穂高一周

7月23日


2000年

7月20日   新宿発 夜行バスにて上高地へ

7月21日   上高地 〜 岳沢 〜 前穂高 〜 奥穂高 〜 北穂高 泊

7月22日   北穂高 〜 南岳 〜 槍ヶ岳 〜 大槍ヒュッテ    泊

7月23日   大槍ヒュッテ 〜 上高地 〜 松本 〜 新宿

海の日を利用して一日休みをとり穂高へいきました。

上高地には何度も通過していますが槍ヶ岳も去年が初登頂で、穂高は西穂以外はピークに辿り

着いた事が無かった。1度涸沢から登った時が有りますが北穂に登る途中で体力の限界?となり

登りきれなかった山。約10年を経て初めてピークに達する事が出来ました。

初日は眠さをこらえながら登る、登る1500Mの上高地から3090Mの前穂まではとりあえず

登るという感じで約4時間半、休みを少なくして結構息苦しかった。途中の岳沢ヒュッテまでは

快晴に近く暑い日であった。昨日すごく激しい夕立ちが降ったという事をヒュッテで聞き

食事も携帯食ですまし、できるだけ急いだ。前穂には11時頃となり雲が広がり奥穂が見える

位であまり景色はなくなった。

岳沢ヒュッテより

天狗のコル方面を望む

この頃はほぼ晴天で暑かった。

前穂高山頂にて

後方の半分雲がかかっているのが

奥穂高岳のピーク

奥穂につく頃は殆どもうガスの中、穂高山荘で泊ろうかと降りると山荘の前には人の山...

ガスの中、雨を心配しながら北穂山荘へ向かったのはもう2時。小屋泊りで無ければ行動

できない時間。ここからはガスの中、道を見失わないように歩いた。這いつくばりながら

登ったり切り立った崖の側を歩いたり天気が良ければ恐怖で立ちすくむような所もガスで

見えなくて多少ラッキー?であった。しかしこの頃にはかなり疲れてきて気分的にも

むちゃくちゃシンドイ状態でした。腹減ったとか思いながらもザックをあけて何かする状態

でもなく取りあえず小屋を目指し漸く4時半頃に小屋に到着。しかし超満員状態...

どこも同じか。でも運良く個室みたいな所へ5人グループの先客がいた中へひとり組み込んで

もらえ居心地がとても良かった。グループの人も好い人ばかりで良かった。一つのふとんで2人

という混雑ぶりだったが...

北穂高小屋より日の出を望む

北穂高岳山頂

後方の山は奥穂高その右に西穂高へ

向かうルートが続きます。

北穂高より奥穂高、前穂高を望む パノラマっぽく撮ってみました。

2日目の朝は晴れて日の出が見れました。北穂の頂上へ行くと奥穂高方面は快晴。

しかし今日向かう大キレット方面は殆どガスの中。待っても晴れそうにも無く仕方なく出発。

雲に隠れてしまう大キレット方面

飛騨側がずっと大きな雲に隠れて

そこから風が吹いていた。

今日もガスの中、殆ど景色なく槍ヶ岳へ向かった。槍ヶ岳山頂小屋につく頃には雨も降って?きた。

この雨は上からではなく真横から殴りつける様に痛い物であった。何も見えない事もあって山頂に

登らずそのまま大槍ヒュッテへ向かった。

3日目はやはりガスの中で朝からまっすぐ下山をした。横尾山荘ぐらいまで下ると晴れておりとても

暑かった。どうも槍方面だけが雲の中であったようだ。ま、暑すぎて灼けまくるよりは良かった

のではと考える事にして帰路についた。ん〜、下界はもっと暑い...