HOME自己紹介略歴 琵琶と私

略歴 : 鈴木まどか : 昭和44年(1969)生。
小学校6年生のとき、母方の弘前藩楠美家が伝承してきた平家琵琶を志す。
平成6年(1994)平家詞曲全200句を修得。
平成10年(1998)無形文化財保持者・館山甲午師(楠美一族)の子息、館山宣昭師より相伝。
定期演奏会、中学・高校・大学の授業、公開講座などで伝承活動を行う。
平成10年(1998)〜13年(2001)NHK文化センター横浜教室・弘前教室講師。
平成9年(1997)日本女子大学大学院修士過程修了。
修士論文は「平家琵琶の伝承とその服飾」。


卒業論文 : 「平家物語にみる鎧直垂」
合戦装束について、よろいひたたれ(よろいびたたれ)を中心に研究しました。
色や装飾のこと、登場人物との関連、諸本における表現の差を調べた結果、
平家正節の表現のなかに もっとも規則性が認められることを発見しました。

修士論文 : 「平家琵琶の伝承者と その服飾」
平家琵琶の伝承に関する文字資料と、「琵琶法師」を描いた絵画資料を
「当道座」の服飾制度と比較し検証した結果、
琵琶法師として描かれた多くの絵は、位の低い盲人であることがわかり、
いっぽう伝承者は、肖像画など 位の高さを裏付ける絵に描かれることが多いと指摘しました。


Copyright:madoka 初版:2000年2月16日 改定:2001年10月30日


自己紹介 無断リンクを禁じます。 内容の転載・引用を希望の方は、必ずご一報下さい。