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● ゲームマーケット2010 事前情報 ●

 今年もゲームマーケットの季節がやってきました。毎年恒例になりましたが、事前情報をお伝えします。

 今回も Hammer Worksの作品と、OKAZU Blandの作品、さらに、うっかり本舗からも新作が出ます。作品数が多いことから今年も大型ブースで出展することにしました。

 [2010.05.29更新] 事前情報を先週と今週に分けてお送りしています。今週分は、文末に追加しています。本日の拡大ゲーム会もお昼頃から、新作を持って顔を出す予定です。


●ショッピング パニック

 今年の Hammer Works のオリジナル作品です。デパートでの買い物をテーマにしたボードゲームです。お金を気にせず、限られた時間内でいかにうまく買い物ができるかを競うゲームです。頼まれた買い物リストの品物や珍しい限定品を集めつつ、最後はレストランでおいしい昼食をとって得点を獲得していきます。

 プレイ時間は 20分程度。3〜5人でプレイできます。頒布数は 60個程度、頒布価格は1,000円です。

 内容物は、2分割両面印刷のボードが2枚、得点ボード、買い物リストカード、館内放送カード、品物チップ、限定品チップ、コマです。ボードの組み合わせで4通りのデパートを作ることができます。A5サイズより若干大きな箱に入れての頒布になります。

●ダイス チャレンジ

 昨今のゲームマーケット出展作品の品物のきれいさから、新規参入の敷居が上がってきているのではということで、原価500円以内という限られた環境で創作ゲームを作成するという、有志の500円ゲームズという企画が立ち上がりました。

 Hammer Works(無印)はどちらかといえば、一般家庭に近い機材で、できるだけコストを抑えてやっているのですが、企画の趣旨に賛同し、急遽趣旨にあうようなゲームを1つ作成しました。自分の作成環境では、カードを作るのがコスト高になることがわかっていたので、それならダイスゲームだということで作ったのがこの作品です。

 5つのダイスを振って役を作っていきチャレンジを達成していくゲームです。他のプレイヤーやダイスの出目を見ながら、うまくチャレンジを達成させて得点を稼ぎます。ラウンド数が多くないので、あれもこれもというわけにはいきません。方向制が重要になってきます。

 プレイ時間は15分程度、2〜4人でプレイできます。頒布数は40個程度、頒布価格は500円です。

 内容物は、ゲームボード1枚、ダイス5個、プレイヤーチップです。ゲームボードのサイズとしては「ショッピング パニック」と同サイズですが、作成費節約のため、ゲームボードが入るサイズの袋詰めでの頒布になります。

●東京乗車券 第2版

 再版を希望されていたみなさま、お待たせしました。2008年のゲームマーケットで出展した「東京乗車券」が、装いも新たに帰ってきました。「乗車券」「チケット・トゥ・ライド」の拡張マップで、マップと目的地チケットのみの頒布です。遊ぶためには、元のセットも必要になります。

 ルールは初版とほぼ同じですが、首都圏近郊の大手私鉄全社を登場させたり、2010年3月に開業した横須賀線の武蔵小杉駅にも対応しました。ゲームには関係しませんが、マップ上には実際の路線との対応関係を入れたりしています。駅数が増えたことで、路線の長さなども変わったので、初版とはプレイ感覚が若干変わってくるかと思います。

 プレイ時間は60分程度、2〜5人でプレイできます。頒布価格は初版から据え置きの 2,000円です。

 内容物は、ゲームボード6枚、得点ボード1枚、目的地チケット、最長路線賞カードです。ゲームボードはラミネートがけしたものになりました。6枚のボードを3×2の横長の長方形につなげるようになります。得点トラックのスペースの関係で、別途得点ボードを準備しています。そして、カードは印刷会社に発注して作成しており、初版よりも質が大幅に上がっています。

●日本乗車券

 舞台はついに日本全国へ。「東京乗車券」を再版するときには一緒に日本全国版のマップも作りたいと思っていましたが、バランス調整も完了し出せることになりました。「乗車券」の拡張マップで日本全国が舞台です。こちらも遊ぶためには元のセットが必要になります。

 できる限り、元の乗車券のルールからの変更がないようにしましたが、南北に長い日本列島の形状もあり、競争の起こりやすい、やや経験者向けのバランスに仕上がりました。縦横の長さはおそらく最大級と思われます。最北端の稚内から最南端の鹿児島まではゲーム上1本の路線で結ぶことができないくらいの広さです。こちらも東京乗車券と同じく、実際の路線との対応をマップに入れています。

 プレイ時間は75分程度、2〜5人でプレイできます。頒布価格は「東京乗車券 第2版」と同じ 2,000円です。

 内容物は、ゲームボード6枚、得点ボード1枚、目的地チケット、最長路線賞カードです。6枚のボードを変則的に組み合わせて日本列島の形になるように並べます。ボード、カードの作りは「東京乗車券 第2版」と共通です。得点ボードのデザインは分けています。

●フレンチグルトン

 フランス料理がテーマの競りゲームです。食いしん坊が集まってよりおいしい料理を食べるというのが目的になります。

 このゲームの特徴は、競りの悩ましさにあります。できるだけポイントの高いものにありつきたいのですが、競争が激しくなってほかのものが食べられなくなったりしますし、同じ種類の料理を複数取るとペナルティーになるため、安易な妥協はできません。

 さらに、各プレイヤーに1回だけ、特定の条件を満たせば競りの対象になっている料理1品を現在の価格で獲得することができる権利が与えられています。これがあるので、さらに値付けが難しく悩ましくなったりします。

 プレイ時間は 15分ほど、3〜5人で楽しめます。3人のときと 5人のときでは料理に求める質も違ってきたりするのが面白いところです。

●サバンナトリック

 もう1つは、タイトルの通りサバンナを舞台にしたトリックテイキングゲームです。できるだけいい状態で生態系を維持していくのが目的です。

 基本は切り札あり、マストフォローのトリックテイキングですが、若干例外となるカードが入っています。トリックに勝利するとカードに描かれた動物が自分のサバンナに住み着き、そのぶん草を消費してしまいます。動物は肉食動物と草食動物の2種類があり、最終トリックが終了した時点で、草食動物は草を食べ、肉食動物は草食動物を食べます。食べ物が不足している動物はサバンナから逃げ出してしまいます。

 最終的に、サバンナに残った草、動物の得点と、特定の動物や草を一番多く集めたプレイヤーに与えられるボーナス得点の合計で競います。

 ボーナス得点を取るためにはそれなりに勝利しなければなりませんが、勝ちすぎると動物であふれかえってしまい、生態系が崩壊してしまいます。なので、勝てる場面があってもあえて勝たない方がよかったり、特殊なカードで勝ちたくないところを回避したりということも必要になってきます。

 プレイ時間は、15分ほど、3〜4人で楽しめます。

●源平闘札

 2人専用のカードゲームです。源氏と平氏に別れてカードを取り合い兵力や影響力を高めていき、合戦に勝利してポイントを稼ぐというゲームです。アブストラクトよりのカードゲームで、カードの出方などはありますが運の要素は少なめです。

 ラウンドの最後のカードを取ったプレイヤーが、その合戦に勝利しボーナス得点が与えられます。そのため、自分の行動によって、相手の行動も大きく変わってきます。特徴的なカードとして各プレイヤーに与えられた総大将カードがあります。これも得点になりますし、プレイ順をうまくずらすのに使えますが、使わないと得点にならないのがポイントです。

 あとは、最終的に多数を集めるとボーナスになる、貴族、寺社勢力もゲームの方向制を決めるひとつの要素になります。全部で4ラウンドありますが、3連取されていても、貴族と寺社勢力が取れていれば最後の合戦次第で逆転も可能というバランスになっています。

 2人専用で、プレイ時間は 30分程度です。頒布価格は 2,000円とのことです。

●EKIDEN

 その名の通り駅伝をテーマにしたカードゲームです。最初に、TCGのカードドラフトの要領で選手を獲得していきます。選手の中には根性のある選手から、上り坂に強い選手、併走がうまい選手、次の選手につなげるのがうまい選手など様々な特徴があります。一通り選手を獲得したら、いざレースです。

 レースは 10の区間に分かれており、区間ごとに選手を1人ずつ順番に出していきます。その区間のコンディションと、選手の強さによって、前に出られるか、後退してしまうかが決まります。ゴールの時点で一番前に出ているチームが優勝です。

 このゲームのおもしろさは、なんといっても選手起用の妙にあります。強い選手ばかり集めても前に出る力が不足しますし、能力のある選手ばかりをとっても層が薄く前に出られなかったりします。また追いかける側が若干有利なため、選手起用でのペース配分も重要になってきます。

 プレイ時間は 45分ほど、3〜5人で楽しめます。頒布価格は 2,000円とのことです。

●18TK

 ゲームマーケット2008で出店した「18TK」ですが、今年もキットとして頒布します。頒布価格は 4,000円です。

●History of the Rails

 カタログには記載されていない隠し球です。18xxシリーズとHistoryシリーズの両方のエッセンスを濃縮した鉄道ゲームです。

 5つの時代に分かれ、1プレイヤー1社ずつを受け持ち、受け持った会社から利益を上げることで得点を稼いでいきます。路線の敷設と運営は18xxシリーズの要素になりますが、これまでに見たことのないタイプのタイルも登場します。特殊なアクションをすることで会社の株券を獲得できます。これは、ゲームの最後に各社の運営状態に応じて得点になります。

 2つの長時間ゲームの要素を持ったゲームですが、このゲームはおおよそ 90分〜120分ほどで終了します。それでいて、どちらのシリーズのゲームもやったようなボリュームがあります。3〜6人で楽しめます。頒布価格は 2,500円とのことです。


 今年は、去年よりいっそう幅広いラインナップで、出展する作品数は10個になりました。これ以外にも、再販として「東京鉄道網」「ナナホシ」「ひも電」が登場する予定です。

 というわけで、会場でお会いしましょう。