小学校/中・高学年/体育
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誰でもできるようになる台上前転の授業
TOSS熊本・東田 昌樹
「第2回向山型体育入門講座IN大阪」で行った模擬授業である。 |
指示1 グループで跳び箱を1段とマット1枚用意。 |
指示2 その場に体育座り。今日は,1人50回回ったら合格。 |
指示3 マットでの前転。1人3回回ったら集合。 |
指示4 跳び箱の上から前転をします。1人3回やったら集合。 |
指示5 先生の前で頭をつかない前転をします。合格したら,空いているところで練習しなさい。 |
指示6 マットを4枚重ねなさい。 |
マットの横幅は,跳び箱の縦の長さとほぼ同じである。跳び箱の台上前転をさせる前に重ねたマットの上で前転をさせる。
指示7 このマットで助走をして前転をします。 |
合格したらここに座ります。個別評定をする。評定の観点は,「両足をポンとそろえること」である。
最初はわざと評定の観点は示さない。
第1に,よい動きを子どもに考えさせるためである。第2に,逆転現象を仕組む。
上手な子どもは簡単にできるので,素早く走って勢いよい前転をする。これは危険だ。合格させない。逆に苦手な子どもが両足で踏み切り,ゆっくり回る前転を合格させる。
逆転現象が生まれる。
指示8 ここは跳び箱1段,ここは2段,ここは3段,ここは4段を用意。 |
台上前転の場作りをさせる。1段の跳び箱にマットを重ねてやる場をつくる。
指示9 跳び箱の上で前転をします。「台上前転」と言います。 |
できるところで練習します。3回できたら上に上がります。
教師は,できない子どもの横に付く。左手で支えて,右手で回してやる。
指示10 台上前転のテストをします。合格したら,空いているところで練習します。 |
指示11 自分ができたところで発表します。 |
全員が自分のできた場で発表することができた。
指示12 片付けをします。 |
少ない子どもでも20回は回れた。
指示13 50回以上回れた人? |
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