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22 「対句」を使って書こう
指示1 読みなさい。
 声を揃えて読ませる。揃っていなければやり直しをさせる。
  うさぎ追いしかの山
  小ぶなつりしかの川
 歌わせてもよい。
発問1 ここには作者の工夫があります。どんな工夫ですか。
 わからなければ説明する。
説明1 山のことと、川のこと、似たようなことをくり返しています。しかもリズムがいい。このような工夫を「対句」と言います。
発問2 リズムよく、似たような言葉をくり返すことを何と言いますか。
「対句」
発問3 対句とは何ですか。
「リズムよく似たような言葉をくり返すことです。」
指示2 読みなさい。
 山がある。
指示3 2行目を対句を使って書きなさい。書けたらノートを持って来なさい。
 教師は、黒板に箇条書きの印をつける。
 列ができないように、子どもが動く流れを作る。
 文の間違いがあったら、訂正させる。なければ、○をつけ,黒板に書かせていく。
 途中、「黒板を参考にしていいですよ。」と言う。
指示4 右から順に発表しなさい。
 川がある。
 海がある。
 谷がある。
 山がない。
 子どもから出されなければ教える。
指示5 読みなさい。
 太陽の出る朝。
 地球が起きる。
指示6 3行目と4行目を対句を使って書きなさい。書けたらノートを持って来なさい。
 教師は、黒板に箇条書きの印をつける。
 列ができないように、子どもが動く流れを作る。
 文の間違いがあったら、訂正させる。なければ、○をつけ,黒板に書かせていく。
 途中、「黒板を参考にしていいですよ。」と言う。
 終わった子どもには「他にも考えてごらんなさい。」と言う。
指示7 右から順に発表しなさい。
 太陽が沈む夕暮れ。
 地球が眠る。
 など
 子どもから出されなければ教える。
指示8 対句を1回は使って詩を書きなさい。
「季節」「男の子女の子」など、対比するものに題名を限定してもよい。学級の実態によるだろう。
指示9 発表しなさい。
 C(対句になっていない)、B(対句になっている)、A(対句になっていておもしろい)、AA(対句になっていてすごくおもしろい)で評定をする。最終的には全員をB以上にする。
 作った詩を提出させる。
 詩は,学級通信に載せるなり,掲示するなりして評価する。

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