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身体所見の観察が終了したら、これで今日の実習が終わったことを伝え、実習のお礼を言います。

お礼の言葉は、長時間にわたるご協力への感謝の気持ちを簡潔に、しかし心を込めて述べます。

長くて修飾語の多いお礼や、闘病への励ましの言葉は不必要です。 また、実習の感想や、実習から得られた疾病に関する情報についての自分の考えを述べることも不必要です。 さらに、もし主治医などから診断や治療の方針を聞かされていても、それを伝える必要はまったくありません。

慣れなくてぎこちない診察でも我慢していただいたことに心から感謝している、そのことだけを はっきりと表すだけで良いのです。



声を出して、感謝の気持ちを表して下さい。
  • 「これで診察が全部終わりました。

    本当に長い間有り難うございました」



最後の挨拶はしっかりと行います。終わりをきちんと締めくくる、そのまじめさと、 心からの感謝の気持ちがあれば、挨拶は自然に出来るものです。

ここまで出来れば、もう君は大丈夫。しっかりとした見通しをもって臨床実習に臨むことが出来ます。

しかし、くれぐれも過大な自信は持たないように。 常に、謙虚な気持ちで、患者さんから学ぶという臨床の基本を忘れないで下さい。 そして、「心やさしくて、良く考える医師」を目指して下さい。

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