テーゲー

 テーゲーとは沖縄弁で適当なとかいいかげんという意味のようです。 9月1日から沖縄の宜野湾と伊江島を旅してきました。 沖縄全土がテーゲーならば問題ないのですが、伊江島に渡る時にテーゲーじゃなくて困るという事態に遭遇しました。まずは宜野湾の話から。

 宜野湾は近頃騒がれているヘリコプター基地のある町です。沖縄コンベンションセンターという大きな施設もあり、様々なイベントが開かれています。私がその近くのホテルに滞在中も、ドラゴンアッシュを迎えたイベントが開催されていました。確か沖縄アクターズスクールのコンサートだったと思います。

 私は沖縄に来た時にはA&Wに行きたいと思っています。 まあ何があるというわけでもないのですが、ルートビア-を飲んで帰りたいという気持ちになってしまうのです。暑さが原因でしょうか。

 朝の10時頃、ホテルからA&Wへ歩いて向かったのですが、さすがに日差しが違います。ふと気がつけば地元の人は誰も歩いてなんていない様子、YABAIと思いました。今夜のコンサートを前に、 異常な日焼けになってしまわないか、バテてしまわないか・・・・・・・・。やっとのことでA&Wに着いて、ルートビアとオニオンリングをオーダー 、 涼しい店内でやっと一息ついたという感じでした。A&Wの店員さんはことのほか優しくて感激しました。 これが沖縄の心と勝手に思った私でした。

 A&Wの夜は恵みバプテスト教会でのコンサートです。リハーサルを終えての夕食にこんなものをいただきました。 それは「さかな汁」。実に魚のフルコースというか、 これでもかというほどにどんぶりの中から魚が登場してきます。これはとても美味しかったな・・・・・・・。

沖縄での魚汁


 らーめんのことを書いてから、僕は日本中どこへ行ってもらーめんがやってくるような恐怖に怯えていた今日この頃、この魚汁は最高でした。

 コンサートの後に僕と同じ誕生日の子に会いました。その子の名前は沙綾(さあや)ちゃん、ちなみに二人の誕生日は9月28日です。

沙綾ちゃんと私


 宜野湾でのコンサートは土曜の夜と、日曜の朝、二回のコンサートを終えて伊江島へ渡るフェリーを目指します。その港は海洋博会場にほど近い本部(もとぶ)の港。宜野湾から車で北へ約2時間はかかるところです。 午後の1時近く、とりあえず沖縄で焦るのは禁物と車が走り始めました。本部発は3時。急ぐような、急がないような、良い感じで車は走ります。嘉手納あたりで昼食を仕入れ、北へと向かいます。読谷を過ぎ、サミットの会場を横目に見て、さあ名護の町が近づいてきます。しかしこの時点でフェリーの時間が危ういことに気づいたのです。どうしよう・・・・ 。 とりあえず速めに走るしかありません。でも追い越し車線を速度制限以下で走る休日のご近所の車がいます。抜くに抜けず、さりげなく焦りが出てきます。

 サミットのおかげで整備された道を頑張って進みます。名護を過ぎ、分刻みのドライブです。結局港に着いたのは出航1分前、ヒヤヒヤものでした。

 港へ向かう車中、僕の頭の中にはあのテーゲーがありました。船もきっとテーゲーに違いない。「たとえ時間に遅れても、なんとなく間に合うに違いない」。しかし後で聞くと船だけはテーゲーではないとのこと。 すごい綱渡りをしていたわけです。 是非沖縄全体をテーゲーに統一していただきたいと思う私です。


 間に合ってほっとした出向風景。岸壁には送ってくれた3人の姿が見えます。

 
 なんと出航した船を追って来るものがありました。 それはこんなものでした。これの名前は[JET BOAT]っていうんでしたっけ。


 はじめは地元の有志の皆さんの粋な計らいかと思い、感激しそうになったのですが、実はフェリーの波が目当てで追いかけているようです。波をジャンプ台にして写真のように飛び上がっていました。

 フェリーに乗っている時間は正味20分です。遠くにメキシコの帽子のような伊江島が見えてきました。


 沖縄には何度も来ていますが、 伊江島はまったくの初めて、 新鮮な感動があります。港で迎えて下さるのは野村牧師ご夫妻。 この伊江島での生活は今年で23年になるそうです。

 メキシコの帽子のような城山の中腹で、野村結ちゃんの笑顔。



 コンサート会場は本格的なリゾートホテルYYY。このホテルはなかなかねらい目だと思いました。 何せ人が少なく島の静けさを味わうことができるのです。

ホテルの入り口近くの夕暮れの空。

 
 部屋からは海が見渡せます。プールの向こうにはビーチがあり、海好き、水好きの私には最高の環境です。

 
 夜の海を見ながらのコンサート(暗くて見えないか?)、最高ではありませんか。ホテルには期待していなかったPAシステムもあり助かりました。

 島の皆さんがぼちぼちと集まってくださり、コンサートのはじまりはじまり。期待して下さっている雰囲気と、いぶかしそうな雰囲気が段々とひとつになってゆきます。

 やっぱりライブは良いですね。アンコールに[果報節]という民謡の賛美歌を歌ったところ、 イントロの沖縄のフレーズから会場の雰囲気が変わり、さすがという感じ。 あの指笛まで登場し最高の盛りあがりになりかけたところで歌がおしまい(僕は1番しか歌えなかったのです)。 ここがつらいところですね。

 コンサートがひけた後はプールでスイミング。 誰もいないプールで1日を思い出しながら泳ぐ。遠くに本島の灯りが見えていました。

 伊江島に滞在した時間は17時間ばかり、 なんともったいないスケジュールを組んでしまったのだろうと後悔しました。フェリーの出航は朝8時。 岸壁の野村牧師夫妻です。


 
 
出航後に起きた出来事


 友人を見送りにきた若者が、 海に飛び込んでさよならのパフォーマンス。突然のことでちょっと驚きました。 でもどこから陸に上がるのかな・・・・。

 本当にあっという間の伊江島でしたが、 沢山の出会いがあったような満足感と一緒に帰路につきました。

 またこよう。素朴にそう思った私でした。家に帰った翌週に大型の台風が伊江島を通過していることをニュースで知りました。なんだか「フレーフレー」という気持ちになりました。

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