2004.11.03.

えー、ペッパーです。元気だったころの最後の姿です。心臓に問題を抱えているなんて、微塵も思ってなかったですね。

前の晩から様子がおかしくなり、もうこの朝、後ろ足が全く動かなくなっていました。尋常ではない鳴き声で、普通ではないのがすぐに判るほどでしたね。その日のうちに緊急手術となりました。

手術をしたのが火曜日、金曜日には「もうダメだからおうちに連れて帰ってあげて」というようなことを言われて帰宅した直後です。その日に狭心症の薬を投与したら、意識は戻ってきたんです。それでもクタッとしてますね。

タオルや古いスウェットを切ったりしてこしらえたベッドで、全く動かなくなっていた頃です。足の下にはカイロが置いてあるんです。

どうかすると、白目をむきそうな状態でした。とにかく血行の悪くなった後ろ足をさすってあげてということで、2人して交代でさすってましたネ。

ペッパーはカミサンのひざの上が大のお気に入りですから、ここが一番ですね。カミサンは一晩中冷たい後ろ足をさすっていたようです。私は寝てしまいましたがね。

こちらは相手にしてもらえないでイジケているジンジャーですね。状況が理解できるわけではないでしょうから、カワイソウですね。

それでも、いつもと違う何かを感じているのか、少し離れた位置から、ずっと様子を窺っていましたね。

帰宅させられた翌朝です。少し血行が戻り、後ろ足が温かくなってきました。オシッコの意思表示をするので、ぜんぜん家の中を汚されることはありません。マッタク、気丈なヤツです。

気の強そうなペッパーらしい目つきが戻ってきました。オヤジはこの目を見て、これはイケルのではないかという期待を持ちましたね。長い闘病生活になるかも知れませんが、コイツなら頑張るんじゃないかという気がしてきました。

こちらは普段以上に甘えん坊になっているジンジャーです。ついでに予防接種と検査までされたので、とばっちりでしたね。環境の変化に弱いヤツなので、カミサンの実家の方であずかってもらおうかということになっていたのですが、とても連れていける状態ではありませんでした。・・・猫さらいみたいな声で鳴かれるんですから、ホント。恥ずかしくて、のんびり歩いてなんかいられません。7.54kgもあるヤツを、頑丈なキャリアーに入れて病院を往復するのは、結構シンドイですよ。

全くしょーもないヤツですな。あまり構ってもらえないので、こうなるのでしょう。オヤジはもう少し気配りが必要ということなんですかね。