2003/01-02



2003/02/27

 結局衝動買いで本の購入数が普段通りになってくる罠。
 「JR時刻表2003 3月号」
 「ゴッドハンド輝 10」(山本和輝著、KCコミックス刊)
 「続・日本国の研究」(猪瀬直樹著、新潮文庫刊)

 時刻表は、今度の3月改正にあわせて購入。もう必需品?
 ゴッ輝は延々シリーズを買ってるのでその流れ。実際今のマガジンの中にあって真っ当すぎるほど真っ当な話書けてる数少ない作品のひとつでしょう。この人が前に書いてた彦座シリーズも面白かったし、やっぱいい漫画家さんだ。
 で、問題は「続・日本国の研究」。まあ「日本国の研究」は面白かったんですが、その続編となるとなぁ…道路公団の解体もうまく行ったというわけじゃないし、この人は批判するには良いけど、政策に結び付けるには至らなかったような気がするんだよなー。
 もちろんそれが悪いわけじゃないけど、最近はちょっと失速気味かなぁ、という気がする。実際、「続」も「日本国の研究」に比べていまいち内容が絞り込めてないし。猪瀬さんはそろそろ後進を育てるとか、責任者に為るとかした方が良いのではないかと思うんですが、どうなんでしょうね? このまま責任の無い地位に居る事は、流石にここまで来るとマイナスにしかならないんじゃなかろうか。

 今日は家庭教師にGO!
 月曜日には行ったけど、間が空くとだれるのでそろそろ引き締めにかかる意味もあってサービス。いいかげん兄貴の数学の成績どうにかしないと…
 で、道中にて電車でGO!プロフェッショナル2の発売を確認。今回は長崎、佐世保線が丸々収録されて居たりするわけだけど、どこまで再現されているか楽しみではある。鉄仲間の反応待ちなのがつらいが。貧乏は悲しいのう(w;;

2003/02/26

 久々に某バイト先に逝ってみる。といっても、1月終わりごろに首切られた所ですが。
 …気付かないうちに、現スタッフがみんな辞めるの辞めないのという話になっていて楽しいと云うか何と云うか。寧ろ予想通り?
 下に厳粛を要求する社長がいい加減な事をやらかしつづけていたんじゃ、会社としては堪ったものじゃありませんな。色々システムとかがコロコロ変わっていたけど、もうどうしようもないんでしょうなぁ…
 とりあえず、「バイトだから使い潰せる」と云う考え方は勘弁。

 本日の購入書籍。
 「鉄道ジャーナル 3月号」
 「PUSH 3月号」
 「月詠」(有馬啓太郎著、GUM COMICS刊)
 「サクラ大戦 漫画版」(原作広井王子、キャラクター原案藤島康介、作画政一九、講談社マガジンZKC刊)

 鉄道ジャーナルは、そろそろ台湾新幹線に関する連載が終わりそうな感じ。新幹線と云う輸送システムの成り立ちや運用の実際、新幹線と欧州の高速輸送鉄道との違いなどに関して凄く勉強になった連載でした。日本の鉄道システムが如何にハード的に優れているのか、これを理解するのにとても有意義な入門書でもあって。色々と楽しかったです。
 これを読んでいたから、「定刻発車」に興味を持ったのかもしれないし、また面白かったのだろうナァ。つくづく私の鉄道間に関して多大なる影響を与えた連載でしたねえ。
 同じような文章ですが、それだけ受けた影響が大きかった、と云う事で(^^;
 月詠は月刊コミックGUMの連載分なので、話としては読んでる奴。この巻は葉月の記憶も戻って、重い重いエルフリーデの過去の話でした。今の所キンケル男爵はまんま悪役ですが、本当の黒幕は、さて?
 サクラ大戦はとりあえず、藤島康介互換(笑)の絵が雰囲気出してたので購入。普通に面白い。ゲームやっててもあまり違和感ないし、初めて触れる人でも大丈夫か?
 しかし、本買うと一気に金が飛ぶナァ。まあ、今月はだいぶ購入書籍が少ないのでどうにかなってますが。現段階で13冊か…後は、最後にやってくる学研歴史群像新書次第ですかね。

2003/02/25

 ふむぅ。某所で少々、静かに戦闘行動を開始中であります。まあ、そこまで色々と具体的な行動を採っているわけではないけれど、せっせこと撒き餌はばら撒いておりますな。
 どうも現実に色々やってるほうが面白くて中々考えを纏めるには至ってないのが現状か。…日記を書く姿勢としてはどうかと思うが(^^;
 とりあえず今日は家庭教師だったけど、17時半頃に陣の原駅で起きた人身事故のため、鹿児島線がかなり乱れまくりでした。箱崎駅を18時30分に発車する普通はその前に現場を抜けているので大丈夫だったけど、その前に来る快速とか、箱崎で18時13分発の普通を抜いていくはずのソニックとかが完全に影響を被ってましたな。普通の後に普通しか来ないと云う状況で。しかも博多駅についてみると、どうやら次に到着する普通からは影響を受けていたっぽいので、かなりギリギリのタイミングでありましたよ。
 帰りにもかなり影響が残ってたけど、ま、所詮2駅乗れば終わりなんで、来た普通に乗ってりゃ大丈夫と云うお気楽さ。遠方まで帰っていかれる方はご苦労様でした。

 そうそう、先日の購入書籍。又しても書き忘れ。
 「電撃hp Volume22」(メディアワークス刊)
 殆んど「イリヤ」読むためだけに945円出してるような感じのこの本。雑誌のように見えて実は書籍扱いと云う罠。なんというか、結構な浪費であります(藁
 で、その肝心のイリヤですが…重い。前回の引きが結構重かったのもあって其れ為りに予想はしてたけど、予想を遥かに上回ると云うか。
 某2ch見に云ってみると、なんかネタばれスレがネタばれになってない状況で凄い進行してるし。みんな似たような感想抱いてるのが面白いと云うかなんと云うか。本スレも色々と書き込まれてたけど、結局衝撃の方が大きくて誰もネタばれを書かない状況なのが溜まりません。
 この話、どうケリ付けるんだろ?

2003/02/23

 韓国地下鉄火災時件に関して、色々と情報見ながら色々考察してあちこちに書き込みして居たら、日記書く暇なんて無かったですヨ。だめだめ。友人に色々と配ったり、作業が多かったせいもあるが。
 タスクが溜まってます。せめて地下鉄火災事件の考察くらい残しておきたいですが…

 実は21日に買ってたけど書き忘れていた購入書籍。
 「サクラ大戦 蒸気工廠」(ソフトバンクパブリッシング刊)
 サクラ大戦にそこまで興味があるわけではないけれど、彼の鈴木ドイツ氏も噛んで世界観解説をやっている本だと云う紹介があったので購入。ほぼ衝動買い。
 色々と面白そうなんですがとりあえず、その前にゲーム本編をやったほうがよさげナ罠。
 …儂いつその辺のつんゲーやれるのか謎やナ。

2003/02/19

 最近どうも「日記」として書くよりも、友人とのディスカッションでネタを消費する事が増えてきた。概ねICQなりMSNメッセンジャーを使ったゆっくりとした物になりがちなんですがね。
 空母の話についても、佐藤御大の「真珠湾の暁」収録のコラム「シーパワーとしての空母」「エアパワーとしての空母」を読みつつ思いついた物で、それをちょっと友人に話して反論待ちの状況だったりするし。
 ちなみに、その基盤には「真実一路」「魚雷は大人になってから」「同・中篇」「同・後編」及び「同・番外編」「同、番外編2」に書かれていた海軍の戦力評価その他に関する考察を読んだ事が大きく影響しているわけで、もし此処を読んでいる奇特な人が私の話に興味を持ったなら、是非とも一度全編を通して読み通す事をお薦めする。目茶目茶長いので覚悟が必要ですが(^^;
 海軍兵備のあり方に関しては、此の外にも学研から出ているムック「太平洋戦史シリーズ」収録の、遠藤昭氏のコラムからも大きな影響を受けているわけで、つくづく私のオリジナリティってなんだろうなぁ、と思わなくも無い(自滅)
 まあ、やりばなしコラムなので気にすると負けですナ(w
 なお、以下のコラムは、「魚雷は大人になってから」に書いてある事が前提になるので、その内容は把握している物として話を進めさせていただこう。

 さて、ともあれ空母である。
 この、今やシーパワーの象徴として、海の女王として海洋を我が物顔に闊歩し、世界中にパワープロジェクションをかけているこの兵器だが、そろそろ限界に来てるんじゃないかなぁ、と言うのが私の意見の趣旨なのである。
 そもそも空母が登場したのは第一次世界大戦の頃だが、それから僅か30年の間に海軍の主力としてそれまでの戦艦にとってかわった。これは、戦艦の性質が大きく影響している。
 戦艦があれだけ大きいのは勿論強力な主砲を搭載し、且つその攻撃力を安定して引き出すためである。この辺は「魚雷は大人になってから」にも書いてあるが、それ以外にも、高い塔を立てるには安定したプラットフォームが必要になる、と言うのもあるのだろう、と、ちょっと独自の意見を付け加えて置く。かなり狡すっからいやり方だけど(^^;
 高い塔を立てられるという事は、それだけ他の船よりも遠くを見渡せるわけで(言うまでもない事だが、地球の曲率の関係ね)、要するに偵察範囲がそれだけ広いという事である。まあ、巡洋艦みたいに速力を生かして広い範囲を偵察する船もあるけど、そう言う戦略的偵察能力じゃなくて、あくまでも戦術的な物に限定して話しますが。
 さて、拠り遠くを見渡せると何ができるかと言うと、拠り遠い距離を攻撃する事が可能になるわけですな。勿論、大きな大砲は小さな大砲よりも弾を遠くに飛ばせるのだが、攻撃するべきポイントを他の船よりも遠い所から見通せるわけで、攻撃可能範囲は非常に大きな物となる。
 ま、折角遠くまで弾が飛ぶんだから届く所まで攻撃したい、と云うのが人情な訳で。しかも関節砲撃である艦砲射撃は遠いと遠い分だけ落角の関係で威力も上がるし、実際の戦闘距離が20,000〜30,000メートルを想定していようが、その一方でできるだけ遠い距離から弾を当てる努力って言うのもずっとやってきてるでしょう。
 その一方で、戦艦主砲に頼らないで戦艦を撃沈する方法を模索した結果が魚雷であった、しかも航空機はあっさりと魚雷を運べるようになって必死に進歩して来た駆逐艦の地位をあっさり奪っちゃった、と言うのが「魚雷は大人になってから」の趣旨ですな。しかも攻撃可能レンジが果てしなく広い物だから、空母以外の大抵の艦艇は軽くアウトレンジできると云う。そりゃ相手の手の届かない所から一方的にぼこぼこにできれば、大抵の戦は勝てます。
 そして、「戦車の敵は戦車」って言うけど、航空機の敵もやっぱり航空機なわけで。航空攻撃を食い止めるのに最も効果の高い物は、当たる確立の限りなく引く被対空兵装ではなく、防空戦闘機なんですよ。
 結局空母ってのは、広い攻撃レンジと大抵の大砲より命中率の良い攻撃兵装(要するに艦載機)、洋上艦艇を沈め得る高い“可能性”とそれらから身を守る事の可能な高い防御力でもって成り立つ兵器と言うわけです。そして、そうした空母の優位って言うのは、ここに来て大きく揺らぎはじめていると見て良いでしょう。

 ま、その根拠ってのは簡単です。
 まず攻撃レンジ。まあこれは偵察可能範囲とも重なってくるけど、何よりも航空機に大きく依存しなくともある程度の範囲であればOTHレーダーで索敵が可能です。洋上艦艇はちょっと苦しくなるけど、それだって他の手段で代行する事は可能だし(偵察機を1機でいいから飛ばすとか)。ともあれレーダーの探知可能範囲が広がった事で、艦載機が偵察範囲の大部分をカバーしなければならない、と言う事はなくなった。
 そして攻撃性能。今まで航空機の命中率に敵う兵器はなかったし、これを上回る兵器もなかったけれど、今度はそれに乗ってる人間の人件費で足が出るようになってしまった。そして航空機並に命中率が期待できて、航空機よりも損失の少ないミサイルが出てきた。こいつはかなりの万能兵器で、魚雷がすべての洋上艦艇を沈め得る兵器であったならば、ミサイルは総ての兵器を攻撃可能な兵器である。その応用範囲は目茶目茶広い。極端な話、本体性能を一緒にしてもシーカーのプログラムさえ変えてしまえば、対空対艦対潜に対地、どんな相手にだって使えるし実際に当たる。まあ実際にそうすると破壊力過剰だったりして逆に不経済だからやらんだろうけど、充分に可能であるって事で。
 勿論防御だって、潜水艦は上空を押さえられると辛かったけど、原潜は潜りっ放しになれる事でだいぶ沈めにくくなった。そしてこれを捉えるためには、足の遅い対潜哨戒機と艦艇のコンビで当たるほうが一般的な艦載機を使うよりも気楽だし。対空防御も勿論、対空ミサイルでどうとでもなる。飛んでくるミサイルすら、CIWSで打ち落とす事が「可能」になった。第二時大戦型の銃砲が基本的に「航空機の邪魔をする」だったのに対し、確実に当てられるようになった、しかもそれを計算して動けるようになった事は大きいでしょう。
 結局、空母が持つ攻撃力も偵察力も防御力も、今や空母じゃなければ、と言うほどではなくなった。そしてそれゆえに、他の艦艇の8倍とかいう馬鹿な排水量と乗員数で維持する事が本当に意味がある事なのか、どうにも疑問になりつつあるとみてる。
 何より空母は規模の暴力が要求される代物で、最低50機は積まないと何も出来ない兵器です。何せ偵察と攻撃と防御と全部一手に引き受けるんだから、それぞれのソーティに廻すリソースが最低レベルを切ったらお話になりません。となると、海軍の本来の目的である「海上通商路の護衛」に当たっては、どうやって数を充当するのか、と言う事になってしまいますわナ。
 そう、軍隊ってのは、結局自分達の商売を他人に邪魔させないために存在しているわけで。そこに貼り付けなければならない兵数は物凄く大きな物になるけど、それを大規模な物に一気に詰め込んでかわりに数を調達できなかったら、まさに本末転倒ではないですか。
 だからこそ、空母はそろそろ必要なくなってるんじゃないかと思うわけです。何よりも、1隻で5000人とかの人間を必要とするなんて贅沢すぎる。それだけの人間を1隻500人のイージス艦に廻したら、それで10箇所を同時に守る事ができるようになるんだから。

 なんというか、結局海軍の艦艇って言うのは概ね5000〜10000トンレベルが1番使い勝手がいいのかもしれないなあ。
 どうも、巡洋艦最強論になってしまってるっぽくて嫌だけど(^^;

2003/02/17

 昼前の10時半くらいからやっている地方番組「電撃黒潮隊」が、なかなか面白い話を取り上げてた。
 ベトナム戦争に参戦した韓国の元軍人にスポットを当て、あの時何があったのかを描いていくと言うもの。なんと云うか、韓国人が触れたがらない部分ですな。
 今更私なんぞがどうこういう物でもないので詳細は書かないけど、気になった事が一つだけ。
 かつて日本軍について売春婦をやっていた韓国出身の女性で、進撃して来た韓国陸軍を見て、女衒として売春婦の世話をする事を申し出た人達が居たらしいのですよ。それに対して、ベトナム在住の韓国大使が「私達は日本人と違う、今はそういう時代じゃないのです」と云ってしまうのはどうよ?
 結果、ベトナムでは韓国軍人による現地女性への性行為(あえて強姦とは書かない)が横行し、ご落胤が大量発生する事になる。勿論、どの子供たちも父親不詳だったり、父親と連絡が取れなかったりするわけですが。
 前線の兵士がこうした事をしてしまうのは、むしろ仕方の無い事だと思う。ただ、それが予測できたにもかかわらず単なるメンツだけで対策を怠った後方の司令部は、糾弾されてしかるべきだろうな。

 ちょっと「空母不要論」を考えついた。今は時間が無いけど、そのうちまとめてみよう。
 しかし、私ってつくづく一般論に舌を出してみたくなるんだなあ。

2003/02/14

 9時ごろに突然東京の友人から電話があって、慌ててBS2をみてました。丁度「遠すぎた橋」をやっていたので。
 戦争映画の傑作の一つに上げられるだけあってか、見ていて飽きの来ない映画でありました。アフリカ戦線においてかのロンメル将軍を敗走に追い込んだイギリスの堅物名将モントゴメリーが、その軍人生活において初めて博打に挑戦し、ものの見事に失敗した事で有名なマーケットガーデン作戦を描いたこの作品。いかにもイギリス人の手になるものらしく、ハリウッド映画にありがちな無駄な盛り上がりというものがありません。ノルマンディ上陸後において最も悲惨な戦闘となったこの作戦を、何処までも冷徹に淡々と描いてあります。
 良く「イギリス人は敗北を愛でる」と云うけど、まさにそんな感じ。途上のドイツ軍抵抗拠点を強引な力押しでがむしゃらに突っ走って見せた第30軍団を描く時にはとことん明るい音楽で雰囲気を盛り上げながら、味方から遥か100kmも離れた戦線後方に降り立ったイギリス第一空挺師団「レッドデビルズ」を描く時にはただの1フレーズもBGMをかけてないし。第30軍団にした所で本当の意味では味方を救出できなかった(どころか、強引な進撃で損害多発してるし)事を考えると、ひたすら明るいだけの音楽も非常に嫌味に聞こえてくるのが凄い。
 結局この作戦は、一番最後に参謀たちが簡潔に総括して見せた、
 「上の連中の思い付きで俺達が死んでいくのさ」
という台詞に集約されているわけで。そしてそんな自己批判の映画を作ってしまえるイギリス人は矢張り最高です。まずおのれをおちょくり、その上で相手を徹底的におちょくってやるのがイギリス人気質だと勝手に思っていたりするわけですが、その自虐的ともいえる精神が余す所なく表に出てて良いです。
 ただ、さすがにまるでソヴィエトのT34/85かいなと思えるようなティーガー戦車は興醒めです。もしこれが「本当の敵は独逸人ではなく、ロシア人なんだよ」って云う隠されたオマージュの為せる業だとすれば、随分の念の入った嫌味なんですが(笑)。未だに対戦中のネタで自分たちと独逸人をからかって遊んでいるイギリス人の事だから、その可能性を否定できない所が怖い(^^;

 本日の購入書籍。
 「中島零 作品集[ゼロ]」(中島零著、GUM COMICS刊)
 GUMでライトなガンアクション読み切りを書いている中島零さんの漫画がようやく単行本化したもの。この方の初単行本…と思ったら、3冊目だそうで。最も、過去2冊は成人漫画ですか…見た事ないなぁ(爆)
 ともあれ、普通の漫画としてはこれが初単行本で構わないわけですな。ガンアクションというと真っ先に思い浮かぶのが伊藤明弘さんの「ジオブリーダーズ」だろうけど、ノリ的には似てるかも。もっとも、ジオブリがB級アクション映画のノリなのに対し、こっちは完全な1話完結ものだけど。ただし、パンチラありなのはどっちも一緒ですナ〜。それが全然えろくない所まで(笑)

2003/02/13

 先日ふと気になって、シャルル・ド・ゴールの事を調べてみた。といってもかのド・ゴール将軍の事ではなく、その名前を冠したフランスの原子力空母の事だけども。
 まさか、今の世界に在って、アメリカ以外で原子力空母を保有しているのがフランスだけだとは思わなんだ。イギリスが第二次大戦後空母を捨てる方向に向かい、今では軽空母のみの軍備である事を考えると、(ロシア海軍は正直まともな海軍の体を為してないので)他に保有する国は限られるわけであるが。
 しかし、海軍の本質的な任務が通商路の保護である事を考えると、イギリス型の、必要最低限の航空機を運用する軽空母運用の方が多数整備も可能と在って拠り合理的な気がします。なんせ正規空母なんて下手すりゃ8000人もの乗員が必要な金食い虫(ありとあらゆる意味で)だし。
 ある意味、それほど大規模な海上交通線を持たないフランスだからこそできた贅沢かも。とはいえ、着工が1989年で竣工が2000年だから、丸々11年の建造期間ですなー。建造中は度重なる工期延長に加え、竣工前に改装工事が始まるなど前代未聞の行為を繰り返してくれた同艦ですが、この対イラク戦が初陣になるんでしょうかね。

 本日の購入書籍。
 「カレンダーがーるず OVER!」(朝倉衛著、ファミ通文庫刊)
 前々から気になって居たファミ通文庫のえんため大賞フェア対象作品。第4回えんため大賞小説部門佳作受賞の人の書き下ろしだそうで。
 矢張り私の好きな作品は、文章がテンポ良くて、且つ設定に無理のない作品のようで。内容自体は有り触れたボーイミーツガールのラブコメスペオペだけど、キャラクターが活き活きと書かれているので読んでて飽きません。話自体も1冊で綺麗に纏まってるし。こういうバランスが取れて、なおかつ面白い作品をかける人は頑張って欲しいものですな。二本目を当てられるかどうかが疑問だけど(^^;
 しかし、巫女さんは良い。ついでにメイドルックも良い。まあ、巫女服やメイド服が戦闘に向いているかはさておき、戦闘服が巫女服だったりメイド服だったりするのは、艦の乗員が女の子である以上問題ないのですよ。
 そしてチャンバラで決闘する主人公たち。かなり趣味の世界に入ってます。この辺が適度な必然性で以って描写されているあたり、私にとっては文句の付けようが無いです。美味であった、とまでは行かないけど、個人的には安心して読める作品ですわ。
 なお、先週迷っていた電撃文庫の「七姫物語」は、結局購入しない事に決定。どうも文章が淡白で、文のメリハリで乗せて欲しいと思う私にとっては厳しかった。
 どうも、電撃文庫は交互に当たり年とそうでない年が来ている気がする。まあ、此処4年しかみてないから傾向も何もない訳ですが。

2003/02/11

 今週に入ってから、何となくだれてる罠。月の中頃ってやる事なくなるナー。本も出ないし、お金はないし。
 …って、おお、そうか。本の感想がかけるじゃないか。この前「吸血鬼のおしごと4」を読み終えた事だし。
 と云っても、シリーズ途中であるだけにいまいち書きようが無い罠。やっぱだめじゃん。
 取り敢えず、今回は猫大活躍で猫ファンも大満足、というお話でありました。秋山瑞人の「猫の地球儀」で猫描写に萌えた人なら、恐らく満足できるでしょう。
 今のところこの程度だよなー。

 しょうがないので、イラク状勢についてでも書いてみるかぁ。
 日本という国家が未だに公共事業=土木工事という構図から抜け出せずにいるわけですが、アメリカだって金の投資先=軍需産業であり、投資先が違うだけでやってる事に大して違いがあるわけではない。まー、日本に於ける土建業売上高の対GDP比4%というのはどうかと思いますが。
 就労人口でも8%しかないので、実は日本の公共事業というのは、非常に限られたパイの取り分を増やす事でそれを全体に波及させていくという、ある意味非常にリスキーな投資体制にあるとも云える。但し、逆に言えば、国の政策に関わりなく経済が動いている事の証左でもあり、ここ数年公共投資の拡大自体では景気回復に繋がっていない事を考えると、案外国や自治体が金出さなくても日本の経済ってのはなるようにしかならないんじゃないの?
 まあ、、それはともかく。日本のそんな状況に対して、アメリカの軍需産業は全GDPの2割程度あるらしい(友人談)ので、まだしも波及効果の高そうな状況ではある。但し、この2割が国の金で食っているというのは、非常に大きなリスクを抱えているであろう事が想像できる。
 就労人口が売上高に比例するわけではないので断定するわけにはいかないけど、それにしても全国民の2割前後のアメリカ国民が国庫によって飯を食わせてもらっているわけだ。
 これってどうよ? そもそも軍需産業というのは国策とも絡んでくるから技術移転が軽々しくできない。よって高い開発費をかけて完成させた新技術は民間転用が出来ない。即ち、軍需よりも遥かに巨大な民間市場で利益を出す事が出来ないわけだ。
 しかも、兵器ってのは基本的にストックされる物だし、平和な時代にはそれこそ需要が限られる。したがって、軍需産業の飯を食わせてやるには、定期的にストックを消費して新たな需要を喚起しなければならない、という事になる。
 …軍需物資が消費される事態って何でしょうねぇ。
 そう考えると、日本のマスコミが騒いでいる「イラク攻撃は正義に反する」と云う主張に関しては、ちょっと待って、と云わざるをえないのですヨ。今のアメリカはまさにストックが膨れ上がり、今にも破裂せんばかりになっているわけでして。その物資が放出されなければ、そのあとにやってくるのは…軍需産業の倒産騒ぎ、って事になりませんか?
 そこからどんなドミノ倒しが起きるかはあまり想像したくないですな。アメリカの箍が外れると確実にあちこちで押さえこまれた不満が噴出するだろうから、まさに混沌たる1930年代の再現になりかねませんよ。
 しかも、この世界的に経済の失速が止まらない不況状況の中、各国はそれぞれの経済圏をブロック化して乗り切ろうとしているような雰囲気を感じます。そしてドイツは時の強大国アメリカに楯突き、アメリカから次第に敵視されつつあるし。一方の日本のマスコミは、又しても「ドイツを見習え」と唱えだしております。…デジャヴ?
 又してもドイツと…イラク?あたりと手を組んで対米戦争、っていうシナリオは勘弁して欲しいものです。なんと云うか、それを否定する材料に乏しいあたりが困る。国全体が目標を見失っているなかで民族の支柱を求めて次第に右傾化しつつあるし、それを止めるべき朝日新聞は今迄の報道姿勢が祟ってものの見事に信用を失っております。確かにナチスと反戦を唱える今のドイツを一緒にしてはいけないのかも知れないけど、その主張する内容は兎も角、やってる事が一緒って云うのが不気味なんだよなあ。

 むう、結論がない。ま、書くとヤバそうなんでこの辺で止めておきます(^^;

2003/02/09

 うぐぅ。何だか週末のたんびに更新が滞っている気がしますよ。
 今回は土曜に遊びに来た友人と阿呆なネタで盛り上がったあと、別な友人の修論手伝いにえっちらおっちら。結局それからほぼ24時間拘束されたわけか…
 なんと云うか、アレですな。どんな時でも目的を忘れてはいけない、と。一番大変だったのは、「何でこの文章を書いているのか」と云う、理由の掘り下げだったような気がするんで(^^;

 久々に短い日記であった。あとはI'veの音楽でも聞きながら寝るとするか…

2003/02/07

 今日は787系BUFFET最後の営業という事で、記念乗車にひーこら走って行ってまいりました。
 …博多駅を16時05分に出るというのに、15時50分まで家に居てはいけません(爆)
 正直、残り時間15分で良くもまあ間に合ったものです。博多駅で切符買った時、もう16時04分だったもんなぁ。
 お陰で出発イベントなんて全く撮影できなかったものの、まあ、構わんかも。本来BUFFETあまり興味ないしなぁ。夜のつばめ族である私としては、実家と往復するたびに毎度毎度悩まされる車内の混雑振りを見ているだけに、営業しなくなるBUFFETなんかよりも余程座席を増やしてもらいたかったものです。
 とは言え、無くなるのは矢張り寂しいもので。ああいう無駄な空間は、寧ろのんびりくつろげるスペースとして欲しい気はします。寝台列車に於けるロビーカーの発想と一緒ですな。夜は外が見えない分デッドスペースになってしまうのが悲しいところですが、思い切って減灯して、夜景や星空を堪能できるスペースにすると面白いのかも。
 乗客がそこでくつろいでしまう可能性に関しては、シート(というかベンチ)を簡素なデザインにして、長時間座ろうという気にならないようにしてしまえばよいのではないかと。どうせならそこまで思い切って欲しい気もしますなー。

 さて、今日の19Mことつばめ19号ですが、この混雑が亦凄い事凄い事。普段から混み合う時間帯なのかもしれませんが(何せ金曜日の夕方だし)、それに加えてサヨナラ記念乗車の人間が乗り込んでるからあちこちに立ち席が出ることに。九州の一番面倒な点ですな。閑散とした時間帯は空席だらけなのに、混み出すと輸送力不足に陥るという流動の極端な偏り、ってやつで。
 ともあれ、ブラスバンドが演奏し、ずらりと並んだ女性客室乗務員の方々が例のお辞儀で見送る中、最後のBUFFET付属編成たる19Mは鹿児島に向けてラストランに出発です。
 人でびっちり埋まったBUFFET車内では、これが最後とばかりに、誰も彼も酒やつまみ、蕎麦飯やたこ焼きなど、いかにもBUFFETと言いたくなるようなメニューを次々に注文しておりました。普段からこれだけ客がいれば絶対に廃止される事は無いんだろうなあ、と思いつつ、そもそも人で一杯だと一般客は引くと思います(^^;
 今回は金と時間とやる気(爆)の制限から久留米まで乗って、とりあえず乗車証明のポストカードだけは戴いて帰りました。これ、云ったら何枚でもくれたのはどうなんだろう?(笑)
 ともあれ、これで日本の昼行特急から「シ」の符号を持つ車両が総て消えた事になります。かつての鉄道が移動手段の総てであった時代がいよいよ本格的に終了し、これ以降、鉄道は交通輸送体系の中の一要素として生きていく事になるのではないでしょうか。
 …と、此処まで書いておきながら、800系で復活したらやだな。いやいや、それはそれで嬉しいんだけど(^^;

 本日の購入書籍。電撃文庫の新刊が出ていたのでゲット。
 「吸血鬼のおしごと4 The Style of Mistress」(鈴木鈴著、電撃文庫刊)
 「パラサイトムーンY 迷宮の迷子達」(渡瀬草一郎著、電撃文庫刊)

 「吸血鬼のおしごと」は、とうとうやってしまいました分冊化。300→370→360とページ数を順調に増やしてきた結果、今回は280ページ。但し長すぎて途中で切らざるを得なかった結果であって、どうも本来は400ページを軽く超過したような雰囲気。
 そして「パラサイトムーン」は…こっちも遂にやってしまいました400ページ超。確かこれって電撃の限界に近いページ数じゃなかったっけ? お値段も軽く700円近く行ってます。
 …電撃の作家さんって、どうしてこうも長く書くのが好きな人が多いのだろうか?秋山さん然り、川上さん然り。まあ、その分文章を読んでて読み易い作家さんが多い事も事実ですが。
 で、第9回電撃ゲーム小説大賞の作品が3冊出ていたけれど、今回はちょっとパス。単純に金がなかっただけですが(w
 もっとも、大賞取った「キーリ」は、悪くはないんだろうけど話が好みじゃないので買わない事に決定。金賞受賞の他2作品だけど、「バッカーノ」も興味無い西部劇風味なのでパス、何処となく田中芳樹の「七都市物語」を法仏とさせる「七姫物語」だけ、ちょっと読んでみるかねぇ、と思って居る所也。
 電撃って、時に結構あからさまに特定作品のパクリ(そう言って悪ければパロディ、若しくはオマージュ)と思える作品を受賞作として出してるけど、これは社の方針としてやっているのか、それとも単に選考側が無知なのか。少々気になるところです。
 まあ、読んでいて読み易い文章の人が多いのは有り難いのですが。

2003/02/05

 久々にプールに行って泳いで来ました。我ながら持久力無さ過ぎ。泳いでいるうちに関節付近が痛くなってくるし(多分筋が悲鳴あげてるだけ)。
 結局40分くらい泳いでから切り上げたけど、その後歩きながらふらつく罠。昔は平然と1時間半も泳ぎつづけていられたのになぁ。ちょっと体力を鍛えなおしたほうが良さそうだ。

 「定刻発車」は一気に読み上げたけど、結局「鉄道地図の謎」はのんびりゆったりモードになっている私。
 今の所第2章の途中まで読破。まー、鉄道網の成長から国鉄衰退の概観は概ね第1章に書いてあったから、一通り目的は達成してるんですが。
 で、取り敢えずの感想。
 政 友 会 逝 っ て 良 し !
 国鉄衰退の根源的な原因となった(改正)鉄道敷設法だけど、これが政友会総裁原敬のごり押しで通ったとはしらなんだ。いくらなんでもこれは流石に罪が深いですぞ。

 まあ、こういう流れらしいです。
 明治5年の新橋―横浜間開業以来、紆余曲折がありながらも地道に路線を伸ばし、大正10年頃には、概ね全国の背骨となる幹線系(要するに、現在「幹線」に分類される路線の大半ですな)の整備がほぼ終わりに近付いていた。まあ、この間凡そ50年。
 そこで鉄道院は、狭軌で促成された貧弱な設備の既存路線を標準軌に改軌の上、曲線半径なども大幅に改良して欧州並の輸送力を付与しようという計画が立てる。この方針は、明治42年、時の鉄道院総裁後藤新平(又してもこのおっさんですか)の元で具体的な計画に纏められ、鉄道会議で可決されて、その後の鉄道院の大きな指針とされる予定だったのですが。此処で当時次第に力を付けつつあった政党勢力が立ち塞がるわけで。
 何せ、彼等の支持基盤はずばり「農村部」。流石にこの頃になると鉄道の開通が地域経済の浮揚に繋がる事が全国的に認知されて鉄道誘致合戦が激しくなっていたから、鉄道が開通するとその地域の人達が喜ぶわけだ。だから、議員さん達は一生懸命自分の票田に鉄道を引っ張ろうとする、と。
 そんな彼等にかかれば、これ以上新しく鉄道を作る事が難しい鉄道院の案なんて認められる筈もありませんな。よって鉄道院の案は国会でどちらかというと否定的に扱われるんだけど、この問題で大きくもめているさなか、よりによってそれまでの藩閥政治にピリオドが打たれ、原敬が総裁になって政党政治の時代が始まってしまいます。当然、鉄道院の案はあっさりと却下され、全国149路線、計1万8000kmのローカル線を建設すると言う誇大妄想といったほうが相応しいような(改正)鉄道敷設法が議会を通過してしまうのでした。
 …建設の優先順位も建設費の調達方法も全く決まっていない中、作る路線ばっかり確定しているプランだからなあ。絶対(改正)じゃなくて(妄想)と言ったほうが正しいよなあ。大体、その時その時の政治家同志の力関係次第で、どうとでも計画が変わりそうな気がするし…
 結局、この法案は戦後も生き残り、モータリゼーションの波の中売上を減少させていく国鉄にとって大きな負担となる、赤字ローカル線の建設を強引に推し進めさせます。また、此の時施設の改良にに手を付けなかった結果、高度経済成長の中で輸送力不足を露呈した既存路線の改良も戦後の主要な鉄道事業になったため、改良と建造の大きな負担に押し潰されるように、国鉄は大きな赤字をこさえて前のめりに倒れるのでありました。合掌…

 なんと云うか、政治家の票田の利権だけで動くと国がどうなるか、っていう見本のような展開ですなあ。ちなみに、2003/01/15や2003/01/29に書いた犬養毅も政友会総裁ですか。政友会ってこんな政治家ばっかりかい。
 こうやって見てみると、政友会って、肝心の総裁からして党利党益にのみ敏感そうな人間ばっかりですな。ひょっとして戦前民主主義の象徴みたいに言われている政党政治って、要するに利権政治屋による我田引鉄の人気取り政策が横行した、衆愚政治の見本のような時代じゃないのかね? 自分達の首を締めるような天皇機関説否定、天皇主権説採択を強行したのもこのころだし。犬養なんて、政権取るための政策で自分の寿命を縮めたし。
 悪くいわれる藩閥政治だけど、実の所あそこで国民から否定されたのは藩閥政治じゃなくて、官僚主導の情け容赦無い合理的政策なんじゃなかろうかと思えてくる。なにせ、藩閥政治と言いながら、官僚に関しては東京帝大出身者が次第次第に数を増やしていただろうから。東京帝大が薩長土肥にしか門戸を開いていなかった、って話は聞いたことないしなあ。
 ひょっとして、この国では代議士の政策立案能力に関して、何一つ信頼しないほうが良い、という事ですか? 寧ろ政治家がしゃしゃり出ると、そこから亡国への道程が始まったりしますか? 政治屋さんたちは戦後になっても、今度は我田引道で国庫を傾けようとしてるし。

2003/02/04

 ゆうべハイパートレインネットワークの情報掲示板815に書き込むってんで、改めてじっくりと「香椎副都心土地区画整理事業」のパンフレットを見てみました。
 そこで、この事業計画の流れをちょいと抜粋。

 昭和52年 2月 福岡市総合計画(第4次マスタープラン)において東の副都心に位置付け
 昭和59年 2月 香椎操車場の規模縮小(約26ha遊休化)
 昭和62年 3月 香椎操車場地区整備構想策定(福岡市、住都公団、国鉄)
 平成 元年 3月 香椎地区副都心整備計画策定(福岡市)
 平成 2年 7月 香椎操車場地区の事業化基本方針合意
          (建設省、福岡県、福岡市、住都公団、国鉄清算事業団、JR九州、西鉄)
 平成 4年12月 都市計画決定(土地区画整理事業区域及び都市計画道路)
 平成 5年 1月 公団への事業要請(福岡県、福岡市)
 平成 6年 1月 施工規定及び事業計画の建設大臣認可
 平成 8年 4月 用途地域の変更及び地区計画の都市計画決定
 平成 9年 4月 変更事業計画の建設大臣認可
 平成11年 6月 第一回仮換地指定
 平成12年 3月 鉄道高架化工事着工式
 平成13年 6月 第2回変更事業計画及び変更施工規定の国土交通大臣認可

 なんつーか、長いです。最初にプランが立ってから事業が形になってくるまで10年、それから実際に着工するまで更に10年。そして、これから形になるまでは更に10年かかるというのだから恐れ入ります。事業完成予定は、(清算期間5年を除いて)平成20年だし。
 計画策定の段階で、最低40年は先を見通さないといけないんだから、そう考えると今あちこちで「無駄な」公共事業が継続事業として無駄金をばら撒いているのもわかります。独自財源でやってるわけじゃないから国の法令に縛られて、一度動き出すと、そもそも地方公共団体自体も止めきれないんじゃようなきもするし。なんと云うか、そもそもの計画策定方法に問題が在るんだろうなあ。
 香椎副都心でこれだから、香椎浜埋め立てなんて、それこそ一体どれだけの人が動き、金が動いているのかわかったもんじゃありませんな。市民団体がどれだけ反対しても簡単には止まらないわけだ。

 ともあれ、今になって漸く鉄道高架がほぼ形を見せたわけですが、これもまた眺めてみると結構面白い。
 今の所に私鉄とJRの乗換えを促進するため、名香野に統合新駅が誕生する予定ではあるけど、現段階で西鉄側は既存駅の移設だから兎も角、JR側の駅名が未だに見えてこない所が興味深いですな。まあ、西鉄が香椎駅周辺土地区画整備事業と絡めて西鉄香椎駅まで高架化しようとしてるから、その事業完成までほたっとくつもりなのかもしれませんが。そもそも東側に建設中の博多東バイパスもまだ形が殆んど見えてないから、開業予定立てようにも暫らくの間は無理なんだろうけど。
 ちなみに。連続立体交差事業は渋滞解消のためにやる工事なので鉄道事業者側の負担はそんなに大きくないんだけど、宮地岳線の軌道路盤強化まで事業費で出ているような気がするのは私の考え過ぎなんでしょうかね?(^^;
 JRも、お金あまりかけないで退避用の設備を手に入れたからホクホクだろうなぁ。駅が開業する前から信号所扱いで使われてたりすると楽しいんだが(笑)

2003/02/03

 「定刻発車」を読破!! ええ、一日で読み終えましたよ、一日で。日本の鉄道が如何に「Crazy」な事をやらかしつづけているのか、という事を散々に書いてありましたよ(万歳)!!ああ、やっぱ欧州と日本では鉄道の根本的な役割が違いますわ。余は満足じゃ。
 んで、この本を友人のせつなっちに紹介した所、
「いっそのこと、この本を日本の鉄道紹介本として、むしろヨーロッパとかで翻訳して売りだしたほうがいいんじゃない?」
と云われました。うむ、そうしよう。是非ともそうしたい。というわけで、誰かやるよーに。
 まあ、それは兎も角、現役運転士なんてそれはもう化け物さんな訳です。初めて触る電GO!のソフトであっても、ほんの僅かな画面の処理遅れからブレーキの効きを感知し、距離メーターなんかにも頼る事なく定時0メートル停車をあっさりと達成したりするわけです。そして、そんな人が関東や関西、中京辺りにはごろごろしているわけです。
 なんと云うか、日本の鉄道運転士育成システムが如何に危険な代物かがわかります。そしてそんな専門技術を求められながら、なんでもないように運転してしまう運転士さんはやっぱり凄い訳で。運転士の給料が高いのも、其の理由がわかろうってものです。
 この上に駅員の乗客整理や信号システム、更には乗客までもを巻き込んで、日本の鉄道は恐るべき高頻度定時運行を日々維持しようと努めているわけです。ここまで来ると、確かに独逸人じゃないけど「クレージー!!」って叫びたくなるよなあ。
 そういった事を、この本では新宿駅や山手線を例に書き下してあったわけですが、このノウハウを輸出するだけでも日本の鉄道会社は飯食っていけるんじゃないだろうか?と考えてしまったのですよ。
 よく国労の人が再就職について訴えていたけど、実は海外に行ったら鉄道技術伝道師としてやっていけたんじゃないだろうか。日本人は自分達の持つ技術に無頓着である、というのはあちこちで実感する事ではあるが、鉄道もその一つだよなあ。そもそも世界の何処を見渡しても、日本ほど高頻度運転を行なっている国はないのである。営団地下鉄銀座線の40秒間隔運転なんて、最早気違いとしか思えないし。
 やっぱり、日本人の、本来怠け者の癖に妙に凝り性な部分がマッチしたんでしょうねえ、鉄道には。普段は日常業務をこなしてさえいれば、とりあえず定刻通りに走るのが鉄道だし。

 ドイツなんかも日本を見習って定刻運転を根付かせようと努力しているみたいだけど、こればかりは企業文化を染み亙らせるまでは無理でしょう。ある意味、そういった事が出来るか出来ないかが、新幹線とICEやTGVとの事故率の差になって現われていると見ても良いだろうし。
 とりあえず、Time is Moneyを地で行くような東アジアでは、ヨーロッパシステムでは対応できないんだから、中国の高速鉄道もさっさと新幹線方式で作って欲しいものです(笑)
 今日本のマスコミはドイツのリニアシステムに目を奪われているみたいだけど、単なるカタログスペックだけじゃない、ソフトウェアの分野での新幹線技術の優位性に目を向けたほうが良いのではないかと。じゃないと、何で中国鉄道省が新幹線システムの導入で一致しているのかがわからなくなるんで。
 リニアなんてただの飾りです。江沢民の道楽です。日本の偉い人にはそれが分からんのですよ。

2003/02/02

 先日、ここ最近ほぼ週末のパターンと化した、特急氏とのお食事に出かける。筑肥新道を通って河に行き、帰ってくるという行程だが、途中筑肥線跡について幾つか話が及ぶ。
 まあ、平尾から小笹方面に抜ける時はいつもの事です。…本当は、此処で面白い話をしたはずだったのだが、下に記す「もっと面白い事」によって記憶から完全に吹っ飛んだ罠。
 そして今日は、遊びに来た葉月氏と三国志について色々と話し込む。偶々ネットで見つけたお馬鹿リプレイのページを見せたのがいけなかった。二人して「三国志Z」を探し回るはめに陥ったわけで。
 うう〜、やばいよ〜。どんどん三国志にはまり込んできた…とりあえず私はPC版を買ったので、先ずはインストールできる隙間をHDDに作らないと…(汗
 #ちなみに、葉月氏はPS2版を喜んで購入されておりましたが。

 なお、ついでなので二日市まで葉月氏にお付き合いして、そこから久しぶりに西鉄電車に乗車してみる。
 某所で極秘企画が深く静かに進行中ですが、その簡単な下見も兼ねて。浮かばないかもしれんけど(爆)。暖かくなってくると面白そうですなー(謎
 漸く西鉄の新型8000系に乗車する機会を得ましたが、なんと云うか、今となってはVVVFも古くなったナーと云うか、最早有り触れていると云うか、新味が無いです。そもそも駅間狭いから加速時間が短くて、そんなに音が響いて来ないし。
 ただ、加速時間が短いという事はそれだけ加速性能が良いというわけで、車両性能に問題を感じたわけじゃないです、勿論。豊肥線で、815系の加速力体験してると、「VVVFの実力はこんなものじゃないだろう!?」って云いたくなるんですな。余計なお世話なんですが。
 車内のほうは、西鉄としては新しいんだけど、既に他社の新型車両で散々お目にかかっているフィット型のロングシートだったので、なんと云うか、真新しさは無いな、と。西鉄はとことんこなれた技術しか使ってませんね。
 個人的には、西鉄にはもうちょっと速度向上を図って欲しいですな。特急が90km/hフラットで走っているのはちょっと眠いっす。やっぱ最高110km/hくらい出してもらって、JRを脅かして欲しいものです。

 で、そこまでやって散々遊んだ末、本来の目的であった淳久堂へGO。本日の購入書籍はこちら。
 「鉄道地図の謎 路線図に隠された鉄道の憂鬱」(所澤秀樹著、山海堂刊)
 「定刻発車 日本社会に刷り込まれた鉄道のリズム」(三戸祐子著、交通新聞社刊)
 「苺ましまろ Volume1」(ばらスィー著、電撃コミックス刊)

 HEY BULLDOGと云うページで紹介されていた「鉄道地図の謎」に私のアンテナがぴぴっと反応したため、ぷち金持ち気分の今の内に衝動的に特攻。で、それが全然見付からなくて探し回っている時に目に留まったのが「定刻発車」というわけで。但し、どちらも淳久堂では見付からず(店員もカウンターに居なかったしなあ)、紀伊国屋天神店で見つけるという罠。
 ううむ、「定刻発車」はなかなか面白いです。出だしの、世界各国の定刻率に関する記述を見てほぼ反射的に購入を決定した本書ですが、定時率の考え方って国によって違うんですな。1分遅れりゃ遅延に換算されるのは日本だけで、欧州では15分とか30分までは許容範囲ですか。なるほど。で、まるで偏執狂でもあるかのような秒単位で運行する鉄道システムが出来上がった素地は何処に在ったのか、を江戸時代の庶民の生活から振り返った上で考察しているのが非常に興味深い。
 それにしても、日本の鉄道は最初から競合交通機関との競争の上に始まったんですな。まさか、新橋―横浜間の運賃が併走する人力車の運賃を睨んで決められていたとはしらなんだ。
 そして、大正時代には既に始まっている混雑との戦い。何だか、戦前の鉄道史をこうやって改めて眺めてみると、つくづく昭和40年代中頃から国鉄が暗黒時代に入って行くのが実感されます。国鉄の採算性悪化と国鉄改革によって、九州の線形改良はおじゃんになったんだよなぁ…と、ちょっと愚痴。
 「定刻発車」が面白いお陰で、当初の目的であった「鉄道地図の謎」は後回しになってしまった。いや、こっちも面白い、面白いんだけど。なんと云うか、片方読んでるともう片方が気になるって感じで、非常に健康に悪いっす。もっとも、「鉄道地図の謎」のお陰で、鉄道思想史に関してはかなり作業が終わってしまったような気がしてなりませんが。

 「苺ましまろ」は電撃大王で連載されていた作品が単行本化されたもの。高1と小6によるびみょー世界が展開されております。まあ、これは歩きながら気が付くと読みおえる、その程度のものでして。
 と云うわけで中身をよく覚えて居ない罠。まあ、今回は同時購入の本が悪過ぎた。お陰で4,000円ほど吹っ飛んだが、まあ仕方があるまい(本当か?)
 とりあえず、一部の連中に見せて、評価を聞いてみるとしよう。

2003/01/30

 日経新聞の「デフレが蝕む」というコラムを読んだ。

> 「ユニクロ」のファーストリテリングや日本マクドナルドなど、低価格を武器に
>売上を伸ばした企業が次々に失速するデフレ下の競争。そこには低価格商法が陥る
>共通の罠がある。
> 価格を下げれば商品当たりの利幅は減るが、販売量が拡大することで全体の利益
>は増えるというのがこれまでの方程式。ところが、安さへの驚きが薄れるにつれ、
>既存点の売上が減り始める。利益維持に不可欠な量を確保するため新規出店を拡大
>するものの、店舗当たりの効率が下がり、収益性が低下。合理化を迫られる。

 これを読んで「何を今更」と思うのは私だけ? こうしたデフレ競争の結果収益性を極端に悪化させた例として、ダイエーが我々の目の前に転がっていると思うのだが…
 「低価格路線を展開させるためには体力が無ければならない」と云うけど、なら、体力があるからっていつまでもマラソンを続けていけるのか、という問題がある。人間、全速力で走りつづけたら、いつかは必ず息切れする。それが身の丈に合った成長ならいいけど、大抵そうではなさそうだし。
 そもそも「業界シェアNo.1」=「業界リスクNo.1」だとしか思ってないので、私の場合、トップに立つという事には大して面白味を感じないのである。大体、業界でトップに立った所で、業界全体のパイが小さくなれば当然、シェアNo.1の会社が真っ先にダメージを受けるのである。買い求める人間がいつまでも増え続ける商品なんて存在しないから、必ずどこかで拡大では無く安定や縮小を計る必要がある。その事を忘れて成長を続けても、やがては(所謂)恐竜のように、自重で押し潰される筈である。それくらいなら、人気が出ても、自分の手に負える以上の所迄は手を広げない。その代わり、今やっている仕事に関しては絶対に手を抜かない。それだけやっていれば、大儲けは出来なくとも、大きな損をする事も無い。…最終的な稼ぎは、損が無い分こっちの方が多いと思うのだがなあ。どうなんだろう?
 私の場合、濡れ手に粟よりは、適当な量の給料を地道に貰い続けられたほうが有り難いしなぁ。何より人生設計においてリスクが少ないから。…といった事を考えている私は、若さが無いのだろうか?(w
 遥かローマの時代から「敵を駆逐した集団は、その内部に敵を抱える」というが、今のアメリカを見ていてもそんな感じだし。企業においてもそれは変わらないのでしょう。
 …もし此処で、トップに立っても挑戦者として居続ける事が出来たら、それは本当の意味で偉人(=変人)だろう(笑)
 まあそんなわけで、目指すべきはトータルでの収益という事で。

2003/01/29

 「昭和史 七つの謎」をそこそこ読了。というか、大戦前の所謂「暗黒の昭和史」を概観した部分と、巻末の天皇論以外は今の所興味が無いので一旦満足しただけなのであるが。
 ともあれ、昨日の日記にちょっと補足。
 五・一五事件だが、何故此の時の新聞が読みたくなるのかというと、当時の世間の空気がどんなものだったのか非常に気になるからである。
 この事件の最大の特徴は、実行犯の裁判が、まるでヒトラーのニュルンベルク裁判かと思うくらい被告に同情的な事、らしい。この本によると、では在るが、普通は民間人には秘密の軍事法廷が解放され、裁判官は被告の言葉に共感し、新聞は被告たちの助命運動を始め、そして国民全体が被告を助けだそうと動き始めるのである。
 テロ事件を起こした犯人に対する反応とは思えないこの世情は、当時の政治家が如何に信用されていなかったかを窺わせる。まあ、それはそうだろう。陛下の言葉を無視して天皇機関説に反対したのはよりによって貴族院だし、衆議院もそれに追随して機関説批判を満場一致で可決するし。そうやって天皇の地位を思い切り持ち上げておいて、いざロンドン条約では海軍の保有量を制限する物だから、五・一五で手痛いしっぺ返しを食らうのである。以前も書いたが、犬養毅などはまさに因果応報の手本のようなものだ。
 日本の民主主義は二・二六で止めを刺された、と学校では習ったけど、どちらかというと天皇機関説を否定し、天皇神権説を持ち上げた事に拠って「自殺した」と云った方が正しいと思う。
 まあ、今のマスコミの在り方をみていると、何処まで当時の国民の声を反映しているのか甚だ疑問ではあるけど、その手がかりにはなるであろう。二・二六事件で朝日新聞本社が「帝都を制圧するついでに」襲撃されているくらいだから、現実無視の理想論ばっかり、の可能性がないともいえないんだけどネ(^^;

 ついで。
 友人の所から「教育改革の幻想」(苅谷剛彦著、ちくま新書刊)を回収。
 一時期叫ばれた「ゆとり教育」が、本来マスコミや識者の訴えたものとは全く違う意味であった事が順を追って描かれていて面白いっす。そうだよなあ。知識の定着を図るなら、寧ろ反復練習を増やして公文式を入れたほうが確実だよなぁ。先ずは読み書き算盤。それが教育の最初の基本。
 誰ですか、「小学生にもっと考える時間を」なんて云って教育内容の削減だけを訴えたのは。「日教組は、自分達教師がもっと楽をするために教育内容の削減を訴えている」と云われても仕方の無い状況であり、マスコミの持ち上げ方なんですけど。
 関東では、「色々と云うのは構いませんけど、先ずは私の子供を良い学校に進学させて下さいますよね?」とPTAが教師に脅しかけているらしいが、そこまでやらないと駄目なんかなぁ。おばさま方がスクラム組むと、強力そうだ(^^;

 今日も今日とて書生論。こうした言葉に重みが出るのはいつだ!?(笑)

2003/01/28

 結局、韓国のインターネット回線はいかに脆弱であるかが浮き彫りになった今回の騒ぎでしたが。そこそこ詳しい情報が、此処の日記にのっていたのでリンク。1月26日と28日。
 http://hp1.cyberstation.ne.jp/negi/csdiary/
 此処に無かったら、過去の日記を参照してください。
 より専門的な分析はこちら。
 http://www.zdnet.co.jp/news/0301/27/nj00_slammer_symantec.html
 …そうか、あまりにも単純な構造だったのね。にもかかわらず被害を受けたのは、やっぱりパッチ当てサボってたという怠慢と、後は韓国のネットワークトラフィックの特殊性か…

 本日の購入書籍。
 覇者の戦塵1943 ニューギニア攻防戦 下」(谷甲州著、C☆NOVELS刊)
 「砂塵燃ゆ 下 メソポタミア電撃戦」(横山信義著、C☆NOVELS刊)
 「昭和史 七つの謎」(保坂正康著、講談社文庫刊)

 覇者の戦塵は、ニューギニア戦線がやっと終了。補給線を維持するために敵の諜報員を狩り出し、海上輸送路を護衛し、監視哨を作り、道路を掘って…と云う事ばかりやって来たような感のあるこの話もひと段落したわけで。
 地味な裏方の話を書かせると、谷甲州さんはやっぱり凄いです。
 時間はビルマ戦線の方に行くようで。後書では悩んでいる様子だったけど、個人的には書いて欲しい泰麺鉄道の話(笑)
 砂塵燃ゆは昔角川NOVELSから出た作品のリメイク版。まあ、中身は知っているからどうでもいいか。
 「昭和史 七つの謎」は戦前の昭和史を概観してくれる便利な本。とりあえず出だしだけ読んでみたけど、「二・二六事件は日本に於ける文化大革命」というのは、面白い視点だと思った。あと、五・一五事件の時の新聞の論調を確かめてみたくなって来ますナー。

 東区役所で貰ってきた香椎操車場跡地再開発のパンフレットには、全工区の工期しか書いていないという罠。新駅の開業時期を調べたかったのだが、またも不明に。
 …やっぱ現場に行くしかないのかも。

2003/01/27

 今月の鉄道ジャーナル。
 12月改正…と云うかほぼ東北新幹線八戸開業の話。毎度お馴染み新車&新線レポートだが、どうせ以前との比較とかで書いてあるわけじゃないので、毎度の如く無視に近い流し読み。まー、全部読む気力が無いだけ、とも云いますが(w
 メインは矢張り、一度通しで読んでみようと思っているコラム「高速鉄路建設の歩み」。これ読んでいると、新幹線がどういう思想の下に計画され、どうやって建造され、日本をどう変えていったのかが一通りわかるので重宝してます。
 そして、今回は台湾新幹線に関する総括。丁度いいタイミングですなー。

 土曜日に起きたワームが原因のサーバダウン騒動、インターネットセキュリティ関連の会社の株が週明け月曜に軒並み高騰するというありがちな状況。そんな中、「インターネットセキュリティシステムズ」と云う会社が何故か先週末から株価上昇と云う謎。株価動向はこちら。
 http://www.stockweather.co.jp/sw/mei/42/4297Ja.html
 単にタイミングの問題だとは思うが、気になる事は確かですな。因みに、ソースはTXN九州の株式ニュース。

2003/01/24

 昨日ちょっと書きだしてみた鉄道の線路容量増加論、そのうちちょっと纏めてコラムにしてしまおう。
 …構想だけなら、日本の鉄道史を思想面から纏めて云々とかあったなぁ。いつ資料集めやるんだろ?私(^^;

 ともあれ、本日の購入書籍。
 「興亡三国志 五」(三好徹著、集英社文庫刊)
 「鉄道ジャーナル 2月号」
 「PUSH 2月号」

 興亡三国志はこれで終わり。4巻で漸く赤壁というのんびりした展開も、5巻で一気に五丈原まで進み、三国のその後まで語るという展開の早さ。まー、曹操様が主役なので蜀が起こった辺りから先はどうでも良いのでしょうが。
 しかし、一通り読んでなんとか三国志の流れがわかりました。これで三国無双を戦える。いや、今までも充分戦えたわけだが。
 それにしても、つくづく伝説的に書きようのある話だと実感。何処もかしこも英雄ばかりで、まあ、かなり作り話は入っているだろうと思いつつ、逆に言えばそれだけ特徴のある人材が多かったということでもあるだろうし。

 む、三国志ばっかりだ。鉄ジャーはまた後日でも良かろう。

2003/01/23

 何やら航空業界が慌ただしいです。全日空が路線の取捨選択を公表。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030124-00000015-nnp-kyu
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030123-00000515-yom-bus_all
 九州―関西便はかなり乗客が減りつつあるようで。各企業の機能の大部分が関東に集中しつつあるという事なのでしょうかね?その一方で、幹線に関しては集中の度合いが今まで以上に著しいですけど。スカイマークの動きが注目ですなー。

 その一方で、鉄道業界にも大きな動きが。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030124-00000087-mai-soci
 遂に来ました貨物電車。軽くなったのはいいけど、今迄の20km増しで走る訳だから、横向きの加重は凄い物がありそうだし。さて、路盤の方は大丈夫なのか?
 ともあれ、トラックを鉄道に振り返る事はマンパワーの観点から見る限り理に叶っているので、佐川急便の試みが成功すれば、恐らく高速道路事情なんかも一気に変わるものと思われます。さて、第二東名は本当に採算が取れるのだろうか?(w

 そして、漸く決まった台湾新幹線。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030124-00002038-mai-bus_all
 東アジアの最大の特徴は沿線人口の多さなので、高速輸送の観点から発達した欧州のシステムよりも、大量輸送機関として出発した日本のシステムが優位に立つのは至極当然。TGVもICEも悪い車両ではないが、少々状況が悪かったという事で。
 韓国ではTGVのシステムを入れてるけど、多分そのうち大量輸送に対応できなくなって苦労すると思います。必要とされる性能よりも民族の面子を優先させるからそういうことになるのだが。

 そうそう、ついでなので新幹線について。
 以下は個人的な雑感である、という前提の上で読んでいただきたい。
 新幹線とは、そもそも高速輸送を目的としたものではなく、東海道本線の線路容量逼迫による純粋な線増計画である。即ち、求められているのは輸送力の強化であって、けして高速輸送では無い事に注目。
 さて、単純に輸送力強化ならば線路だけ増やせば良いではないか、と思われるかもしれないが、実は表定速度の向上も輸送力増強に繋がるのである。
 即ち、高速化する事によって所要時間が短縮できるからである。今まで片道30分かかっていたとして、それを20分に短縮できたとしよう。そうすれば、1編成で今まで1往復しか出来なかったものが、1.5往復する事が可能となる。ほら、この段階で既に5割増なのだ。
 というわけで、輸送力の強化を図りたいのであれば、純粋な線路増(退避設備の追加も含む)と共に、速度の向上を考える事になる。
 そして新幹線とは、その両方を実現しようとした、非常に意欲的な新システムだったのですよ。単純に「鉄道が斜陽だからその梃入れで」とか云う理由で高速化した欧州とは根本から発送が違うのです。

 偉そうな事書いたなぁ。
 ま、備忘録もかねてるし、しばらくはこんな感じで機会を見つけちゃ持論を書き留めていく事になるんでしょうなー。

2003/01/22

 随分と久しぶりに、E.G.Combat 3rdを読む。
 …うう、やっぱええ話や。「我が生涯を戦友と共に過ごし、我が任務を忠実に尽くさんことを」なんか、この章題だけで涙が溢れだすし。340ページ近くあって、その全編に亙って結構読み応えが在るって云うのに、そのうちのたかだか20ページほどの密度がやたらと濃い。
 なんか、これのFinalが出なくてもいいや、って気になってきた(^^;

 本日の購入書籍。
 「12月のベロニカ」(貴子潤一郎著、富士見ファンタジア文庫刊)
 「ザ・サードY 異界の森の夢追い人(下)」(星野亮著、富士見ファンタジア文庫刊)
 「12月のベロニカ」は、第14回ファンタジア長編小説大賞で大賞を受賞した作品。第六回以来だから、8年振り? 久々の快挙ですな。
 佳作と準入選の作品をどうするか、が問題だけど。今回は結構ハイレベルで平均点をとっている作品ばかりなので、買っても良いかも、とちょっと悩んでいる私。
 ザ・サードは上巻の続きですが。これはまあ、普通に買い続けているシリーズなので購入。買わなくても良いけど続きが気になる、微妙ライン。
 そして相変わらず手がつかない「二・二六事件全検証」(笑)

2003/01/20

 「弾丸ワイルドボーイズ」に続き、「サンダルフォン」まで一気に読み終えてしまった…
 富永作品、相変わらずアクションの展開が絶妙なもっさり感で独特の味があるなぁ。そしてやっぱり微妙なラブコメが入る辺りも一緒だし。
 「恋愛は大事だけどその前にらぶらぶするための日常を返しやがれっ!!」っていう主張の主人公ばっかりなのは流石ですが。最も、「サンダルフォン」と「ワイルドボーイズ」では、その日常にかなり落差があるけど。
 ただ、「サンダルフォン」に某鰓脚持ち悪の秘密結社が出てくるのは反則だと思います(笑)

 で、こっちに寄り道して今一読み進んで無いけど、「海軍の選択」もボチボチと読書中。
 うーむ、ある程度想像はついていたけど、独逸駐在武官を務めた人間が1930年代の帝国海軍を担っていた、という事実はやっぱり衝撃的だった。それと、重慶爆撃を強行して日中和平(というか蒋介石国民政府相手だろうが)の道を閉ざしたのは海軍だ、っていう事に、言われてから改めて思い至った。
 流れを整理しているだけだと、どうも一つ一つの事象の因果関係を把握する事が遅れていかんなぁ。
 それにしても、海南島占領はなるほど、「海の満州事変」ですか…此処まで容赦なく書いてある本は珍しいので、矢張り「買い」でしたナー。

2003/01/19

 どうしてこうも朝日が責められるのか?ということをちょっと考えてみる。
 読売新聞が嫌いな人は大抵「オーナーが嫌いだ」って意見だし、産経と毎日はそもそも誰も注目して無いし。んで、一方の日経新聞はというと、「日経はあんなもん」で済んでいるような気がする。
 マスコミの腐り具合を取り上げる時は、大抵がテレビ関係のメディアと朝日新聞なのはどういうわけか?

 そこで先ず考えなければいけないのは、マスコミの役割というものだろうなぁ。
 大抵云われるのは「マスコミの中立性」だと思うが、ならばその「中立性」を実現するためにはどうすれば良いか?その方法論に問題があるのではなかろうか、という部分に思いを致してみる。
 そもそも「中立の報道」とは何であろうか。と問えば、恐らくその答えには「反対意見の掲載」があるとは思われる。しかし、そんな事は今の朝日だってやっている。基本的に、政府の決定と大衆の意見に反論して見せるのが朝日新聞の基本的な論調だ。
 ならば、にもかかわらずなぜ朝日が信用されなくなりつつあるのか?矢張り、その答えが間違っているからであろう。
 というわけで、私なりの答え。中立を保つためには「二論並立」が最も妥当なのではないか?
 どんな意見に対しても、必ず反論を同時に掲載する。そしてマスコミはそれらの紹介を第一とし、自らの意見を第二とする、というのはどうだろう。
 まあ、主張のないマスコミなんてあまり存在意義が無いのかもしれないが、少なくとも偏った意見しか掲載しないよりはましだと思う。
 そして、意見を述べる時は「こうせねばならない」では無く「こうした方が良いと思うが、どうだろうか?」と問い掛けるべきなんだろうなぁ。

 …などという事を暇にあかせて考えてみる。以前友人に「正しいマスコミの姿って何よ?」と聞かれた事があったので、それに対する答えでもあるわけだが。
 原則って云うのがどんなものか、常に考え続ける必要がありそうだ。と、自戒自戒。

2003/01/16

 昨日は友人宅でだらだらと駄弁っておりました。風邪の直りかけでする事じゃないが…(^^;
 取り敢えずの結論としては、「邪馬台国が九州にあると嬉しいけど、それが日本という国の歴史の流れに関係するわけではない」と。
 まー、熊本出身だから、九州が舞台だと出てくる地名に愛着もあるし、個人的には嬉しいんですがね。

 本日の購入書籍。
 弾丸ワイルドボーイズ 青春のロボと弁当」(富永浩史著、ファミ通文庫刊)
 富永さんの本は無条件に買ってるんで購入。と言っても、ファミ通から出てるのは前シリーズの「機巧天使サンダルフォン」も含めて読んでないので、とりあえずワイルドボーイズの1作目だけでも読んでおくかなぁ。

2003/01/16

 週刊朝日がやっちまいました。
 この前から知ってはいたんだけど、一応の決着を見たようなので流れを掲載。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030114-00000072-mai-soci
 「記事にしない」と言う約束の会話を記事にされて、地村さん夫妻がお怒りです。
 それに対する週刊朝日の解答。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030115-00000163-mai-soci
 抜粋。
>「なぜ、記事にしないと約束して交わされた雑談を掲載したのか」の質問には、「意思の疎通が不十分だ
>った」と回答。地村さん夫妻が個別取材には応じない代わりに節目で記者会見に応じることで、朝日新聞
>も加盟する小浜記者会と合意していることを「知っていたか、知っていたのなら、なぜ破ったか」の質問
>には「ご夫妻の承諾を得られれば問題ないと理解していた」と回答した。
 …ええっと、社会人1年目のペーペーの解答でしょうか?どう考えても情報を取り扱う人間の言葉じゃないと思うんですが。
 だいたい、「ご夫妻の承諾」が取れてないし。
 更にその下にこんな言葉が。
>「記事化を巡って認識の違いがあり、結果的にご迷惑をかけた」

 …朝日って、「結果的に」という言葉好きですな。
 自分が使わないように注意しないと。
 で、次号にお詫びの文が載るそうな。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030115-00000512-yom-soci(読売新聞の記事)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030116-00000073-mai-soci(毎日新聞の記事)
 それにしても、部下の失敗を庇うのは確かに良いと思うけど、責任は取ろうとしていないよなぁ… 素晴らしい管理職だ(w

2003/01/15

 風邪引きました。お陰で今日は一日ごろごろ。「真三国無双2 猛将伝」に血道をあげてみたり。…やっぱ呂布様つえぇ。

 それは兎も角、昼頃に日本史の番組をNHK教育でやっていたので(偶々だなー)見てみました。丁度犬養毅の辺りだったので。
 中高の歴史教科書では(多分故意に)ぼかした書き方されているけど、やっぱ戦前日本の政党政治は、軍部に滅ぼされたのではなくて、自ら勝手に自殺したんですなー。
 犬養毅の死に様って、
 「話せばわかる」
 「問答無用!!」

の問答に象徴されて結構格好良く書かれているけど、要は自分達の主張に沈められただけだし。
 そもそも「統帥権干犯」問題は、海軍が唱え出し、犬飼ら政友会(この時点では野党)が政権批判の方便として国会に持ちだした物。その犬飼が軍人たちに「裏切者」として暗殺された訳だから、まさに自業自得である。
 まったく、と言うと少し語弊があるが、概ね似たような道筋で自滅したのが、今で言えば社会民主党だろうなあ。
 日本には真っ当な野党は出てこないのかね?

2003/01/14

 本日の購入書籍。
 「海軍の選択 再考 真珠湾への道」(相澤淳著、中公叢書)
 「二・二六事件 全検証」(北博昭著、朝日選書)

 「海軍の選択」は、「山本五十六はバリバリの開戦派なんだから、ちゃんとそう云おうよ」と言う、非常に男らしい主張が垣間見えたので購入。「二・二六事件」は、それこそ1993年の裁判記録が発掘されてから散々語り尽くされた事を今更のように纏めただけだが(それを「新発見」と言う辺り、さすが朝日新聞社出版部なんだが)、そういった流れを纏めた書籍が手元になかったので購入。
 海軍亡国論者の私としては、山本五十六が日本海軍の癌の象徴だというのは非常に納得の行く説なんですが、さて世の中ではどうなのだろう?

○連続性と非連続性
 今の日本における商品開発が過去からの連続性を持っているのか、それとも非連続なのか、と言う友人との論議に少々華を咲かせる。
 結論。
 お互いに云っている事は一緒。ただ、「制度」が連続であると見るか、「方法論」が連続であると見るか、この立場の違いが言葉の違いになっているだけでしたよ。
 個人的には、当初の理念を骨抜きにして外面的な制度のみ残った結果としての今の日本経済の体たらく、とみているので、今までは寧ろ理念の語り継がれない「非連続的な」社会だったのですが。
 友人曰く、「そこで原点回帰を求められたから今迄の制度が通用しなくなった。だから非連続的だ」と言う論点らしい。
 …うーん、これって、「一番重要視すべきは制度である」という間違った認識を植え付けそうなので怖いんですが。

2003/01/12

 先日買おうと思い、明林堂に無かった興亡三国志3巻を博多駅まで買いに行く。途中、臨時のレッドエクスプレスをみてちょっと悔しかったけど。デジカメが、デジカメがぁ〜!!!
 まだ臨時では博多まで入ってくるんですな。

 しかし、三国志は改めてみると面白い。
 「銀河戦国群雄伝ライ」は三国志のエピソードをそのまま繋ぎ合わせただけなのか、と納得してみたり。
 本当の歴史となると、結構どろどろして来るみたいですが。そしてそっちの方が面白いと感じる私。
 三国志については、多分此処を読むのが一番流れがわかっていいのでは無いかと思われ。
 http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/hondat/ss/sangokusi01.htm
 登場人物程度は知っておく必要がありますが、漠然とイメージがあるなら一番間違いがなく、且つ一番楽しく読める三国志のコラムではないかと思われます。

2003/01/11

 何気なく日記でも始めてみようかという、唐突な思い付き。
 掲示板を日記化するよりも気安いかな、という程度ではあるが。
 ま、そのうち飽きたら自然休止する、ということで。

 友人からhttp://www.geocities.co.jp/Playtown-King/6523/を紹介された。最も、ROには全く興味が無いのであって。
 此処のメインコンテンツは「テッサ先生の補習授業」だぁ!!(違
 ともあれ、その下の「ソフィア先生の〜」がまた面白かった。第二次大戦時の欧州戦線の流れがわかり易くていい感じ。
 ただ、此処の見方は完全に陸者であって。海の漢はヘタレ海軍の独逸よりも、よっぽど伊太利海軍の方が真面目に海戦やってて燃えるのであります(極論)
 …独逸って、結局ヴェーゼル演習(ノルウェー上陸作戦)とビスマルク追撃戦、チャンネルダッシュとポケット戦艦の話くらいしか海戦の話題無いしなぁ。

 この前買った歴史群像で、八八艦隊について概略を書いてあった。ので、ちょこちょこと雑感を。
 最近、「大艦巨砲主義」と「航空主義」と言うのは、戦前の海軍の対立を表わす構図としては不適当ではないか、と思えてきた。
 正しくは「艦隊決戦主義」と「機動艦隊主義」の争いではないのか?と云う気がしている。
 戦前の海軍を研究している遠藤昭氏の説によれば、@(マルイチ)計画から始まる艦隊建造計画は、当初の予定によると、正規空母4隻(航空機凡そ300機)を攻撃力の基幹に据え、30ノット級の戦艦2隻、重巡洋艦4隻、駆逐艦多数を付帯、このユニットを4艦隊用意して通商破壊を主に行なう艦隊を建造する事が目的であった、と云うもの。
 事の真偽は兎も角、それまでの敵艦隊殲滅計画を一転、敵艦隊「出血」計画にかわったわけである。次世代の艦隊建造計画としては、寧ろ空母だの駆逐艦だのにとらわれた今迄の論よりも劇的な転換を見せているわけで、若し此処まで徹底するとなれば部内の混乱もむべなるかな、と思えるのである。
 …色々といじるよりも、よほどこういう設定の仮想戦記を読んでみたい。というか自分で設定した方が早そうだが。


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