いわきが近くなった




 「いわき」といわれても、あまりぴんとこない方が多いと思います。私も3回しか行ったことがありません。常磐線沿線の町は何かのついでに通過するということがありませんから、僕のような東北生まれの人間でもあまり知らないというわけです。でもこれからの時代はそういうロケーションだからこそ、町の個性が光る時代なのかもしれません。

 今度の旅では少し自由な時間がもてたので、駅の近くをぶらぶらしました。ちらっちらっとおしゃれな感じの店があり、おや!と思っていましたが、どうもそんなおしゃれな店がこの町に点在しているようです。たぶんこだわり系の人が多いのかな、と思わせる風情。波長が合いそうな感触。

映画のセットのような町並み
いわきの町並み


 今年は趣味も音楽ということにしたので、まずは楽器屋さんへ。何か掘り出しものがないかなとながめてみました。ローランドの8chデジタルレコーダー、2ギガのハードディスクなどが付属して11万。もちろん少し前のものですけれど。とりあえず安い?

 店内をぐるぐるとめぐり、「ブルースの逆襲」と「SOUND DESIGNER」というDAW関係の雑誌を購入。支払いの時に新しい音源のことなどを少したずねたところ、ていねいに答えていただきました。ところがいつまでたっても「〜円になります」と言ってくれません。なぜか見つめあってしまい、僕から「いくらですか?」と聞くことに。 もともと時間っていうのはこんなふうに流れていたのかな?と感じました。

 お店を出るともう一件の楽器屋さん。こちらは少し古いたたずまい。2階に上がる階段のところに、イバニーズ(アイバニーズ?)のジョージベンソンモデルがいい感じでぶらさがっていました。品数が少ないので、新鮮に目に飛び込んでくるのかもしれないのですが、良い感じの色だったな。

 「いわき」の駅前から車で15分ほど走ると「小名浜」があります。そこは太平洋に面した港町。大きな市場や水族館、海の幸が豊かな町です。岸壁の水がとてもきれいでした。のどかな日差しが気持ち良い町です。

潜水艦のような水族館
水族館と船


 さてコンサートの会場は「e−streetclub」。なにか親近感がわく名前ですよね。「e−streetclub」はノルウエーの宣教師の方が運営しているコーヒーハウス。北欧の家庭のリビングルームのようなくつろげる空間。もし「いわき」に行く機会があればたずねてみるのが良いと思いますよ。

ちなみにホームページのURLは http://www.e-streetclub.com/

 コンサートは、会場いっぱいの人が来てくれて、フレンドリーな感じの雰囲気になりました。3回のアンコールをいただき、いい感じでコンサート終了。話がはずんで止まらない様子で、みんな11時近くまでみんな残っていたかな。

みなさんくつろいでますよ
e−street


宣教師のSVENさん
(ピンボケですみません)
誰かと似ている?
スエン宣教師


 1年半前に来たときは台風で電車はとまるは、Dr.市原氏(ドラムの市原氏の意味)から借りていたデジカメはなくすし、僕を迎えに来てくださった方の車が朝にパンクするは、そのあげくに僕が乗り込んで走りはじめたところに別の車がぶつかってくるは、で大変な1日でした。でもその時のコンサートもあたたかな感じで終わり、夜には良い月が出ていました。今度もあの時のような月が出ていました。気持ちの良い町。それが僕の「いわき」の印象です。

 そう言えば今回も驚くようなことがひとつ。6月にPetra Streetで東北ツアーを計画していたのですが、思いがけなく「いわき」でも開催できるはこびになりそうです。今のところ予定は6月26日。常磐線沿線の人はぜひチェックしといてくだされ。「いわき」がグーンと近くなった2日間でした。
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