コラム 福岡エクセル紀行

#11、秘書の鑑



  ようやく復活したボーブラであります。2週間も休んでしまい、非常に申し訳ない。
  しっかし、苦労した苦労した。まさかPC−98が癌に侵されていようとは……。どうも、癌細胞が変なふうに作用した結果、PC−98のマザーボードと専用HDDはセットでないと動かなくなりました。よそさまのHDDは読み込まないし、HDDだけ他のPCに接続しようとしても動かないし……なんで?
  ひょっとしたら、何処かで病原菌拾っちゃったのかもしれませんが……まぁ気にするまい。おかげで前の3倍増しスペックのマシンを動かしております。金がなくなったのは痛いが……(涙)
ちなみに、FDDのケーブルを逆ざしにして「動かねぇ」と喚いていたのは、あんまり大きな声では言えない話(笑)

  よっしゃぁ、それでは復活戦……と行きたいところではありますが、今回はネタがない……今後の構成上、かなり薄っぺらな内容で行かせてもらいます。次回はそれなりに充実させるつもりなので、勘弁を。
  今回のネタは、博士といえば美人秘書!!スケジュール調整から事件の揉み消しまで全てをこなす敏腕秘書の百道さんです。

百道(MOMOCHI)

○4巻のMISSION4「博士の23時間56分4秒」で初登場した蒲腐博士専属の秘書。博士の公務面における姿は表から裏まで(多分)全て知り尽くし、そのうちの雑事に入ることごとくを処理している(と思われる)人物である。いかなる時もポーカーフェイス、どんな事態にも冷静に対処し、自分の手に負えそうにもない事からはさっさと遠ざかる処世術はまさに秘書の鑑……だと思うが、私は秘書なんてものを見たこともやったこともないので詳しいことは不明。まぁ、一時期「秘書のやったことですから」という言い訳の文句が大流行したこともあったし、それなりに危ない橋を渡ったりしているのでしょう。なんせ、傷害事件まではもみ消せるんだし。その他の事態についても、もみ消せないときは色々と責任転嫁の手段がありそうである。

○ 「百道浜(MOMOCHI−HAMA)」。福岡市の副都心、西新地区の北側に唐突に現れた一大埋立地、そこが百道浜である。福岡市早良区百道浜。
  バブル経済の時期に博多湾では大規模な埋め立て工事が行われましたが、この百道浜地区もそのひとつです。かつては西新の元冦防塁付近に砂浜があり、その浜辺のことを百道浜と呼んだらしいですが、いまや海岸線はそこから800メートルほども北に上がってしまいました。代わりに現れたこの百道浜では、埋め立て直後に太平洋博覧会が開催され、そのときに福岡タワーも建造されて大いに賑わったものです。ちなみに、太平洋博覧会の通称は”ヨカトピア”(笑)。ハイ、コミックス5巻のEXTRA MISSION「春の番組」で、百道さんは蒲腐博士にそう呼ばれていましたね。もとネタはここだったんですねぇ。
  百道浜地区には、今も残る福岡タワーのほかに、TNC放送会館とか、福岡市立中央図書館とか、福岡市立博物館とかがあり、中央区舞鶴と並んで文芸の中心(変な言い方だ)となっています。また、海沿いはかつての百道浜の代わりとして新たに砂浜が整備されており、その中央部にはマリゾンが作られてレジャーにも使えます。というか、どっちかというとデートスポットなんだけど(^^)。ちなみに、百道浜マリゾンの建物(ぽいやつ)がコミック5巻表紙折り返しの四王子教授の後方に見えてたりする……けど、確認してないので本当にそうかは不明。

・交通アクセス
  博多駅バスセンター1F市内線乗り場から福岡タワー(TNC放送会館前)行に乗車、終点で下車。運賃は大人220円。
天神福ビル前、天神天神コア前、天神西鉄商店街前、天神北フタタ前から福岡タワー(TNC放送会館前)行に乗車、終点で下車。運賃は大人220~。なお、天神から乗車するときは、可能な限り西鉄商店街前、もしくは天神北から乗ること。でないと時間が余計にかかってえらく苦労しますんで。

  次回からは、その他の人々を予定しています。え?蒲腐?しばし待たれぃ!!

1999/12/06作成

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