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● プラットフォームの違い ●

 今回は、ボードゲームの「プラットフォームの違い」について書こうと思います。ここでいう「プラットフォーム」は、アナログボードゲームとか、コンシューマーのゲームとかそういった、ゲームの媒体のことをさします。

 このページでは、分かりやすさとプレイヤー層の違いから、アナログボードゲームとコンシューマーのボードゲームに分けてコーナーを作っています。

 私のまわりだけの話かもしれませんが、コンシューマーのボードゲームに手を出している人で、アナログボードゲームにも手を出している人はほとんど見かけません。同様に、アナログボードゲームをやっている人で、コンシューマーのボードゲームをやりこんでいる人もそんなにはいません。

 コンシューマーからの人はともかく(アナログボードゲームにふれる機会は少ない)、アナログボードゲームをやっている人があまりコンシューマーのゲームに手を出さないのはなぜでしょうか?

 そんなことを前々から疑問に思っていました。というわけで今回は、それぞれのゲームの特徴と共通点から、プラットフォームの違いについて思ったことを書いていきます。


 まず最初に、アナログボードゲームとコンシューマーのゲームの特徴を挙げてみます。

● アナログボードゲーム

 アナログボードゲームはその媒体上、必ず対戦相手を必要とします。ボードゲームをやる人にとって、プレイヤーを集めるのは一番大変なことです。初めての人が入った場合は、ルール説明から丁寧にやらなければいけません。

 ボードゲームは日本製のものは数が少ないのですが、海外に目を向ければ意外と種類が豊富です。ジャンルもけっこうそろっているので、「プレイヤーにあったゲーム」を選ぶことができます。

 また、いろいろな系統のゲームをプレイすると、ゲームを見る目が養われると思います。何か「世界が広がった」という感じになります。

 ところが、実際に入手するとなると普通の店では扱っていないので、ちょっと大変です。このページを読める方であれば、通信販売をしているところがあるからまだいいのですが。

 「プレイヤーが集まる」状況ができないとプレイしにくいので、ゲームサークルなどでプレイされるのが普通でしょう。

● コンシューマーのボードゲーム

 コンシューマーのボードゲームは、CPU がついているので対戦相手がいなくてもプレイはできます。対人線が面白いのはいうまでもないのですが、CPU とやってもある程度「面白い」のが理想ですね。

 対戦相手を必要としないことは、新しく広めるときに役に立ちます。最初にやり方を説明しておいて、あとはソフトを貸して練習してから対戦ということができます。これはコンシューマーならではですね。

 さらに、入手が容易なこともあげられます。ゲームソフトならいろいろなところで売っていますね。いわゆる、人気シリーズならだいたいは入手できると思います。ジャンルの性質上、中古で値下がりしにくいのが特徴でしたが、今では廉価版もあります(廉価版に手を出すのは慣れてからのほうがいいでしょう)。

 ただし、日本ではコンシューマーのボードゲームはまだまだマイナーです。本数が少ない上に、基本的にお金儲け系のゲームばかりなので、その手のゲームが嫌いな人にはきついかもしれません。


 それぞれの特徴をあげたところで、今度は共通点をあげようと思います。

● 共通点

 プラットフォームが違うといっても、ボードゲームはボードゲームです。表現の方法が違うだけで、ゲーム的な楽しさはどちらも同じです。

 対人戦の楽しみも同じです。コンシューマーでも、アナログボードゲームと同様に対人戦の楽しみを味わうことはできます。コンシューマーの方をやっている方で、対人戦をしたことのない方はやってみるといいでしょう。「世界が広がる」ことでしょう。

 対人戦をやろうとすれば、メンバーを集めるのが大変なのも同じです。ボードゲームを広めようとする限り、この悩みはなくなりませんね。

 プレイ時間も実はほぼ同じです。コンシューマーの方から見ると、「アナログボードゲームは時間がかかる」と思われがちですが、ここで扱っているようなゲームではだいたい同じです。もっとも、時間の問題はプレイヤーによるところが大きいのですが。

 1ゲームあたりの値段も同じです。PSソフトは定価で 5,800円に対して、ボードゲームもだいたい 5,800円です(ゲームによって異なりますが)。カードゲームだと 1,800円くらいです(2,800円の物もあります)。これを安いと見るか高いと見るかはプレイヤー次第ですね。


 プラットフォームごとの特徴と共通点を挙げてみました。私は、ゲーム的に見れば「プラットフォームの違いは表現の違いにすぎない」と思います。どちらにしても、面白いゲームは面白いですよ。

 ボーダレスにゲームをプレイすることは、ゲームに関する考え方や経験にいい影響を与えると思います。「アナログボードゲームは複雑そう」とか「コンシューマーのゲームは飽きそう」とかとお思いの方もぜひプレイされてみてはいかがでしょうか。


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