以下に脳血管障害などで処方されるプラスチック製短下肢装具の製作過程を紹介します。
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@通常は医療機関において医師の指示のもとに採型、採寸を行います。 (身体障害者福祉法では来所、在宅にて行う事も有ります。) |
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A採型(患者さんの手足又は体幹にギプスを巻き付けて型を採ること。)した陰性モデルに石膏を流し込み陽性モデルを製作します。 |
B陽性モデルに石膏を盛り付けたり、削ったりして修正します。 | ||
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Cできあがった陽性モデルに支持になるプラスチックをフォーミングします。 D金属性の支柱が必要な場合には、これに支柱を曲げ加工して合わせます。 |
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E陽性モデルからプラスチックを取り外してマジックテープ類を取り付けて仮合わせの状態にします。 | ||
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F医療機関において医師、理学療法士、作業療法士、義肢装具士により仮合わせを行います。 |
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G仮合わせでチェックした修正個所を修正し、マジックテープ類を取り付けて装具を完成させます。 |
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H医療機関で医師、理学療法士、作業療法士、義肢装具士による適合検査がなされ適合していれば、患者さんに装具をお渡しします。 |