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● 2020年を振り返って ●

 年末最後の更新恒例の、今年を振り返る企画です。今回で 18回目です。プレイしたゲームの統計情報、印象に残ったゲームをお送りします。今回の集計対象は 12/19 までです。


- Hammer Worksの活動記録 -

 今回も、活動記録としてまとめておきましょう。

●創作活動

 今年は、感染症の影響で、ゲームマーケット大阪、春のゲームマーケットがスキップとなり、秋のゲームマーケットのみの参加になりました。

 とはいえ、作品は春の段階で準備していた「みんなのティーブレイク」を秋に出展しています。作業期間は 3月にかかり、作業終盤でスキップになることが確定しましたが、制作作業は終わらせた上で、それ以降の作業を凍結するということにしました。

 2月下旬から、すっかり状況が変わって、配信会は開催されておりません。代替でなにか情報を発信する手段はということで、配信環境を整えて、4月の配信会に間に合うような形で配信をスタートしました。ゲームマーケット20周年記念の開催だったので、スライドを用意したりとか。

 秋のゲームマーケットは、開催されましたが、状況的にはうまくスキをついた形になったかと思います。GOTOキャンペーンをフル活用した前日入りを入れたのでかなり楽になりました。

 秋のゲームマーケットについては、久しぶりのイベントと言うことで、まずは継続的に参加するところからかと思っています。入場者数も上限があり、スペースにも限りがあり、参加費用も相対的に上がった形にはなっていますが、この時期については持ち出し覚悟で参加するという感じです。秋については、通常通りの数を見越しての生産なので、どうしようもない感じです。

 新しい活動として、オンラインの配信を始めました。原稿が残っているのは 4/18 からでしょうか。活動報告の場ではありますが、ホームページの保管として雑談をという感じでもあります。しばらくは続ける予定ですが、オフラインのゲーム会の参加頻度が戻った時点で、ペースを落とす予定です。

 ホームページの運営は、20周年を迎え、4月の時点でページの改装をしました。これも、春向けの後方作業が飛んだので間に合ったという感じではあります。

●アナログゲーム編

 今シーズンのゲーム会も、オフライン参加分は記録を残しています。オフラインは 2月までに6回、7月に1回、9月に2回、11月に1回の10回で、1/4の頻度になりました。オンラインは 4月4回、5月7回、6月4回、7月4回、8月4回、9月3回、10月4回、11月1回、12月2回で、33回です。回数は合計 43回で昨年より多いです。

 2月まではテストプレイが中心、制作作業に入った時期から、感染症の動きも出てきて、制作作業が終わるころに緊急事態宣言、5月連休は帰省が飛んでの 9連休で回数が伸びました。オンラインは BGA のアカウントと Discord の環境を早々に整えてという感じでした。マイクとオーディオインターフェイスが入手ナンナ状況ではありましたが。

 今年のプレイ回数の統計ですが、このご時世なので、デジタルの対人プレイも含めています。昨年から BGGの情報でプレイ回数をチェックしています。

 1位は「ダイヤモンド」の19回、2位は「世界の七不思議(初版)」の17回、3位は「Race for the Galaxy」の9回でした。このあたりは、4月から8月くらいで数多くプレイされていた印象はあります。オンラインボードゲーム会ではフィラー的な感じですね。

●デジタルゲーム編

 デジタルゲームは、今年はアプリも相当数出ていました。今年リリースされた中で最もプレイしたのは「Roll for the Galaxy」でした。ベータリリース含め 44.4時間をプレイしています。リリース直後の1週間のプレイ時間はものすごいことになっていました。その他にも消化しきれていないゲームもあります。

 今年は「桃鉄令和」もリリースされました。ゲームマーケット直後の時期に出たこともあり、プレイ時間は余り延びていませんが、3年決戦については、いつもの感じではあります。売り上げもよさそうな感じですし、100年を通してプレイしておきたいところです。こちらも消化しきれていないゲームもあります。

 いたストオフは1月は開催されましたが、5月、8月は中止、来年1月も中止が確定しています。このあたりは、オンラインの対戦会を代替開催しています。

●旅行分

 このご時世なので、旅行分はほとんどありませんでした。7月 4連休は、近場で最低限の外泊、9月4連休はデイユースで積み本を崩す、11月のゲームマーケットの2連泊と、その翌週の遠征ゲーム会の2連泊くらいです。あとは、帰省がらみで少し出かけた程度でした。

 旅行についても、事態が落ち着くまではという感じではあるのと、来年 3月のゲームマーケット大阪は参加せず、9月3連休の遠征もないことが確定しているので、少なくとも来年の秋のゲームマーケットまでは動きがない状態になることが予想されます。夏休みも状況によりけりという感じですが、いずれにせよ出かけにくいですし。

●その他

 ミッションについては、1月は通常通り参加できました。今年はもともと 2020年問題で変則開催でしたが、4月ミッションがスキップ、5月の春祭りもスキップ、9月の遠征ミッションもスキップで、11月に4月の代替開催という感じでした。4月はオンラインで多少支援しましたが、11月のときも出展者、参加者の規模が半減しているのでという感じでした。

 ゲームマーケットもそうですが、火を消さないようにということは考えて、影ながら支援する感じでしょうか。なので、中止確定後のイベントのカタログは購入しています。2020年問題で動きがあるとは思っていたものの、予期せぬ方向で動きが出てきたので、事態が落ち着く頃にどうなるかでしょうか。


- 印象に残ったゲーム -

 恒例の印象に残ったゲームの発表です。今年は、実物でプレイできている数が少ないのですが、選べる範囲で選びました。

●海外産アナログゲーム

 今年は、デジタルでもアナログでもプレイできた「ザ クルー」が一番印象に残りました。トリックテイキングをうまく協力型ゲームに落とし込んだという感じです。テクニカルなゲームですし、万人にお勧めできる作品ではありませんが。プレイ回数は7回で4位でした。

 もう1つは「18Chesapeake」です。到着したのは 5月連休前でしたが、ソロプレイで何回か配信しましたし、9月にはタイミングをうまくついて5人でプレイできました。比較的短時間で入門編にもいけそうな感じの 18XXシリーズです。定番の「1830」を短時間にモダンにした感じで、少し優しめのバランスではあります。

●国産アナログゲーム

 国産枠ですが、一番センセーショナルだったのは「キャット イン ザ ボックス」です。量子トリックテイキングゲームですが、破綻するところも含めてゲームにしているところが、新しい要素です。

●デジタルボードゲーム

 今年は「Roll for the Galaxy」と「桃鉄令和」の2作品です。前者は、集中的にプレイしたこともあります。サクサクとプレイできる感じはありますが、展開のバリエーション的に拡張セットが欲しいところでもあります。後者は、定番の作品ではありますし、初代から 32年経ってもまだプレイできることはあります。今作は、バランスは若干辛めに取られているかと思います。


 2020年を振り返ってみましたが、今年は色々と世界が変わった1年になりました。変化に乗じて新しいことを始めたりもしているのですが、まだまだ状況は変わりそうな感じなので、様子を見ながらという感じになりそうです。

 オンラインゲーム会の環境を早々に整えたのも役に立っています。参加回数が限られるメンバーと距離を超えてプレイすることができたりもしています。

 あとは、このご時世ではありますが、活動の場の火を消さないようにしたいと思いました。できる範囲で参加できるイベントに参加し続けることから初めて行こうと思います。数は絞っていますが、2020年から、無理のない範囲でサブスクリプションでの支援もしています。

 恒例の挨拶になりますが、ゲーム会やイベントでお会いしたみなさま、いつものメンバー、応援してくださるみなさまに感謝です。


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