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● 普通電車の旅(秋田編) ●

 ゲームとは無関係な話題ですが、2001/8/4 に 18切符を使って秋田に行って来たので、そのときの様子などを書こうと思います。


- プランニング -

 前々から、時間のあるうちに秋田に行ってみたいと思っていたのですが、なかなか機会がありませんでした。8月になったら時間がとれそうだと思ったので、18切符で行ってみようと計画を考えていました。

 7月に東京に行く用事があって、日程をたてているうちに 18切符で秋田に行けることが判明しました。それで、プランができあがったわけです。18切符はいたストオフに出るのと、今回のようなフリーの旅がしたいと思ったので、購入することは前々から考えていました。


- 出発前 -

 出発前の 8/1 あたりに、宮城県北部に大雨がふりました。私の住んでいる仙台では、夕立が降ったくらいなのであまり気にならなかったのですが、ひょっとしたらプラン変更のおそれがあるんじゃないかと思っていました。

 「例の企画」が終わった 8/3 に、プラン確認のためにいろいろと調べたら、田沢湖線や北上線に影響が出ていることが判明しました。今回の旅には影響がなかったのですが、同時に調べたときに北上線経由のルートも見つかったので少し残念でした。

 朝 6:14 の電車に乗る予定だったので、とりあえず早く寝ることにしました。ところが、夜中の 1:30 ころ、仙台でも結構激しい雷雨がふりました。目が覚めてしまい、変なことになっていないかラジオで状況を確認しましたが、結局何も分からずに寝てしまいました。


- 出発 -

 翌朝 4:30 に目覚ましで起きました。こんなに早起きしたのは初めてです。外はまだ暗かったですが、雨は残っていない様子なので、一安心。ホームページのアップロードをして、ついでに状況を確認して 5:30 に原付で駅方面に向かいました。

 駐輪場に原付を止めて駅に向けてしばらく歩くと、七夕の準備をしている様子が見られました。仙台では 8/6 〜 8/8 が七夕祭りなのです。まさか、竹を運ぶところが見られるとは思いませんでした。

 6:00 くらいに駅に到着。飲み物(お茶)を買って仙山線のホームへ。しばらくすると電車が到着して、そのまま乗り込みました。


- 行き -

● 1本目 仙山線 (仙台 6:14 〜 山形 7:44, 62.8km, 18駅)

 最初は、仙山線で山形に向かいました。仙台から秋田まで行くルートは何通りかありますが、どこで奥羽山脈を越えるかで変わってきます。ちなみに最初のプランでは、秋田新幹線と同じルートを通り、盛岡経由で行く予定でしたが、田沢湖線のダイヤの少なさに挫折してしまいました。

 仙山線に乗るのは、2度目でしたが車両も東北本線と変わらないのであまりここで書くことはありません。4両編成とこの旅で乗った電車の中では最も長いものでした。

 今回は、道中の様子はかなり省略しますが、景色はなかなかでした。緑の多いところを抜けるので、この季節がいちばんいいかもしれません。あと思ったことは、仙台市ってかなり広いということです。もっともこの路線は仙台市と山形市しか走っていないのですが。

 待ち時間の関係上、終点の山形まで乗って次の電車を待ちました。ここで、朝食をとりました。山形駅は、山形新幹線の駅ではあるのですが、そんなに広くありません。時間が早すぎたせいもあり、駅構内にあまり店がなかったので、食事は本当に簡単なものを選びました。

● 2本目 奥羽本線 (山形 8:14 〜 新庄 9:22, 71.5km, 17駅)

 駅構内で食事を取り終わった直後に、2本目がやってきたので乗り込みました。このあたりも早い時間帯なので、車内は結構すいています。電車は 2両編成で、ボックス席ありだったと思います。

 山形から新庄の間は平地が続いているので、トンネルと山道の多いところよりは景色は見飽きないと思います。後、この路線は山形新幹線と一緒になっています。早起きがたたってか、この区間はほとんど寝ていたので余り覚えていません。18駅も通ったはずなのですが、5駅くらいしか記憶がありませんでした。

 始発駅から終点までずっと乗っていく場合はいいのですが、途中乗り換えが必要な区間は注意しなければなりませんね。今回のような 18切符の旅の場合は、寝過ごして乗り越すと即ゲームオーバーになりますから。

 ゆっくり休息を取ったところで、新庄に着きました。山形新幹線の終着駅に最近なったせいか、駅構内はこざっぱりとしていました。思ったより広くないというのが、初めて見たときの感想でした。

 次の電車の出発時刻は 10:33 です。ということは、どんなに少なく見積もっても 1時間は待つことになります。まだ 9時台なので店も開いていませんし、駅構内にはほとんど何もありません。こんな状況の中、1時間ほど電車待ちをしていました。

 とりあえずトイレに入ったり、眠気がとれなかったのでコーヒーを買って飲んだりしていましたが、そんなもんでは時間はつぶれません。ベンチに座って時刻表を見たり、ちょっとホームを歩き回ってみたりしてどうにか時間をつぶしていました。

 あと、山形新幹線も目撃しました。福島駅でやまびこ号とつながっているのを見ると小さく感じますが、在来線のホームに入っているのを見ると、何か違うような感じなします。実は、山形新幹線も秋田新幹線も乗ったことがありません。

● 3本目 陸羽西線 (新庄 10:33 〜 酒田 11:21, 55.2km, 3駅)

 3本目は、秋田に行くだけなら別に通らなくてもよい酒田に向かいました。なぜそのようなルートを選んだかというと、日本海が見たかったからと、そっちを通ったほうが 30分ほど早く秋田に着くからです。

 この区間は快速なので、かなり快適に進めました。電車は 3両編成で、2人用のボックス席と、1人用のシートがあったりとかなりゆったりしていました。この前、新潟に行ったときも思ったですが、このあたりの快速列車は車両が新しく、かなり乗り心地がいいです。しかも時間の短縮にもなるので、いいことずくめです。

 最上川沿いに進んだのですが、先日の大雨の影響で川の水量が増して、川の水が濁っていたのが残念でした。途中でライン下りの船も発見しました。私の感想では、景色のきれいさでは磐越西線のほうがよかったのですが、待ち時間とか、乗っているときの快適さではこちらのほうが上だと思いました。

 そうこうしているうちに、酒田に着きました。駅はそんなに大きくありませんが新潟方面と、山形方面、秋田方面に行けるので、交通の要所ではあります。酒田駅には 0番ホームがあります。あとで増設して、ホーム番号を付けるのに困って 0番になったと思いますが、珍しいですね。

 秋田には 14:06 につくのでここで昼食と思ったのですが、昼食をとれるのが駅弁しかありませんでした。食べるベンチくらいしかないので、ここは我慢して秋田まで移動することにしました。ここでも 1時間くらい待ち時間がありましたが、新庄よりも時間をつぶすのが大変だったかもしれません。

● 4本目 羽越本線 (酒田 12:16 〜 秋田 14:06, 104.8km, 28駅)

 4本目は、秋田に向かう路線では最も長丁場の羽越本線でした。この区間は日本海沿いを走るので、少々期待して乗り込みました。ボックス席がないタイプだったので、海が見える方向に乗り込んで出発しました。ちなみに、2両編成だったと思います。

 結構いいところを走る割に、ここも途中は結構寝ていました。海が見える距離自体は長いのですが、海岸線と海が見えるというよりは、海だけが見えるという感じでした。あと、日本海は太平洋よりも見ていて爽快感がなかったように思えました。

 かなり昔にバスで金沢方面に行ったことがあるのですが、そのときの海の印象が強かったせいか、今回はちょっと期待通りにはいきませんでした。

 そして、秋田に到着しました。秋田は駅自体は広くないのですが、整備されていてきれいな感じがしました。昼食をとって、市内をちょっと観光して、おみやげなどを買って時間を費やしました。今回は滞在時間が 2時間 25分だったので、ざっと回るだけしかできませんでした。竿灯祭りの会場にも行きましたが、時間帯が違うので雰囲気だけを味わってきました。


- 帰り -

● 5本目 奥羽本線 (秋田 16:31 〜 新庄 19:07, 144.9km, 27駅)

 帰りのホームで秋田新幹線のこまちを目撃しました。新幹線は専用ホームなので直接は入れませんが、普通のホームと同じような感じのところに止まっていました。これも、普通の新幹線と一緒だと少し小さい感じがしますが、通常のホームにあると違和感を感じますね。

 さて 5本目は、この旅の最も長丁場な区間です。駅数は少ないのですが、駅間が長いのです。途中の横手で北上線に乗り換えて、北上に行くという手段もあったのですが、残念ながら大雨の影響で横手とほっとゆだの間がバスでの代行運転になっていました。

 18切符の旅ではスケジュールのずれが即ゲームオーバーにつながるので、あきらめて従来通りのプランで行きました。

 さて、この区間は長かったせいもあって途中は結構寝ていました。景色は平野部できれいなのですが、長時間見ると飽きるかもしれません。田園地帯なので、この時期がいちばんきれいかもしれませんね。初代スーパー桃鉄のクイズの問題になった及位(のぞき)駅もこの路線にありました(一応ゲームサイトらしいところをアピールしておきましょう)。

 ここではあまり書きませんでしたが、ここに登場したほとんどの路線は単線になっています。特急や逆方向の電車との通過待ちが多少あります。しかし、宮城南部や福島県内の常磐線や、磐越西線よりは気になりませんでした。通過待ちで、遅れの時間調整をしているということもあるのかもしれません。

 結構長い区間でしたが、新庄に到着しました。この時点で 19:07 と外はだいぶ暗くなっています。2度目の新庄駅でしたが、ゆっくりしている間もなく、次の電車に乗り込みます。

● 6本目 陸羽東線 (新庄 19:11 〜 鳴子温泉 20:13, 49.2km, 12駅)

 6本目は新庄から宮城県有数の温泉地、鳴子温泉を通る陸羽東線です。電車は 2両でそんなに新しくはありませんでした。

 夜の間を走っているせいか、外の様子はほとんど分かりませんでしたが、あまり乗客が多くなかったのでゆったりと座っていました。忘れていましたが、この路線はワンマンカーになっていて無人駅が結構多かったです。実際にワンマンカーに乗ったのはこの旅が初めてでした。

 景色がよく分からなかったので、そのあたりの解説は飛ばして鳴子温泉の様子を。乗り換えのためにホームに降りると、温泉の硫黄の香りがしました。やはり温泉はこうでなくっちゃと思ったりしていました。私はつい先日、宮城蔵王に行っていたのですが、あそこは硫黄泉じゃなかったのでそんなに温泉に行った気がしなかったのです。

 私の出身地である福島のまわりには結構温泉が多いのですが、よくよく考えると全部硫黄泉ですね。飯坂温泉も、土湯温泉も、(あまり行かないけど)高湯温泉も、岳温泉もそうですね。

 あと、鳴子は確か初代桃鉄の物件駅でしたね。温泉とこけし屋があったような気がします。いつ頃からなくなったんでしょう?

● 7本目 陸羽東線 (鳴子温泉 20:17 〜 小牛田 21:14, 44.9km, 14駅)

 7本目は陸羽東線の続きで、東北本線と接続する小牛田に向かいました。この電車も前の電車と同じく 2両編成で 1人用の席がありました。

 いきなり温泉帰りの人が入ってきたりと、いかにも温泉地を走っているような感じがしました。この路線は、途中で新幹線駅の古川を通るので、そこまで行く人も結構多いようです。古川から新幹線に乗ると予定よりも 1時間近く早く帰れるのですが、18切符では新幹線に乗れませんし 1700円ほどを払うのもちょっとと思ったので、そのまま乗っていました。

 古川駅で乗客がかなり多くなりました。どうやら、東北本線に野って仙台の方に行く人が多いようです。座れなくなるくらい混みはしませんが、結構乗客が多い状態で小牛田に到着しました。

 小牛田で次の東北本線の終電を待っていたのですが、ここでの 30分待ちは結構長く感じました。小牛田も基本的になにもない駅なので、時間をつぶすところがないのです。石巻線とか、気仙沼線とかの三陸海岸へのアクセスもあるので結構交通の要所にはなっているのですが。

 待っている間に、カシオペアが通過するのを目撃しました。車内は本当にきれいで、雰囲気があるような感じでした。一度でいいから乗ってみたいと思ったりしたのでした。

● 8本目 東北本線 (小牛田 21:44 〜 仙台 22:29, 43.2km, 10駅)

 最後は仙台行きの終電の東北本線でした。仙台に向かう電車だけあって車内は結構混雑していました。しかし、北から仙台に向かう電車は意外と終電が早いのですね。もうちょっと遅いのがあってもいいと思うのですが。

 この区間は、一度盛岡まで行ったときに乗ったことがあるのですが、今回はほとんどの区間で寝ていました。夜なので景色が見えないということもありましたし。電車は 3両編成でしたが、今回の旅の中でいちばん乗客が多かったと思います。

 そうこうしているうちに仙台に到着しました。あとは、駐輪場で原付を拾って家に帰るだけです。仙台駅に到着したのはほぼ時間通りでしたが、家に着いたのは 23:00 ころでした。


- 総括 -

 今回は、これまでの旅の中で最も電車に乗っている区間が長い旅でした。路線別のデータをちょっとまとめます。ちなみに、合計で 119駅(重複あり)に停車し 9240円分乗車しました。

1本目 仙台 〜 山形
62.8km を 1時間 30分 (41.9 km/h)

2本目 山形 〜 新庄
71.5km を 1時間 8分 (63.1 km/h)

3本目 新庄 〜 酒田
55.2km を 48分 (69.0 km/h)

4本目 酒田 〜 秋田
104.8km を 1時間 50分 (57.2 km/h)

行きの合計
294.3km を 5時間 16分 (55.9 km/h)

5本目 秋田 〜 新庄
144.9km を 2時間 36分 (55.7 km/h)

6本目 新庄 〜 鳴子温泉
49.2km を 1時間 2分 (47.6 km/h)

7本目 鳴子温泉 〜 小牛田
44.9km を 57分 (47.3 km/h)

8本目 小牛田 〜 仙台
43.2km を 45分 (57.6 km/h)

帰りの合計
282.2km を 5時間 20分 (52.9 km/h)

全体の合計
576.5km を 10時間 36分 (54.4 km/h)

 計算して分かったのですが、仙山線は思ったより遅い路線なのですね。快速を使えば 1時間ちょっとで行けるので、そうするとかなり早い路線なのですが。あと快速はやはり速度の差が歴然です。駅に止まらないのはかなり時間短縮になります。あと、陸羽東線は見た目でも分かりますが、やはり遅い路線でした。

 通過待ちの時間と停車時間が速度に大きく関わります。こうして計算してみると、快速のありがたさがよく分かります。

 とりあえず本編はここまでですが、ちょっとおまけを作りました。こちらです。


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