PETRA LIVE
ご報告

2001年 8月24日
 
ペトラライブ

Dr.市原 康 Key.西原 悟 Ba.万年 諭

PA 岩井 寛
制作管理 楠 章二
運営 岩渕由美子
演奏曲目

ドキドキスキップ
ペトラ通り 

漁師になろう
HEAVENLY
Over The Rainbow

悲しみぶっ飛ばせ
君の歌を聴かせて

祈り
ふたつのJ

ぼちぼちゆこうか

熱い風
喜びの季節
ララバイ

EN

FUJIYAMA
今が過ぎる前に

 今日は関係者しか知らない、リハ一サル風景をレポートしたいと思います。ではでは・・・。

 ライブの準備はいつも午前11時ぐらいから始まります。ペトラクラブのシャッターを開けるのは「Be Brave」の楠氏。次に来るのが毎回ピアノの調律をお願いしている清水さん。そしてPAの岩井君と続きます。今回は愛知からY君が、大阪からT氏が応援にかけつけてくれました。PA機材の搬入はけっこうな量になるので大助かりです。まずは調律の邪魔にならないようにセッティングがはじまります。本格的な作業は調律が終ってから。

 午後1時を回る頃からミュージシャン達が来はじめます。今回は1番遠い(今市)万年氏が1番のり。次は2番目に遠い岩渕。そして次が1番近い西原氏(唯一の都民)。本日のブービー賞は市原氏。全員が集まるのに小1時間はかかっていると思います。

 その間にPAのセッティングは進みます。おおむね順調に運んでいましたが、ここでトラブル発生。客席用スピーカーの左側がおかしいのです。チェックしてみると、高音用のスピー力一が鳴っていません。普通ならここでお手あげ!というところですが、さすがは岩井氏。予備のスピー力一ユニットが準備されていました。早速エ具を出して修理にかかります。ものの10分程で修理は完了。スタッフ並びに演奏者一同ホッと胸をなでおろしました。

 アンプ類やエフェクター、ドラムスのセッティングも終わり、サウンドチェックになります。ペトラクラブの場合はいつも使っている会場なので、比較的短かい時間で音作りができます。

 サウンドチェックができて、やっとリハーサルになります。リハ一サルと申しましても色々でざいまして、通常はコンサート全体の流れを意識しながら必要なことを確認するのですが、ペトラライブの場合、他の日に音合わせをすることができないので、このリハーサルの時間を使って新曲の練習などをするわけです。この日のリハの始まりは3時半ぐらいになっていたと思います。

 とりあえず曲順通りに、確認の意味も含めて音を出します。ここで大切なのは気を抜いてやらないということ。でも気を入れすぎないようにすることも大切で、冷静にチェックをしながら本番のために体カと気力を残しておかなければなりません。

 まずは1曲目の「ドキドキスキップ」から入ります。オープニングを意識してイントロの長さを変えるとか、少しアしンジを加えます。今回はドラムのリズムから入ることに決定。本番では2分近くドラムソロが続きました。しかし市原氏はうまい!「あんたはうまい!」。シンプルなフレーズのリズムパターンに乱れがない。聞いているほうは何気なく聞いてしまうところですが、ちょっと技が光っていました。

 2曲目の「ペトラ通り」へのつながりを西原氏が熟考。音楽的な流れを身体全体で受けとめてゆくというのはエネルギーがいることです。多少時間がかかってもしっかりとやらないと本番が半端になるおそれがあります。

 「漁師になろう」「HEAVENLY 」とエレクトリックな感じで曲が続きます。「Over The Rainbow」はもうおなじみ。7月の「MANDA-LAU」ではアコースティックギターで演ったので、今月はいつものようにエレクトりックで弾くことに・・・。しかし本番で1弦が切れてしまいました。曲の終わりでもテーマを弾くところがあるので「ダ・ダ・ダウシヨウ!弾けるか岩渕!」と思いました。1弦がなくなると2弦で高い音も弾かなければならないので、プレイが少し三味線のようになるんですよね、これが。

 さてまたリハーサル風景に戻りますが、「悲しみぶっ飛ばせ」はアコースティックのボトルネック奏法になるので、ユニット全体の音のバランスが変わります。PAがその変化に対応してゆきます。「君の歌をきかせて」は間奏の段取りをチェック。次は久しぶりに歌う「祈り」。もう譜面すらないという状態でしたが、市原氏がなぜか所持。それをコピーしてみんなで使いました。その譜面は現在ハワイで牧師をしている中村祐二氏が書いたもの。譜面にも書いた人の個性がいっぱいつまっています。

 なぜ「祈り」を歌ったかといえば、今月の新曲とのつながりのため。今月の新曲のタイトルは「ふたつのJ」。この言葉は内村鑑三氏の言葉。「ふたつのJ」とは「JAPAN」と「JESUS」。この「ふたつのJ」からインスピレーションをもらい、新しい歌が生まれました。

 私はこの「ふたつのJ」をアジアということばでくくり、考えてみました。あまりストレートなメッセージのある歌ではないので、聴くだけではわからないかな?と少しの不安もあります。だいたい初めて歌ったときってそんな感じです。本番ではテンポが遅かったこともあり、案の定どうかな?という感じでした。

 「ぼちぼちゆこうか」はこれまで何度か詞を直してきた歌なのですが、今回は少し前のバージョンで歌うことに。歌ってみたら「うん!この歌詞で、0K」と思った次第です。時には歌をねかせて熟成させるのも必要です。

 ここから先はコンサートのエンディングになります。リハ一サルの時間もなくなってきたので、段取りを考えてリハ終了。「オッとガットギターのチェックをしてないや」などと、それぞれが最終確認をします。私は曲順通りに譜面を揃えて、軽くチューニングをしておしまい。時計の針はもう6時半をさしています。あとはメンバー、スタッフ、手の空いている者からダラダラとタ食にでかけます。少しの気分転換も大事です。

 もう本番は目の前。「今日は何人来てくれるかな?」誰もロには出しませんが、内心、そんな事を考えながらコーヒーをすすります。この緊張と不安もけっこういいんですよね。

 今月の写真はアンコールの時の様子です。ライブのひとつひとつ、コンサートのひとつひとつは多くの準備とスタッフの働きに支えられているのです。ありがとう!

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