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人数:4〜6人
数字カード 75枚(1〜5のカード15枚ずつ)
得点を示すもの
各プレイヤーに数字カードを6枚ずつ配ります。各プレイヤーは配られた数字カードを手札として持ちます。残ったカードは山札としてテーブルの中央におきます。プレイヤーの最初の得点は 0点です。
このゲームはラウンド制で行われ、ゲームの終了条件を満たすまで続けます。
1. 勝負カードの決定
各プレイヤーは手札のなかから1〜6枚選んで裏向きにして重ねて自分の手前に置きます。
全員が選んだら公開します。
2. 点数計算
まず、カードの枚数で点数が入ります。
カードの枚数が一番少なかった人にカードの枚数×カードの数字の合計分点数が入ります。
複数の人が該当する場合、該当者は公開した数字カードから一枚カードを捨て札にしたあと、点数計算をします。
ここでカードの枚数が一番少なかった人はこのラウンドの以降の点数計算の対象外になります。
次に、カードの数字の合計で点数が入ります。
カードの数字の合計が一番少なかった人にカードの枚数×カードの数字の合計分点数が入ります。
複数の人が該当する場合、該当者は公開した数字カードから一枚カードを捨て札にしたあと、点数計算をします。
例)
5人のプレイヤーがそれぞれ、次のようにカードを出しました。
Aさん:1, 2
Bさん:4, 5
Cさん:2, 4, 5
Dさん:2, 3, 5, 5
Eさん:1, 1, 1, 2, 3
まず最初に、出したカードの枚数が一番少ないプレイヤーが得点を獲得します。今回は 2枚出した Aさんと Bさんが得点を獲得します。該当者が 2人なので、それぞれカードを 1枚捨てなければなりません。その結果 Aさんは 2点、Bさんは 5点を獲得しました。
残りの3人のなかで、数字の合計がもっとも小さなプレイヤーが得点を獲得します。今回は Eさんの合計 8 がもっとも小さいので、Eさんが 8×5=40点を獲得します。
3. ラウンドの終了
このラウンドで公開した数字カードは捨て札として表向きにして山札の横においておきます。
各プレイヤーは手札が 6枚になるまでカードを補充します。
山札がなくなった場合 、捨て札をシャッフルし、裏向きにして重ねて山札とします。
誰かが 50点以上になったらそのラウンドで終了です。
一番得点の高かったプレイヤーが勝利です。
1. 3の役割
点数計算時、3のカードを出しているプレイヤーは複数の人が該当した場合の1枚カードを捨て札にするルールから逃れることができます。
数字カード 人数×15枚(1〜5のカード3枚ずつを人数セット)
得点を示すもの
各プレイヤーに数字カードを 1セット 15枚ずつ配ります。(1セットは 1〜5のカード 3枚ずつ)プレイヤーの最初の得点は 0点です。
このゲームはラウンド制で行われ、全部で 6ラウンド行われます。
1. 勝負カードの決定
各プレイヤーは手札のなかから 1枚以上好きな枚数選んで裏向きにして重ねて自分の手前に置きます。
その際、必ず手札には(6-ラウンド数)以上のカードが残るようにします。全員が選んだら公開します。
2. 点数計算
まず、カードの枚数で点数が入ります。
カードの枚数が一番少なかった人にカードの枚数×カードの数字の合計分点数が入ります。
複数の人が該当する場合、該当者は公開した数字カードから一枚カードを捨て札にしたあと、点数計算をします。
ここでカードの枚数が一番少なかった人はこのラウンドの以降の点数計算の対象外になります。
次に、カードの数字の合計で点数が入ります。
カードの数字の合計が一番少なかった人にカードの枚数×カードの数字の合計分点数が入ります。
複数の人が該当する場合、該当者は公開した数字カードから一枚カードを捨て札にしたあと、点数計算をします。
3. ラウンドの終了
このラウンドで公開した数字カードはゲームから除外します。
6ラウンド終了したらゲーム終了です。
一番得点の高かったプレイヤーが勝利です。
1. ペナルティ
6ラウンド終了後、各プレイヤーは残った手札を公開し、カードの枚数×カードの数字の合計分点数から引きます。
2. 3の役割
点数計算時、3のカードを出しているプレイヤーは複数の人が該当した場合の1枚カードを捨て札にするルールから逃れることができます。
今回は、OKAZUさんから仙台某所でプレイされていたオリジナルゲーム、「チキンハンター」を寄稿していただきました。上の文章は、レイアウトと得点獲得の例には手を加えたものの、ほとんど原文のままで紹介させていただきました。本当にありがとうございます。
さて、私からもちょっと紹介文を付け加えさせていただきます。このゲームは、ジャンルでいうと読み合い、ジレンマ系のカードゲームです。プレイ時間は 5分程度と本当に手軽ですし、一発逆転のチャンスも十分にあります。軽いゲームでわいわいと楽しみたいときにはぴったりなのではないかと思います。
ゲームの見所は、2段階の得点獲得方式でしょう。みんなが少ない枚数で攻めようとすると、思わぬ高得点が出ることもありえます。逆に、手札を整えていく課程で、数字の高いカードを捨てていたら、最小枚数で高得点というチャンスもありえます。思惑の交差がドラマを生むということは意外とあるのです。
私が昔プレイしたのは、Sendai versionのほうですが、Kawasaki version の方は全員の条件が同じで、より読み合いの要素やカツカツさが増しているのではないかと思います。
ルールが簡単でお手軽で、盛り上がる要素がそろっている、楽しいゲームだと思います。ぜひ一度プレイされてみてはいかがでしょうか。