いるかちゃんヨロシク妄想話

巧くんヨロシク

番外編 いるヨロバッテリー

NHK教育アニメ「メジャー」を見て妄想がわいてきました。
ピッチャー いるか
キャッチャー 春海
ってことで、お願いします。
細かい設定は考えてませーん。
テキトーに練習試合とか妄想して下さい。





ズバ―――――――ン


「ストライ―――ク バッター アウッ!!」


ワワアアア―――


「1回の表 里見学習院 ピッチャー如月いるか ものすごいピッチングですっ!!
はやくもツーアウト ランナー無し」


里見学習院ナインが盛り上がる中、春海一人だけが渋い顔をしていた。
「・・・すみません、タイムお願いします」


マウンドに向かうと、いるかはご機嫌だった。
「なーに? 春海 絶好調でしょっ」


「・・・どうして俺のサインを無視するんだっ!!
 1球はずせって言っただろ? まだ1回だぞ! 
 直球ど真ん中のストレートだけじゃ9回までもたねーぞ
 ドロップやライズも教えてやっただろう?」


せっかく調子がいいところに文句をつけられ、いるかはムッとした。


「るっせーなー そんなヘナチョコ球なんか投げられるかっっ!!
 三振とったんだからぶつぶつ言うなっ!」


「フッ・・・ 野球はな、体力だけじゃダメなんだ。頭も使うんだぜ」


「何だとぉ! あたしがバカだって言う気かいっ!!」


「これ以上反抗するならピッチャー交代させるぞっ」


「ちくしょ――ッ 悪魔外道めッ このスカタン――ッ」


試合そっちのけで痴話ゲンカが始まった。


「お――い! 何やってんだよっ」


外野から巧巳が駆け寄る。


「こいつが俺の指示を無視して無茶なピッチングするんだ。
 巧巳からも言ってくれよ。」


「ハハッ 好きに投げさせてやれ! 打たれた時は、俺が守ってやるさっ」


巧巳の爽やかな笑顔に白い歯がキラリと光る。


「わ―――――い!! ありがとっ 巧巳」


いるかが巧巳に抱きついた。


「おっ おい!」


ガ――――ン


はたして試合は続行できるのか・・・・・・?



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