日本の条約型駆逐艦として白露型が量産されることが決まったものの、初春型用として用意されていた機関が16隻分でしかなかったため、その後追加された10隻は機関を新型のものに換装して建造されることになった。これが朝潮型である。砲腔兵装、魚雷兵装共に白露型と同じであり、機関出力だけが白露型の42000馬力から50000馬力へと引き上げられている。これは白露型に比べてより高温高圧の機関を開発することに成功したためで、これによって燃費も改良され、航続距離も伸びる事になった。
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基準排水量
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1499t
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公試排水量
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1650t
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全長
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134.2m
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全幅
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11.6m
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機関出力
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50000hp
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最大速力
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37kt
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航続力
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6000海里/18kt
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兵装
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50口径12.7センチ連装砲2基
61センチ四連装魚雷発射管2基 |