福 山 城
広島県福山市
城郭構造:輪郭式平山城 築城年:1622年 築城主:水野勝成 主な城主 水野氏、松平氏、阿部氏 遺構:石垣、城門、櫓
指定文化財:国の重要文化財(伏見櫓、筋鉄御門)福山市重要文化財(鐘楼) 国史跡
徳川幕府は安芸・備後の国を与えられていた広島城主福島正則を改易し、 信濃川中島に移すと、紀伊和歌山から浅野長晟(ながあきら)を広島城主にするとともに、大和郡山から徳川譜代の水野勝成(三河刈谷城主 水野忠重の嫡男)を西国外様大名の監視にあたらせるため、備後福山に移封。山陽道の押さえであった神辺城、瀬戸内の海路の押さえであ った鞆城を廃して、新しい城の築城に着工。元和8年(1622)に完成し、福山城と名付けた。