福岡エクセル紀行

#7、伝統と格式と風格


  おぉ、いつのまにかこのコラムも7回目なんですね。早いもんだなぁ。書きたい事と思い付きのネタ(^^)が多すぎて、毎回量の割に中身がなさそうな気もするのですが……まぁいいか。しかし、これでまだ登場キャラの半分くらいだったりする。なんだかんだ言って結構多いんですね、エクセルサーガの登場人物って。となると、最低でも年内いっぱいくらいはこの連載が続くのかにゃ?おお、ナンだかえらい長期連載ですなぁ。
  今回は住吉大丸です。私はこういう「規格外の常識人」が結構好きだったりします。

住吉 大丸(SUMIYOSHI−DAIMARU)

○初登場は1巻MISSION5から。初っ端からいきなりふきだしの外で喋るという、なかなか特殊な雰囲気を醸し出しているキャラクター。初対面の岩田にも言われてましたねぇ。アニメの方では声優が発表されなかったので「もしや?」と思っていたのだが、案の定字幕で(?)喋っているらしい……すいませんこの辺推測です。なんせまだ見れないのじゃよぉ〜〜。
  個人的には、現代社会を生きて行くための知識が豊富な人物、と位置付けている(美咲は「いざという時生き残るための知識に豊富な人物」となる)。何せいきなり粗大ゴミを漁ってたし。そう言えば、あれから暫らくして福岡もごみ収集の手法が変わってしまいましたなぁ。あんな景色も過去の物。無制限に出せた時は本当にあんな感じでしたが。冷蔵庫とか洗濯機とか……一度PC-88も見た事あるぞ(^^)
  こいつもまた、紀國と同じく複数の名称の混合です。フルネームを出すとなると、どうしてもそうなるんでしょうな。ところで、そろそろ地名のストックが尽きると思うのだが、新キャラが登場する気配がないから構わないのかな?

○「住吉(SUMIYOSHI)」。福岡に古くからある地名の1つ。かつて、いわゆる“博多”の中心であった中州地区の南側に位置し、それなりに発展していた……はず(この辺はよくわからんのだ)。かつての国鉄博多駅は現在の位置よりも北側にあり、その時の線路跡が現在の住吉地区(住吉1丁目〜5丁目)の東端にあたる。かつての町並みがどんな物であったのかは知らないが、少なくとも現在の町名区分では、鹿児島本線跡と那珂川に挟まれた区域にあたる。
  ちょうど中心くらいに住吉神社があり、恐らく門前町として栄えたのではないか、と思わせてくれます。まぁ、それを言うなら中州も櫛田神社の門前町ですが。住吉町の北端にはキャナルシティ博多がそびえたっていますが、基本的には古い町です。博多−中州−天神と結ぶルートから少し外れている事もあって、全体に落ち着いた雰囲気がただよっています。単に取り残されている、とも言えるのでしょうが(^^;)
  あとは、日経新聞の福岡(九州か?)の支社や、我々アニメオタク(と言っておこう、とりあえず)がお世話になっているTVQ――TXN九州の本社があるのもこの住吉です。
  あと特色と言えば……精華女子高等学校があるくらいかなぁ?何か1つ有名なのがあったと思うのですが、本来福岡の人間でないため詳細は不明。いや、別にじょしこぉせぇがどうの、とか言うわけじゃなくて……(^^;;;;)

  • 交通アクセス
      博多駅前3番乗り場から方向指示幕のどこかに「渡辺通り1丁目」と書かれたバスに乗車、住吉で下車。その辺。運賃は大人100円。
      天神博多大丸前から方向指示幕のどこかに「渡辺通り1丁目」と書かれたバスに乗車、住吉で下車。その辺。運賃は大人100円。
      なお、どちらのバスも「駅前4丁目」−「渡辺通り1丁目」間で「住吉通り」を通ります。そちらもあわせてご堪能下さい。まぁ、別段見る所があるわけでもないですが。特別な所がないのが見どころか?

    ○「博多大丸(HAKATA−DAIMARU)」。かつては博多駅から北に行った呉服町に店舗を構えていたが、西日本新聞社の新築を機に(だと思う)、天神地区に移転した(なお、大丸が移転した後の旧店舗では、熊本地場のスーパー寿屋が「エレデ博多寿屋」という名前でついこの前まで営業していたが、店舗建て直しに伴なうテナント料の値上げに耐えられず閉店している)。福岡市中央区天神1丁目4−1。
      あ、上の「エレデ」の話は、完全に私の趣味です(^^;)。いやぁ、高校まで熊本だったので、つい地元の会社の事を書きたくなっちゃいまして……。で、そうそう、大丸の話なんですよね。
      かつて西鉄福岡駅と天神岩田屋が直結していた時代は、人の流れが北の方に集中しがちだったためにそこそこの人出でしかなかったのですが、新駅と天神三越が開業してからは利用者がかなり増えているようです。また、三越の開業に備えて本館東側(中州側)に新館を新規開業させたのですが(開業は1997年3月)、本館のすぐ隣にあるのと新館ならではの味が出せたことでこちらも一応成功しているようです。岩田屋とは違いますなぁ。
      ここの本館8階に紀伊国屋書店博多大丸店が入っています。あんまり品揃えは良くないですけど。他は……まぁ、百貨店ですからね。要するに、そういう品揃えです。私ら学生にはあんまり縁が無いですな。卒業する時にはリクルートスーツでも作りに来るかもしれませんが。
      そうそう、忘れちゃいけません。本館東側に開業した新館の名前は、「エルガーラ」とか言ったりするんですよ(^^)。そう、あの“秘境”エルガーラ峡です(^^)。友人によると、ここに入っている喫茶店のウェイトレスの服装がうにゅうにゅ……と言う事のようです(^^;;;)。

  • 交通アクセス
      博多駅前バスターセンター1F市内線発着場から国体道路経由のバスに乗車、天神1丁目で下車。道路を挟んだ向かい側、バスの進行方向に少し歩いた所の建物。運賃は100円。

      次回は松屋美咲ですかね。では。

    ※追加
      え〜、結構あちこち福岡の街中を走り回っているのですが、どぉしても分からない所が1つ。コミック4巻MISSION2、P34に出てくる郵便局って、一体どこ?何か、どっかで見たような記憶だけがあるんですが、ど〜〜〜〜しても思いだせん!!ってわけで、福岡在住の方でどなたか心当たりのある方はございませんか?
      とりあえずの捜索願でした。教えていただいても御礼を出せないあたりが悲しいのですが(;_;)
     

    1999/10/23作成

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