バトンパス

小学校/高学年/体育
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リレーのバトンパス授業

ＴＯＳＳ熊本・東田　昌樹

「第２回向山型体育入門講座ＩＮ広島」で行った模擬授業である。
　　リレーは、バトンパスがポイントである。６つの技術を身に付けさせる。

　　　１　バトンを渡す人は、バトンの端を持つ。
　　　２　左手で渡して、右手でもらう。
　　　３　渡す時、「ハイ。」と言って渡す。
　　　４　もらう方が走りながらもらう。
　　　５　もらう方がトップスピードで走りながらもらう。
　　　　（もらう方は、走り出す場所を決める。）
　　　６　バトンパスをした後、渡す方がもらう方を追い越す。

２人組で行う。
　バトンを渡す人が、体育館の端から走り出す。バトンをもらう人は、真ん中辺りでもらう。反対側の体育館の端まで走る。
　１回終わったら、交代をする。バトンをもらった人が渡す人になり、バトンを渡した人がもらう人になる。
　バトンを渡す人は、反対側の体育館の端から走り出す。
　４５分の授業であれば、次のようにする。
　１　タイムをとる。
　２　６つの技術を１つ１つ示して、練習させる。その後、個別評定をする。
　　（合格だったらその場に座らせる。合格しなかったら合格するまで挑戦させる。）
　３　タイムをとる。
　次のような流れの授業になる。

指示１　集合。２人組をつくったら座ります。

指示２　じゃんけんをします。勝った人はバトンを取りに来ます。

指示３　バトンを持った人は、向こう側の壁に横にズラーッと並びなさい。

指示４　バトンを持っていない人は、この線（真ん中より少しスタート地点に近いところ）に並びます。２人組の相手のところに行きなさい。

指示５　座ります。

指示６　渡す人は左手。もらう人は右手。渡す時は、「ハイ。」と言って渡します。

指示７　走り終わったら、渡した人はこの線（真ん中より少しゴール地点に近いところ）のところに座っておきます。もらった人は向こう側の壁のところに座っておきます。

指示８　起立。用意。スタート。

　１回目が終わって、バトンを渡す人ともらう人が交代する。

指示９　起立。用意。スタート。

指示10 次は、ちょっと難しい。もらう人は、走りながらもらいますが、できるだけトップスピードになるようにもらいなさい。もらう人は、どこで走り出せばよいか試しながら練習をしなさい。

指示11 やめ。先ほどの場所に戻ります。

指示12 テストをします。こちら側から２組ずつやります。「合格。」と言われたら、先ほどのように座っておきます。「もう１回。」と言われたら、元の場所に戻ります。

指示13 先生が「合格。」とか「もう１回。」とか言ったら、次の２人がスタートしなさい。

評定をする。

指示14 最後です。バトンを渡した人は、渡した後、もらった人を追い越しなさい。それができたら合格です。

評定をする。

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