印鑑証明書の入手に挑戦!
法人設立のときに印鑑届書を法務局に提出しましたが、
私はこの届さえすれば、印鑑カードがもらえるものと勘違い
していました。
そのときの思いを忘れないように備忘録として以下に記します。
印鑑届書の提出
法人設立の事務を進める際に参考にした法務局のサイトに届書のリンクが貼られています。
「第8 印鑑届書」をクリックすると、該当する箇所に飛びます。
いろいろな法人の届書の記載例がずらーっと並んでいます。
合同会社の場合は、持分会社の記載例を参考にします。
ただし、記載例は、「持分会社の代表が法人だった場合」となっていますので、一人会社だったり代理人が申請する場合は、株式会社の記載例が参考になります。
この記載例を見れば、間違いなく手続きを進めることができると思います。
なお、代理人が申請する場合は、法人代表者個人の印鑑証明書が必要になりますので、代表者の方は、お住いの市区町村に行って印鑑証明書を取得しておきましょう。
なお、個人の印鑑登録をしていない方、法人の印をお持ちでない方は、早めにハンコを取得しましょう。
私は、あまり高価にならないようにしたいと思っていたので、黒水牛セットを購入しました。
とりあえずハンコを作りたいというのであれば、手ごろな「柘植(つげ)」がいいのではないでしょうか。
私は、「会社のハンコ」というと、「黒い」というイメージがあったので黒水牛を選びましたが。
それと、朱肉は100均のものを使用すると、にじむことがありますので、ちょっと値が張ってもいいのでそれなりのものを買った方がいいかもしれません。
私の場合、それが原因で印鑑届書を再提出する結果になりました。
ハンコの準備も大切ですが、にじまない朱肉も大切
印鑑届書を提出し、補正の連絡がないか待ちます。
(郵送した私のことを前提にしていますので、持参であればその場で指摘されるでしょうね。)
一週間くらい何も音沙汰なければ無事登録されたと思ってもいいでしょう。
印鑑カードをつくる
印鑑届をしたら自動的に印鑑カードも作られるのかなと思い込んでいた私。
ネット検索すると、印鑑カード申請が別に必要なんですね。
印鑑届書を提出するだけで印鑑カードが交付されるわけではない!
これも法務省の該当ページに申請書の様式がありますので、
ダウンロードし、プリントアウトしたら必要事項を書き込みましょう。
印鑑カード交付申請
リンクを開いたら、
「5 印鑑カード交付申請書」と書かれている部分を探してください。
申請書の様式がエクセルとPDFで載っています。
ちゃんと記載例がありますのでこれに沿って書き込めば大丈夫です。
私が記載した感覚としては、印鑑届書と同じような様式でした。
それなので、代理人の人が申請するのであれば、代理人のところにチェックを入れて下の委任状部分に書き込みます。
この申請に用いる住所は登記に載っているとおりに記載した方が良いかもしれません。
それと、代理人が申請する場合、代理人の印鑑は必要ありませんが、身分証明書の提示を求められますので、ご注意ください。
代理人の場合は、代理人が身分証明書の提示を求められる
書類の作成が終わったら、法務局に提出です。
今まで郵送で貫いてきた私ですが、印鑑カード申請は、印鑑カードの引き渡しがありますので、窓口に向かいました。
窓口に向かう前の確認!
法人登記は、地方法務局でしかできませんでしたが、印鑑カードの交付は、支局でもできるようです。
わざわざ遠くの地方法務局に行かずとも近くの支局で済ませることができるかもしれませんので、事前に法務局のホームページで取り扱い事務を確認しましょう。
法務局のホームページで向かうべき窓口の確認
法務局の窓口に着いたら、申請日を入れて提出しましょう。
私の場合は、15分ほどかかるといわれ、その間外出してきました。
・・・所用を済ませて30分後くらいに戻り窓口に声をかけると、すぐそばにある「相談席」のようなところに案内されました。
代理人の場合はここで身分証明書の確認があります。
印鑑カードのちょっとした説明(磁気カードだから磁石の近くに置かないなどの注意事項)を受けて、受領した旨の署名をすれば、印鑑カードが交付されます。
印鑑証明の取得
出来立てホヤホヤの印鑑カードを使って印鑑証明書を取得してみました。
窓口に備え付けてある印鑑証明書交付申請書に必要事項を記載して、印鑑カードを添えて窓口に出します。
番号の書かれたカードを渡され、しばし待ちます。
「○番さーん」と呼ばれ窓口に向かうと、
「向こうで印紙を買ってください」と言われ、数歩離れたところで必要な金額を支払い印紙を購入します。
それを印鑑証明書交付申請書に自分で貼って、先ほどの窓口に提出すると、ようやく印鑑証明書をもらえます。
(印紙の裏に水をつけるのは窓口の人がやってくれましたが。)
なんか、この数歩の移動してのやり取りがとっても煩雑に感じたのは私だけかな。
このわずらわしさを思うと、今いま必要じゃないのであればオンライン申請で手間をかけずに
申請しようと心に決めました!
ただし、簡単証明請求ではできないようで、申請総合ソフトを使う必要があるようです。
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