、どちらも仲間にできませんが、どちらも防御力と攻撃力の高さがあります、さまよう鎧はちゃっかりホイミスライムを呼ぶところが、ポイントだったりします。

 DQM では、さまよう鎧は回復も使えましたし、悪魔の騎士は全体的に能力の伸びがいいという印象がありました。悪魔の騎士は、さまよう鎧からつくることができますし。

● オーク (from DQ 2)

 このページでも、こっそりと連呼している DQ で一番好きなモンスターです。外見を簡単に説明すると、人型ですがイノシシ顔で槍を持っています。DQ 5 にも登場しており、色違いのオークキングは仲間になるので、そちらの方で覚えている方もいらっしゃるかもしれません。

 これはと思ったきっかけなのですが、DQ 2 をやっていたときに敵として出てきて、茶色の体色と黄緑の服という色合いと、これまで見たことのなかったイノシシ顔で体格がいいという外見にひかれたのだと思います。実は自分の体型に似ているということもあるかもしれません(私の場合は単に運動不足なだけですが)。

 最初に DQ の方の話をしますと、なぜか回復呪文を使うらしく、DQ 5 で仲間になるときは最初から復活呪文が使えるというかなり扱いやすいモンスターだった覚えがあります。私の場合はもちろん最後まで一軍メンバーでした。HP が高めでいい装備ができて、なおかつ復活呪文が使えるのは便利です。

 DQM 2 では、全体的に能力値の伸びは悪いですし、復活呪文を使えるモンスターが増えてしまいましたが、それでも貴重なことにはかわりありません。

 見た目ほどパワー系ではないにしても、戦闘でもそこそこ役立ちますし、復活呪文まで使える、かなり役立つモンスターだと思います。でも、能力からではなく外見から選ぶ人はかなり少数でしょうね。

 普通のファンタジー系のオーク(Orc)は、あの「指輪物語」が元だそうです。映画版の絵を見る限りでは、体色が緑だったりと、かなりモンスター色が強いです。現在では、ウィザードリィやウルティマなどの影響からか、人型で豚の頭をしているモンスターとして知られています。ちなみに DQ 6, 7 のオークはそちらのタイプです。

 普通一般のファンタジーでは、悪の手先として働いている雑兵です。ゴブリン(Goblin)と扱いは近いでしょう。現にウィザードリィでは低階層に登場するザコですね。ただ、DQ で登場するオークは序盤には出てこないので珍しいでしょう。

 私の場合は TRPG をやっているということもあり、単に「オーク」といった場合は普通のファンタジーに出てくるほうを指します。DQ のほうは、区別のため「DQ のオーク」といっています。

 イノシシはもともとブタ科ですし、家畜化するとだんだんブタに近づいてくるので近い存在なのですが、オークといってイノシシから作るあたりのセンスがすごいと思いました。キャラクターの作り方のおかげで「醜い」というイメージがないのです。

● ホイミスライム (from DQ 2)

 話が長くなったので、ちょっと休める意味でスライム系からひとつあげてみました。ピンチの仲間を回復させるという回復役のスライムです。DQ の中では人気のあるモンスターだと思います。水玉型のスライムの下に触手があり、宙を浮いています。

 仲間想いのモンスターで、敵として出てくるとやっかいです。まあ、ホイミスライム自体は弱いのですが、同行しているモンスターがやっかいなことが多いのです。これは、仲間にしたいモンスターだと思っていたら DQ 4 から、仲間モンスターになります。

 DQ 5 でももちろん登場します。こちらは、戦闘能力の低い回復専門要員です。そこそこ使っていた覚えがあるのですが、3人パーティーだと通常時に攻撃力が欲しいわけで、オークキングに押されて 2軍落ちしてしまいました。

 これはと思った理由は、仲間想いなところと、回復能力の高さです。欠点としては、ホイミスライム自体がもろいので、回復役がいちばん最初にピンチになるという現象が起こりやすいことでしょう。なので、タイトな戦闘が要求されると 2軍落ちを余儀なくされるのです。

 とにかく、DQ で一番の回復モンスターだと思います。4コマのマンガでも頻出するくらいですから、キャラクターが作りやすいモンスターなのでしょうね。

● リザードマン (from DQ 5)

 最後に、ドラゴン系をひとつあげてみます。ドラゴンクエストというタイトルからも分かるとおり、ドラゴン系のモンスターは多いのですが、私がこれだと思うのは残念ながらかなり少ないです。

 そんな中で、リザードマンはなかなかのあたりでした。リザードマンには小さめの盾と剣が似合いますね(他の組み合わせでいいものもあるのですが)。この装備だと剣の達人というのがイメージです。

 DQ 5 では、色違いのシュプリンガーが仲間になるのですが、私にはそこまでの気合いがありませんでした(狙ってはいたのですが)。また DQM でも 3人パーティで戦士は 2人もいらないということから、後で仲間になったリザードマンは 2軍落ちでした。かなり不遇ですね。

 念のためいっておきますと、私はドラゴン系もかなり好きです。ただ DQ の場合はどうしても、極端にかっこいい系やかわいい系のドラゴンが少ないもので、私がいいと思う範囲から外れてしまうのです。

 リザードマン(Lizard Man)は普通のファンタジーにもよく登場します。2足歩行のトカゲという感じです。なぜか左利きが多かったりします。「カルドセプト」シリーズや「ドルアーガーの塔」などに出てくるポピュラーなモンスターです。

 実は、リザードマン、竜人、ドラゴンのあたりは書きたいことがあるのですが、コアな話になりそうなので次回に持ち越します。


 とりあえず、今回のお話はこのあたりにしたいと思います。ふだんとはタイプの違うお話だったので、最後までついてこれたかどうかが心配です。

 この企画は続き物ということで、モンスター(クリーチャー)が多数登場し、このサイトのネタになるところで「カルドセプト」あたりをネタに紹介していきたいと思います。次回は、もうちょっとコアな話も盛り込むかもしれません。


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