十四羊交差点
5月の日記


5/31

▼光学式マウスの使用環境縛りは
割と緊急の対応が必要だろうと思い続けて、
しかしなかなか対策品は出てこないのだけど、
そもそもキーボードに手を置いたまま操作できない時点で
マウスというのは致命的に欠陥を抱えているよな
あるいはキーボードのほうに問題があるのか。
というようなことを、wiiリモコンをみて思う。
しかし、十字キー+ボタンからなるゲームパッドは
じつに優れたインターフェースだよな。

▼あとアルファベット禁止ルールの前では、
TYPE MOONもタイプムーンと化すことを知った。


5/29

▼キミキスとつよきすの区別が、1ミリたりとも
ついていなかったことに、ついさっき気が付いた。

アンテナの感度が落ちたとかではなくて
たとえるなら、間違えてプレイディアを
買ってきてしまう母親くらいのレベルといえよう。
この例えも古いな。絶望に値する。

▼今年も一迅社から公式本が出るそうで
内容はこのタイミングで設定資料って
どういう意味合いなんだろうなあとか。
旧作音楽の再配布とかもうれしいんだけど、
なんか。

文花帖(StB)をリリースした時点で、
神主氏は燃え尽きてしまったのかなあとか
不安にならないでもないこの頃。

夏コミは何を出すんでしょうかね。


5/28

▼少し前に、たぶんweb拍手で教えて貰ったような
おぼろげな記憶があったのがトリガーっぽく
米澤穂信の「夏季限定トロピカルパフェ事件」を
本屋で見かけて、何となく買って、一気に読んだ。
激しく良作。これはおもしろい。
春季のほうは割と普通だったので油断していた。

奥付見たところ、一ヶ月で3刷されてるわけで
俺の知らないところでとうの昔に話題なのかな。
読むべし。

▼メンヘルという単語をこの頃しばしば耳にしつつ
どういう意味なのかよく知らないままにしていたんだけど
なんとなく良いタイミングだと思って調べてみたら
オタ的な筋合いで語るべきたぐいのものではなかった。
半年くらい前だったか、ヤンデレという言葉をみたとき
これだと思ったんだけどあんまり聞かないな。

なんにせよ、オタが生きようが死のうが、
当の真なるオタにはあまり関係がないのは間違いない。


5/27

▼届いた例大祭ブツをもりもり摂取。
東方町の住人たちは綺麗に終わったなあ
手堅くもおれ的今回最良作はこれで。
この妹紅のキャラはとてもしっくりする。

あとはヘルメットが直せませんとか
まりおねっと装甲猟兵ほかぼちぼち。
満足満足。
ペナントも部屋に飾った。
いつもながら海運漫画の、
時折ものすごいキレを見せる
台詞回しはセンスだよな。

あとは、当日入手失敗の
徒歩二分を読んだらほぼ完璧なのだけど
神主CDはまだショップに入らないようなので
買いに行くにもどうしたものかな。


5/26
夢見るweb2.0


▼web2.0は人を信頼するか。
まあ答えは否だよな。

web2.0は個人を否定する。
個体差を只なるばらつきと定義する姿勢は、
すべて人の行為は自動的だと言うに等しい。
人から導き出される答えの信用と、
人の自由意志の認定は全くの別問題だ。

web2.0をどう理解し利用するかというのは、
実は人間の尊厳を賭けた、
過酷な闘争なのかも知れない、と思う。

人工知能はまだ可愛い。
知性というものに対する
無条件の信仰がそこにはある。


5/25
リタデーション・フィルム


▼どうも食欲がわかないので
大豆を囓って飢えを凌ぐ。
ところで大豆と小豆って
大小言うほどサイズに差があるっけ。

▼もう2/3を経過しようというのに
相変わらずハルヒの放映予測に勤しむおれ。

残りは、4話:憂鬱IV、5話:憂鬱V、
6話:笹の葉、11話:エンドレスエイト
もしくは、6話が欠番で12話:ライブとか。
どうやっても辻褄が合わないのは
笹の葉が時系列に収まらないところなんだけど
やっぱ7.7話とかな裏技で来るんだろうか。
でも憂鬱にあと3話使うのもきついよな。

そもそも全何話なんだろうこれ。
特別編orDVDで2話くらいやって全15話?
出そろってみたら微妙に脈絡が通っていない
というオチが待っていそうで嫌ではあるんだけど。

▼同じような感覚としては、
ひぐらしのなく頃にをいつ再開するか
という命題があったなあ。
アニメはわりかし好評みたいなので
夏コミ後冬コミ前あたりがねらい目か。


5/22
ポケットの中の自己


▼自分が撮る写真の画質へのこだわりがないことに
前々から微妙な違和感を覚えていたのだけど、
自分にとって写真を撮るという行為は
記録そのものではなく記憶の付箋なのだな、
ということをふとひらめいて納得した。

デジカメはほこりを被って久しく
携帯の画質で困った記憶はない。
でも客観的に携帯で写真を撮るのって
なんかおぞましくて抵抗はあるんだよな。
撮影者の無自覚さとかそんなのが。
群衆がそろって携帯を掲げている風景とか
心底ゾッとする。

この辺のジレンマをすぱっと解決してくれる
ステキな理屈はどこかにないものかね。

▼あと練金3級はおもしろいので
もう少し盛り上がって欲しいと思う。
U局縛りは渋い。


5/21

▼例大祭参加された皆様はおつかれでした。
大きなトラブルもなく終わったようで何よりです。

取りあえず頼んでおいたものはあらかた
手に入ったようで、到着を正座して待つ所存。
ペナントも無事保護されたようです。
案定神主CDは捕獲できなかったとのことで
これはショップをガン待ちで。
生きてるって素晴らしい。


5/19
包括的まとめのまとめ


▼わりといっぱいいっぱい感が漂っている今日この頃。
日記を書く体力もあったりなかったりで週一ペース。
どっこいどっこい。

しかし例大祭のチェックはしましたよ?ガッツで。
おれは欠席しますが後は任せたお願いします某氏。
神主CDは難しいのかなーと半ばショップ待ちの心づもりで。
委託されなさそうなのからおねがいしますペナントとか。

テンションは下がり続けております。
どっかで補正しないとなーとは思いつつ。
石は転がり続けることでさらに丸くなります。


5/13

▼気合いと根性とガムテープとかそんな感じのなにかで
なんとか一週間乗り切ってみればもう来週例大祭なんですね。
というわけで宣伝を。

おれはぼ不参加予定ですが、いかれる方は是非に。
即売会の時間も延長されたようでなによりです。

▼PS3の叩かれぶりがすごいなあ。
別にどのゲーム機も買うつもりのない
人間がどうこういうのも如何なものだけど。
なんというかここんとこのソニーは
いちいちナショナリズムとかそんな感じのものを
逆撫でしすぎだよねとは思う。


5/11
独立集合フーリエ解析


▼まだ連休明け一周目とは思えないよパトラッシュ。

▼心がすさんでくると、
色々と嫌なことに気が付くようになるけど
妄想なのかセンシティブになってるのかは
判断として微妙なところだなあ。

▼自分の守備範囲内と思われる領域で発生する話題のうち、
半分くらいがわりかしどうでもいいお題なのは、
何らかの理由で棲み分けができていないってことなんだよな。

僕はここにいるよ的無条件自己承認欲求と
僕はここにいていいのだろうか的自己確認欲求とか
たぶんそんな感じの前提の食い違いなんだろう
と思う。この齟齬は。

何しろ我々は、コミュニケーション能力が低い
と表現するとどうでもいい観点で物議を醸しそうだなあ。
まあいわば外乱に対する耐性が高すぎるので
決して混ざらないくせに分離もしなくて
変な分散状態にあるってことなんだろう。

根本的に目指す方向が違いつつ
他者に対する無神経さにおいて
共通する性質を備えているのは
なんにせよ間違いないのだしな。


5/8


▼次週ミステリックサインということですが
なめてんのかこの野郎…ッ

そこまでやるとなんか裏をかくためだけに
裏をかいている感じがするよ。うーむ。
この際、解決編は永遠に未放映というのも
あり得るのではなかろうか。

しかし、このアニメ時差問題がどうにかなるには
やっぱあと5年くらいはかかるんだろうなあ。


5/7
広くて薄い僕等の平面世界


▼ここいらの連休で、普段会わない人たちなんかと
いろいろ話す機会があったのだけど、
割とヘビーなネット住人同士であっても
生息域というのは全然と言っていいほど被らないんだな。
結局のところ、全ての道がローマに通じていようがいまいが
そうそう地元からでようとは思わないということであって、
たとえgoogleすら知らなくたって幸せに生きていけるのだ。
ムラを構成するものが個人と個人の繋がりである以上、
ネットであろうがなかろうが、世界は断片の集合だった。

インターネットは、インターネットの
あらゆる場所に繋がっていて
それは割と世界全体を薄く包んでいるけど、
どんなに目をこらしたところで
その全てを認識することはできなくて、
俯瞰すればするほど細部は滲んでいく。
そこに溝があろうがなかろうが
一人の人間の認識できるセカイの質量というのは
人間ひとり分に過ぎないってことなんだろう。

インターネット時代の平和なボクラは、
のらりくらりと狭い井戸から抜け出して
広大な世界をみつけて万能感を得たけれど
すぐにその薄っぺらさに落胆し
それが己の主観的認識であることに気付き、絶望した。

脳天気で無責任な絶望ではあるけど、なんにしろ
平面方向に自由度を得てしまったがために
ボクラは、ボクラのセカイの広さや深さや密度や
何もかもとは言わないけどより広汎に、その在り方を
自分で決定しなくてはならなくなってしまったのだな。

雑に括ってしまうのならば、
今、この自由と制約の中で、何を選び、
何を切り捨てるかという贅沢な悩みこそが
セカイに対するボクラの不安や不満や
あるいは不信の根源であり、
彼らが相対する敵の正体なんだろう。

戯れ言シリーズ読了。
涼宮ハルヒの憤慨まで読了。
ブギーポップ・イントレランスまで読了。

▼しかし急速にハルヒが愛すべきキャラに
なっていくのにはどうしたものか。
このままでは、朝比奈先輩がひとりで
うざキャラの地位を欲しいがままではないか。
長門は可愛がられすぎです。
(あと鶴屋さんをもっと出してください)


5/5
結目オルタナティブ


▼昨日は延々カタンをやっていた。
しかし対人ゲームというのは苦手だな。
いまいち勝ちたいという意志が湧いてこない。
いや、勝ったら楽しいんだけど
それ以上に自分の感性に従って
ゲームを進めたくなるんだよな。
要は自分にとって有利であるかはどうでもよくて
「観客的」にその状況がおもしろいか否か
というところに判断基準が偏ってる。
勝ち負けよりもという考え方の底にあるのは
所詮ゲームという冷めた視線なのかもしれない。
本気で戦って、それがおもしろいのが
一番いいには決まっているんだけど。

▼アニメ涼宮は、一巻ラストで終わらすのは
ほぼ確定したとして、
笹の葉をどこに持ってくるのかなあ。
12話で一巻ラスト(最終回扱い)にして
13話で笹の葉でも熱いなあとか妄想。
以下希望的予想。
6,7:孤島症候群
8:涼宮ハルヒの憂鬱IV
9:ミステリックサイン
10:ライブアライブ
11:涼宮ハルヒの憂鬱V
12:涼宮ハルヒの憂鬱VI
13:笹の葉ラプソディ
ミステリックサインはOP見たら
まず来るのは間違いないし、
ライブアライブは歌ものということで
流れ的にはやや美しくないけどエントリー。
これだとエンドレスエイトが
ハブかれちゃうんだけどね。

神主blogでも言及されていたけど
例大祭3って販売3時間だけなのね。
サークル数600とからしいし。
一般参加予定の方は心の準備を。
まず開催者の方、サークル参加の人は
事前の対応を。

開催スケジュール改善についての署名活動サイト


5/4
時間消費型娯楽2.0


▼やっぱ表題というのは、なにはともあれ
あったほうがいいんじゃないかなあと思った。
あらすじとか概要とか、はじめに結論を述べる論法とか。
まあそんな感じの機能として。

▼最近はというほど最近始めたわけでもないけど
拘束時間の長いもの、特に時間が固定されている
コンテンツはかなり避けるようになった。
テレビとか映画とかゲームとか。
アニメは2,3本くらいは通して見てるけど
一回30分という単位時間の短さと
オタ精神の最後の砦として生き残ってるだけ
という気もしないでもない。

結局の所、人が持っている時間の総量に対する
コンテンツ量の飽和という状況は結構昔からあって
時代というよりは、例えば学生から社会人になる過程で
体感するようなものだろうとおもう。
まあ実際、コンテンツの総量が
増えていることも確かなのだろうけど。

そう思えば、ロングテールというのは
一体誰のための存在なのかなあと考えてしまう。
なんだかんだいいつつ、消費者は共通の話題を
求めているだろうと思うし、作る側も売る側も
手間が増えることには変わりはないし。

大量生産大量消費が経済の王道であるし
シェアする時間の総量は頭打ちという状況において
多種少量生産かつ単価が下がり続けたらどうしたものか。
作り手側、文化的には歓迎すべきことだと思うので
あんまり否定はしたくないけど、
儲かるか儲からないかといわれると、素人の目でも
儲からないんじゃないかなあと思ってしまう。
経済全体で見れば、しっぽは短いに越したことはないのだ。たぶん。

web2.0は個人の趣向に応えるところまでは容易として、
そこから、最大公約数的な共通話題を
提供することはできるんだろーか。
あんまりやりすぎるとまた煽動っぽくなるけど
そこはgoogle的機械は悪くない理論で一つお願いしたく。


5/3

▼戯言シリーズは、最初は多少なりとも
ミステリの体裁を保持していた気がするのだけど、
なんか身も蓋もなく超能力バトルね。
最初からこうだったといえばこうだった気もするけど。

悪いかといえばそんなことはなくて
一旦読まなくなったのは、まあそれは
このノリに疲れてしまったからなのだけど、
たぶんなんかものの考え方が一回りしたのか
今となっては、これはこれでけっこう楽しい。

支離滅裂だったり、理解不能だったりとかは
わりとどうでもいいといえばどうでもよくて
その辺は各自解釈してしまえばいいじゃんと思うのだ。
適当だいい加減だ煙に巻かれたといってしまうのは
安直にたった一つの正解を求めすぎってものだろう。
たぶんそれは矛盾ではなく葛藤と呼ぶべきものであろうから。
純粋さとか真摯さとか。若さというのは負け犬っぽくて嫌だな。
故に抑制が効いていなくて、だからこそおもしろいんだろうと思う。

ネコソギラジカル(上)まで読了。


5/2

▼既刊読了であります。

なんかすっかり、ハルヒ本体の存在意義が
希薄になりつつあった気もする陰謀。
たぶんこの一般人化もなんらかの
複線であろうかとは思うのだけど。
物語の方もすっかり派閥勢力陰謀抗争の勢いで
これは誰の望んだシナリオなのだろうか。
一巻当時の世界の成立ちとかいった話は
割と二の次になってきている気がしないでもなく。
何らかのちゃぶ台返しを繰り出さないと
広げた風呂敷が、収拾がつかないところまで
きちゃってる感じで微妙な不安が付きまとうけど
これもたぶん手の内なんだろうなあ。

そして、溜息に戻る。

この作品については途中抜きプレイの効果は
割と皆無で、なんかふつうに読んでしまった。
しかしここでシリーズ化に当たっての
コンセプトがどばりと展開されるのね。
こっちを先に読んでおけば、後の話の流れが
もうすこしわかりやすかったかもしれない。
あと、鶴屋さんの八重歯に関する記述はなかった。

とりあえず、キョンの行く末に幸あれ。
もはや彼にとって幸せな結論が用意されているとは
とてもじゃないけど思えない。

▼つぎは、長いこと寝かしてある
戯言シリーズでも消化しようと思った。

▼ん、新刊でてるじゃないか。
おれは、音速が、おそい、な。


5/1

▼ロードで浜名湖一周してきた。
すれ違う中学女子が挨拶をしてくれるのが好感度高し。
愛すべき静岡。しかし中学男子はいまいちであった。
まあこの年頃は男女の精神年齢差は大きいよな。

▼幻想の宴のショップ予約が始まってた。
各作家のサンプルが結構みれるけど
各氏なんかすごいオーラが。
今さら場違い感がしてきた。ががく。

ちなみにとらのあなのほうで
おれの描いたのが一枚みれます。
(サムネイルの色化け具合はちょっと悲しい)
全部で8枚描いたんだけど、しかしなにげに
近年の外部活動としては割と比類ない質量だなあ。


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05/29- 慧音と妹紅。
05/22- 秘封倶楽部。
05/20- パチュリー。
05/13- 霊夢。
04/30- 鶴屋さんとか。
04/02- いつものふたり。
03/19- 霊魔理。
03/06- 慧音。
03/05- 永琳。
02/18- 文。
02/06- 霊夢。
01/30- 霊夢。
01/22- アリス。
01/14- 妖夢。
01/08- 謹賀新年。




















「幻想ノ宴」 -Rumbling Spell Orchestra-

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