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● モンスターのお話 (その 2) ●

 だいぶ間が空いてしまいましたが、モンスターのお話の続編です。今回は「カルドセプト」を中心に書きたいと思います。趣味が思いっきり出るところで、なおかつコアな話も入ると思います。


- カルドセプトとモンスター -

 最初にゲームのお話を。「カルドセプト」は、ファンタジーな世界を舞台にした TCG の要素もあるボードゲームです。最初は SS で発売されたので、悔しい思いをしたのですが PS への移植版からプレイし始めました。

 ゲーム中どこでモンスターが出てくるかというと、自分の資産のもととなる土地を確保するときに登場します。クリーチャー(creature) と呼ばれており、自分の土地を守るのに召還されます。また、土地を守っているクリーチャーを倒すことで、その土地をうばうことができるわけです。

 クリーチャーと戦闘が大きな要素をしめるゲームなので種類も多いですし、特性などもかなりバラエティーに富んでいます。私好みのなかなかしっかりとした世界観があり、クリーチャーの出典もいろいろとあります。カードイラストにもだいぶ力が入っています。

 話はちょっと逸れますが、ゲーム中にいろいろとサポートしてくれるナビゲーションの英語もなかなかよくできています。周回ボーナスをもらうときの You got a reward. とか、戦闘で防御側が勝ったときの The defense was too strong. などメッセージをとってもなかなか考えられていますね。


- お気に入りのモンスター (カルドセプト編) -

 今回は、数が多いのでさっそくモンスターの列挙に入ります。カルドセプトに関しては、モンスターには属さないものも入っていますが、ここでは分かりやすさのためモンスターとひとくくりにしておきます。

● ワーウルフ (from 1 & 2)

 最初はポピュラーなところから、狼男(ワーウルフ; Werewolf)です。満月の夜に狼の姿に変身するという話はかなり有名なところでしょう。原因はさまざまですが、ふだんは人間でもある条件で獣の姿に変身するものを全般的にライカンスロープといいます。

 ライカンスロープの種族名ですが、英語で書くときは were + (動物名)、カタカナ表記すれば「ワー(動物名)」となるものが多いです。ネズミならワーラット(Wererat)、熊ならワーベア(Werebear)、虎ならワータイガー(Weretiger) といった具合です。

 ライカンスロープが獣の姿になっても、基本的には 2足歩行で動きます。姿が変化するしないに限らず、動物の姿をして、人間のように 2足歩行をする生き物を、獣人(じゅうじん)と呼びます(ちなみに、英語だとなかなかしっくりくる表現がなかったりします。furry だとちょっと意味が広くなりそうですし)。

 さて、コアな余談はこれくらいにして紹介に入ります。カルドセプトでワーウルフはそんなに使い勝手のいいクリーチャーではありませんが、カードのイラストがなかなかいいので紹介したというわけです。ワイルドさがよく出ていると思います。

 ワーウルフの特殊能力は、相手クリーチャーを一定の確率で「ウルフ(Wolf)」に変化させるものです。ウルフは単なる狼ですから特殊能力はありませんが、マップ上のイラストがなかなかいい感じです。

● ドラゴン (from 1 & 2)

 ファンタジーの花形といえば、ドラゴン(Dragon)でしょう。カルドセプトシリーズでは、なかなかイラストもいい感じなので、こちらの方で紹介します。ドラゴンといっても、東洋、西欧、南米とかでいろいろと違ってきますが、ここではファンタジーによく出てくる西洋のドラゴンのお話を。

 普通にイメージしているとおり、(サイズはまちまちですが)大きくて、空を飛んで(例外あり)、炎をはく(これも例外あり)、モンスターです。とはいっても実在したわけではありませんから、いろいろなタイプがいてもおかしくないわけです。このあたりのイメージの自由さもドラゴン特有ですね。

 私のイメージだと、倒す倒されるというより、1つの種族として接するといったスタンスのほうがしっくりきます。理由もなく敵対するにはあまりにも大きな存在ですから。

 ドラゴンに近いものとして、翼竜(ワイバーン; Wyvern) とかドレイク(Drake)とかがあります。東洋の龍も、一部の恐竜もドラゴンに近いでしょうね。

 さて、ここからがゲーム上のカードの説明です。ドラゴンは、確かに強いクリーチャーなのですが、それ以上に配置条件が厳しくて使いどころのないクリーチャーになっています。腐ってもドラゴンのドラゴンゾンビはそこそこ使い勝手があるのですが。

● ミノタウロス (from 1 & 2)

 ミノタウロス(Minotaur)は、ラビリンスの伝説で有名なモンスターです。牛の頭をした人間で、牛のしっぽが生えていることが多いです。斧を持っていることが多いのは、固定されたイメージなのでしょうか。ちなみに、ミノタウロスは 1つの種族なのでライカンスロープではないのですが、牛獣人ということにはなります。

 ミノタウロスは見た目と同様に、パワフルなモンスターです。伝説と同じように迷宮にいるという印象が強く、ダンジョンものが多かった昔のファンタジー RPG ではよく登場します。

 カルドセプトシリーズでは、火属性の何の特徴もないクリーチャーですが、カードのイラストはなかなかいい感じです。いや、ミノタウロス自体いい感じのイラストに当たることは多いのですが。

 ファンタジーによく出てくるモンスターは、ゲームによって属性が変わることが多いのですが、ミノタウロスというとほぼ確実に火属性だというイメージがあります。気のせいなのでしょうか。

● リザードマン (from 1 & 2)

 DQ のところでも紹介した、リザードマン(Lizardman)です。カルドセプトに登場するほうが、一般的なリザードマンの姿でしょう。

 先にゲーム上のカードから説明すると、昔は何の特徴もないクリーチャーでしたが、今は先制攻撃が付きます。手頃なクリーチャーなので、コンセプトによっては使えるでしょう。

 リザードマンも、ファンタジーや SF あたりでよく登場するので、かなりポピュラーな部類に入るでしょう。モンスターというよりは、1種族としてとらえたほうがいいのかもしれません。

 関係する種族として、リザードマンよりもうちょっとドラゴンに近い種族もあります。ドラゴニュートとかと呼ばれるものもありますが、獣人と同じような感じで総称で、竜人(りゅうじん)ということが多いです。

 ドラゴンに近いということもあり、ややパワー型といったイメージが強いのですが、いろいろなゲームに登場するだけあって、バリエーションはかなり広いですね。これも、ドラゴンと同じように自由なイメージができるというのもあるのでしょう。

● ドワーフ (from 1 & 2)

 ドワーフ(Dwarf)はモンスターではありませんが、ここで紹介します。ファンタジーでは、ドラゴンランスなどいろいろな作品に登場するのでかなりポピュラーな部類に入るでしょう。

 共通のイメージとしては、背が低くて、がっしりとした体系で、斧をよく持っていて、ひげが生えているといった感じでしょうか。偏屈だったり、欲張りだったりすることも多いのですが、頼りがいのある、渋い役回りにつくことも多いですね。

 モンスターの話なのにどうして取り上げたかというと、ファンタジーの種族の中で一番好きな種族だからです。主役になることはないのですが、個人的に引かれる役回りが多いですからね。物語最終話直前に殉職というパターンもよく見られます(個人的には、けっこう悲しいのですが)。

 カルドセプトの話に戻りましょう。シリーズを通して手軽で体力の高いクリーチャーであることから、バラ巻きからそのまま拠点用に多用するクリーチャーです。アイテム使用制限もないので、何かと役に立ってくれます。逆にいえば、特徴がないので入れているスペースがもったいないという話もあるのですが。

● ワーボア (from 1 & 2)

 ワーボア(Wereboar)は、ワーウルフと同様にライカンスロープです。boar は猪ですから、猪獣人になります。ライカンスロープのところでまとめてもよかったのですが、あえて個別で紹介します。

 ゲーム上では、初代は何の特徴もないクリーチャーでしたが、セカンドでは侵略時に攻撃力が上がるという能力がつきました。とはいうものの、ちょっと使いにくいクリーチャーですね。

 カードイラストはまあ普通かと思ったのですが、マップ上のイラストにやられてしまいました。初代の微妙に耳が動くアニメーションはかなり傑作だと思います。ちなみに、ワーボアは猪獣人ですから、イノシシをモチーフにした DQ のオークと外見が似ています。

 ワーボアが出てくるゲームはほとんどないので、個人的にはもっと出てきてほしいと思うマイナーなモンスターなのでした。

● ワールウィン (from 2)

 クリーチャーではないのですが、かなり気に入ったキャラクターなので特別に挙げてみることにしました。カルドセプトセカンドでは、ライバルもなかなかよさそうなキャラクターがいました。ひとりはピケットなのですが、それ以上に私の好みのキャラクターがワールウィンです。

 これまで、カルドセプトのライバルキャラクターというと、けっこうツッコミどころが多くある意味いいキャラクターがそろっていたのですが、ワールウィンはその中ではかなり異色なキャラクターです。

 外見から行くと、猛禽類の頭と翼をもついわゆる鳥人です。カルドセプトではこれまでなかった本当に正統派のまじめなキャラクターです。ネイティブアメリカンの生活とかに近い設定も私的にはけっこうくるものがあります。セリフ回しなどを見てもけっこうしぶいですね。これだけ私のツボを突いてくるキャラクターは珍しいです。

 ネタバレになるので多くは書きませんが、ストーリー的にもけっこういい部分で関わってきてかなり満足のいく展開でしたね。かなりいいキャラクターだったので、そのまま BBS のアイコンの対象になりました。


- お気に入りのモンスター (ボードゲーム関係から) -

 このページの題材になるようなボードゲーム、カードゲーム、コンシューマゲームはたいていは内容で買うのですが、たまに箱絵やカードの絵などが目当てで買ってしまうものもあります。この際ですから、お気に入りのイラストの話を一挙に放出します。

● ガルガ (from ディオラムス)

 コンシューマボードゲームでお気に入りのキャラクターといえば、「ディオラムス」のガルガです。決してメジャーではないのですが、イラスト的にもキャラクター的にもけっこう気に入っています。BBS のアイコンになっているのですが、虎獣人にあたります。

 ちなみに、これを書いている時点で私の PC の壁紙は「ディオラムス」のガルガのやつです。公式ホームページからダウンロードできたと思います。

● パワープレイの選手たち

 ドイツゲームの「パワープレイ」は私がはじめてイラスト目当てで買ったカードゲームです。アイスホッケーのゲームなのですが、選手のイラストがなかなかいいのです。Doris Mattaus の暖かいイラストと、獣人選手の多さが気に入っています。

 カードごとだと Karl der Keiler とか Rolf der Wolf とか Goal Zilla とかですね。といっても、原作をもテイル方はあまりいないと思うのですが。余談になりますが、BBS のユニコーンのアイコンは、このゲームからとっています。

● エルフェンランド / エルフの玉座

 「パワープレイ」と同じく Doris Mattaus のイラストです。移動手段としていろいろなモンスターが出てくるのですが、どれもなかなかいいです。ドラゴンとか、トロールとかが登場します。


- その他のゲームから -

 せっかくなので、その他のゲーム(コンシューマ中心)からも紹介しましょう。BBS でボードゲームと音ゲー以外のゲームが取り上げられたときは、たいていイラスト目当てです。列挙するとけっこう傾向が分かってしまうのではと思います。

● TRPG

 TRPG で出てくるモンスターでこれまでに取り上げていなかったもので、ケンタウロス(centaur)がありました。上半身は人間、下半身は馬のこれもポピュラーな種族です。ちなみに centaur は英語読みすると、セントールになりますね。どのゲームのというものはないのですが、いいイラストに当たることがまれにあります。

 TRPG 全般のイラストは、外国産のほうがお気に入りが多いですね。D & D のイラストはベタですが、やはり好きです。表紙絵に気を取られて、中をあけると文字ばかりというのがアメリカ産の TRPG です。原書を買うときには注意しましょう。

 国産は「エルジェネシス」がイラスト的には一番のお気に入りです。竜人のテンプレートは、なかなかいいイラストでしたね。TRPG の場合、獣人系のモンスターに近い異種族をプレイすることだってできます。

 こんな希望を叶えてくれるゲームはというと、手軽に行くなら「パワープレイ」(前述のドイツゲームのやつとは全く別物です)、こってり行くのなら GURPS + Fantasy Folk (原書のみ)があります。

● MAGIC

 お次は MAGIC (MAGIC; the Gathering) です。かなり長い間プレイしてきたので、お気に入りのイラストもけっこう多くあります。Ron Spencer とか、Paolo Parente とか好きなイラストレーターもいますね。

 MAGIC の場合は、ゴブリン(Goblin)、ミノタウロス(Minotaur)、オーガー(Ogre)などといったファンタジー系によく出てくるモンスターのイラストがいかにも本場物という感じで好きですね。

 マジックのイラストに入った原点は、大喰らいの巨人(Craw Giant)のクロニクル版です(第5版のほうじゃないです)。これぞアメリカ版といった感じですね。

● コンシューマ(ボードゲーム以外)

 それでは、コンシューマの話を。その 1 で DQ もとりあげたので、その他の RPG ということですが、FF シリーズはここのところ疎遠になってしまっています。FF 6 あたりまではプレイしていたのですが... 召還獣のいくつかはけっこう気に入ったものがありましたね。

 スクウェア系の作品では、レジェンドオブマナとかそのあたりのイラストの一部が気にかかるところです。原作も買っていないし、攻略本も買っていないのですが。ちなみに、ゲームを持っていなくてもイラスト目当てで攻略本を買ってしまうことがあります。

 あとはというと、「ブレスオブファイア」(BOF)でしょうか。この作品に限らず、カプコンのイラストはなかなか好きなものが多いのです。画風の変わった BOF 3 以降のほうが好みです。BOF 4 は結局買わずじまいでしたが。

 お気に入りはというと BOF 3 のガーランドです。このキャラクターはこれまでプレイした RPG のなかで一番お気に入りのキャラクターになります。BOF 4 ならクレイですね。

 その他のジャンルだと、その筋の方には有名な FEDA ですね。かなり昔ですが、初代は買ってプレイしましたね。FEDA 2 は買えずじまいでしたが。初代だと、ダンとかリチャードとか、とにかくいい感じのキャラクターが多かったですね。


- まとめ -

 今回は 2回に分けて、モンスターの話をしてきました。自分の好きなモンスターを紹介しつつ、ほんのちょっとだけモンスターの知識みたいなものも交えてみました。もともとファンタジーものの原点はアメリカなので、モンスター名も英語で書けるものは併記してみました。あまり役に立たない知識だとは思うのですが。

 とはいってもやはり、最後の方は好きなモンスターのオンパレードになってしまいました。ある程度の傾向が分かってしまったのではと思います。ボードゲームの情報を集める一方で、イラスト目当てのゲームもということが多いですね。

 普通のコーナーではやらない話題でお送りしましたが、BBS あたりでそれとなくネタを出すことがあるので、脈絡のないゲームが出てきたら思い出してみてください。


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