#3、三人のハイアット
さて、先週はやんごとなき個人的な事情(^^;)でお休みしてしまった福岡エクセル紀行ですが、今週はちゃんと復活しました!って、誇らしげに言うほどの事でもないか。
アニメの方も放映間近となり、ぼちぼちと情報が漏れ出して来ている様です。配役の方も決まったし……住吉の横の空欄が非常に期待させてくれるけど。やっぱり字幕?
というわけで、今回は「ハっちゃんの吐血解禁おめでとう!!」ということで(^^)、記念のハイアット特集です。
ハイアット(HYATT)
○理想推進機関アクロスに連載開始後に配属された新規構成員で、イルパラッツォ様の市街征服の助けとなるべく活躍……出来るわけがないほど体が弱いのが最大の欠点。ただし、たとえ心臓が止まっても体温が下がりまくってもしばらくしたら復活するあたり、そこいらの幼稚園バスをジャックしていそうな怪人よりもよほど生命力が強そうではある。考えてみりゃ、エクセルもハイアットも生命力が常識はずれに強いですね。ベクトルの向きが完全に正反対ですが。ひょっとして、生命力の相互補完の関係か?
さぁて、それでは地名のほうは?というと、3つありましたねぇ。ハイアットと名のつく建物は、さすがに立派なのが多いです。
○「グランド・ハイアット福岡」。福岡の中州地区に1996年春開業した福岡の新しい大型複合商業施設、キャナルシティ博多内にある2つのホテルのうちの1つ。福岡市博多区住吉1丁目2−82。
キャナルシティにはもう1つワシントンホテルが付属していますが、そちらが博多駅側にあるのに対し、こちらはその反対側、那珂川沿いにそびえたっています。天神方面から近づいてきた時に見えるのは、このハイアットホテルです。当然といえば当然ながら、川向かいの中州に建っているイルパラッツォホテルが見えます、というより正面。ちなみにこのホテル、ハイアットホテルの中でも世界の主要都市にしか展開されない最高級のブランドだそうで、宿泊料も当然の事ながらかなり高いです。こぉいうところに恋人を連れ込むのが男の甲斐性?
冗談はさておき、ここに宿泊すれば、一体化したキャナルシティ本体の方で大概の事が出来るので、非常に便利ではあります。ただ、福岡に来たのか、それともキャナルシティに来たのか分からなくなるあたりが問題でしょうか。
う〜ん、キャナルシティなら書く事がいっぱいあるんだけど、ハイアットホテルの方だったらこれくらいかなぁ。
・交通アクセス
博多駅前バスターセンター1F市内線発着場から国体道路経由のバス(行き先はどれでもOK)、もしくは博多駅前3番乗り場から100円循環バスに乗車、キャナルシティ博多前で下車、近所のえらくド派手な建物。分からない時は信号付交差点上の歩道橋をたどっていけばOK。運賃は大人100円。
天神福岡ビル前、天神コア前、大丸前から100円循環バス、もしくは天神三越警固神社前、天神南(エルガーラ前)から国体道路経由博多駅方面行きに乗車、キャナルシティ博多前で下車、近所のえらくド派手な建物。分からない時は祇園町西交差点上の歩道橋をたどっていけばOK。バスの進路前方右側に見えるので、中から確認しておく事。運賃は大人100円。
バスの方向幕に「キャナルシティ博多」と書いてあるので、それに乗れば大丈夫です。
○「ハイアット・リージェンシー福岡」。博多駅の南側、福岡合同庁舎のすぐ側にそびえる瀟洒なホテル。あたりにはオフィスビルとマンションが建ち並んでいる。福岡市博多区博多駅前2丁目14-1。
ここもかなり個性的なホテルであります。手元の資料によると、建築家マイケル・グレーブスが設計を担当したらしいです。そのせい(?)かどうかは知りませんが、円形と方形を組み合わせた平面は、上から見なくてもかなり衝撃的です。特に、正面(なのかな?)から見ると、何となくスフィンクスを連想させます。ひょっとして、それを狙って設計したのかも。
ところで、ホテル・イルパラッツォもそうだけど、この人達って何者なんでしょう?そういった世界は完全に専門外なもんで、よくわからんのですよ。
ちなみに、立地も特殊で、博多駅筑紫口のホテル街から完全に1歩引いたところに建っています。間に合同庁舎や雑居ビルが挟まっていて、途中にイベント会場として結構知られた博多スターレーンもあります。そういえば、ここの近所には代アニもあったな(笑)。
・交通アクセス
博多駅筑紫口(通称:新幹線口)正面の道路を直進、突き当たりの変則三差路を右に曲がって約150m、道路の左側にある建物。右手に公園があるのでそれを目印に。徒歩約15分。途中に合同庁舎前バス停はありますが、1日2本しかないうえに運賃も180円と高いので歩いた方が賢明。
天神福岡ビル前、天神コア前、大丸前から100円循環バス、もしくは天神福銀本店前、天神博多大丸前、天神三越警固神社前、天神南(エルガーラ前)から博多駅方面行きに乗車、博多駅前で下車、博多駅コンコースを通り過ぎ、筑紫口から徒歩。後は上を参照。なお、山王1丁目行に乗った場合は博多駅筑紫口に回ってくれるが、運賃が100円から220円に120円も跳ねあがる上に渋滞で結構時間がかかるので、あまり得ではない。
○「ハイアット・レジデンシャルスイート福岡」。百道浜埋立地、かつての太平洋博覧会会場跡に建つ一連の建物群の1つ。百道浜1丁目3−……う〜、わからん。電話帳にも載ってないし。こればっかりはご勘弁。
それにしても、こんなところがあったとは……。ここは完全に盲点でした。
早良消防署を目の前にして、右手にマンション、左手に市立博物館、奥にはNECやHITACHIの支店、背後にそびえる福岡タワー……とまあ、統一性のない事おびただしい一帯に建つこのホテルですが、何なんですかね、ここは。昭文社の九州詳細道路地図(だったかな?)には、「長期滞在型の宿泊施設」とか何とか書いてありましたな。1週間から年まで。部屋にはガスコンロなどを備え……って、ここ合宿所か何かですか?どうも、ここに来てしばらくゆっくりして下さい、ということらしいのですが、そんなこと初めて聞いたものでうにゅうにゅです。
仕方がないので直接行ってきたのですが……とりあえず中はホテルっぽいものの、外見はホテルに見えません。一応壁の色はグレーですが、見た目はほとんどマンションだし、一瞬「これがホテルか?」と疑ってしまいます。というか、辺りの建物がどれもこれも奇抜なのばっかりで、ホテルとマンションの違いといえば、建物の色とか洗濯物の有無程度なんですね。派手な中に派手があっても派手に見えないぞぉ。
消防車が停まっている早良消防署が一番目立ってますね。消防署以外にも、入口にピエトロがあったり、角にローソンが入っていたりしますが、これらは建物の個性に完全に飲まれてしまっております。
で、ここがどんな所かというと……やっぱり良くわかりません(^^;)。宿泊施設というのはハッキリしているのですが。
・交通アクセス
博多駅前バスターセンター1F市内線発着場から306番のバスに乗車、医師会館前で下車、その先の信号を左折し、つきあたりを右に。歩いて約5分。または、同乗り場から1番、3−3N番、300番のバスに乗車するか、博多駅前3番乗り場から300番、301番のバスに乗車、百道浜1丁目で下車、西新通り交差点から消防署方面へ。消防署の奥の建物。徒歩約5分。運賃はどれでも大人220円。
天神三越警固神社前、天神バスセンター前、天神北(ショッパーズ前)から都市高速経由福岡タワー方面行に乗車、医師会館前で下車、その先の信号を左折し、つきあたりを右に。歩いて約5分。もしくは天神バスセンター前、天神北(ショッパーズ前)から都市高速、福岡ドーム前経由能古渡船場行か、天神岩田屋前から西新、百道中央公園経由能古渡船場行に乗車、百道浜1丁目で下車、西新通り交差点から消防署方面へ。消防署の奥の建物。徒歩約5分。運賃はどれでも大人220円。