御祭神

 大 山 咋 神

     (お お   や ま   ぐ い の  か み)

 

中 津 島 姫 命

(な か  つ   し ま ひめの みこと)

 

 大山咋神

古事記に「またの名を山末大主神、

この神は近淡海国の日枝山坐し,

また葛野の松尾に坐す鳴鏑を用ふる神なり」とあり、

山の上部(末)鎮座されて,

山及び山麓一帯をを支配される大主神であり,

近江国の比叡山と松尾山を支配される神

であったと伝えられます。

 

 中津島姫命

 市杵島姫命の別名で,古事記に

「天照大神が須佐之男命と天安河を隔てて

誓約された時,狭霧の中から生まれ給うた。」

伝えられる神で,福岡県の宗像大社の祀られる

三女神の一神として,古くから海上守護の

霊徳を仰がれた神です。

 

 御神徳

京都洛西の総氏神として約10万戸の

氏子の崇敬を集める。

開拓,治水,土木,建築,商業,文化,

寿命,交通,安産の守護神として仰がれる。

特に醸造の祖神として,全国の酒造家,

味噌,醤油、酢等の

製造及び販売業者から特別な尊崇を受けています。

 

 宝 物

御 神 像 三 体(男神像二体、女神像一体)

平安初期の作で、三体とも等身大座像、一木造りで、

我国神像中最古最優品として重要文化財に

指定されています。

その他 古文書四千余点、古祭器具三十点等。

 

 本 殿

大宝元年 秦忌寸都理が勅命を奉じて創建以来、

皇室や幕府の手で改築され、現在の物は室町初期の

応永4年(1397)の建造、天文11年(1542)大修理を

施したものです。建坪35坪余、桁行3間梁間4間の

特殊な両流造りで、松尾造りと称せられています。

重要文化財に指定されています。又、

本殿に続く釣殿・中門・回廊は、神庫・拝殿・楼門と

共に江戸初期の建築と云われています。

 

 庭 園

 磐座の庭(上古風)

二神を表徴するに巨石を囲む岩石群の

配置は森巌味溢れ、地上一面に植えられた

丹波笹は高山の趣をあらわしています。

 蓬莱の庭(鎌倉風)

昔、中国の人が、東海中に不老不死の島あり

と考えたのが、蓬莱の島です。

岩の間から噴出する水が鶴形の池に注ぐ所、

多くの島が点在し、周囲を回遊しながら眺めると、

仙境に遊ぶ感がするといわれます。

 曲水の庭(平安風)

当神社の最も栄えた平安期を表現するもので、

御手洗川の清水は七曲りして丘麓を洗い、

丘上に青石が点在して此れを見下ろす

優雅さにして華麗な姿です。

 

【写真】