いるかちゃんヨロシク妄想画

親友の鑑


いるかちゃんの親友は大変です。
但馬の不良にさらわれたり!
今回は、いるかちゃんの親友、博美にスポットを当ててみましょう。
彼女はいるヨロの中では地味な存在でした。出番も少なかったよね。
てゆーか、他のメンバーが濃すぎでした。
博美は、倉鹿修学院に転入してきたばかりのいるかちゃんに自己紹介します。

「わたし大川博美 ソフト部のキャプテン」

ここで注目すべきは、『わたし』という言葉づかいです。
いるヨロに限らず、マンガに出てくる女の子は自分のことを
『あたし』というのが一般的ですね。

「あたしは日向湊 剣道部」

湊だって『あたし』です。
じゃあ、博美は自分のことをいつも『わたし』というのでしょうか?

「あたしたち まえにいるかちゃんにあんなに助けてもらってんのに・・・」

これは女子サッカー部が解散後、私設応援団を立ち上げようというシーンのセリフです。
そうです。博美も普段は『あたし』と言っていますね。
初対面で自己紹介するときは『わたし』と言う。
今時めずらしい、きちんとしたお嬢さん。
ぜひ息子の嫁にきてほしいものです。(注:私の息子は3歳。しかも、まだオムツ)
ちなみに里見学習院でのお友達は

「あたしは 日比野桂」

「あたしは東山一子っての」

やっぱり『あたし』です。 一子なんか、机に座って足をブラブラさせています。
名門校だか何だか知りませんが、お行儀が悪いですね。
新顔組のいるかちゃんに対して態度がでかいこと!

話がそれてしまいました。博美の話に戻しましょう。

さて、せっかく主人公の親友として登場した博美ですが、
銀子姉御の出番が派手なためか、影が薄くなってしまいます。
博美は、いるかちゃんの親友でありながら、銀子のように
顔のアップや、バックに花を背負って現れることはありません。

それでも、ソフトボール部にいるかちゃんが入部することになり、博美が活躍するはずでした。

ところが・・・

いるかちゃんとバッテリーを組んだのは、あの銀子姉さん。
但馬との試合で感動のプレーをしたのは大友澪。
いるかちゃんにソフトボールを指導し、怪我の手当てをしたのは春海。

本来なら、このような役どころは、
いるかちゃんの親友であり、かつソフト部キャプテンの博美だったはず。
おいしいところは全部もっていかれました・・・

それでも博美は文句一つ言いません。
健気に自分の役割を全うし、いるかちゃんヨロシクは最終回を迎えました。


あれから20年――――


博美はファンサイトの中でよみがえりました。
二次小説で主役に抜擢されたのです。
いるかちゃんの恋を応援するのに青春を捧げた博美が
今、自らの恋の試練に立ち向かっています。

博美、がんばれ〜!!        

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