テクニックだけで生きられると勘違いしてしまった

 自分の本心とは違う生き方をしようとすれば、なにをするにもいちいち考えて行動する必要があるので、精神的に疲れます。 また実力も備わっていないのに、自分を大きく見せようとすれば、これまた同じことになります。 そして大事なことは本当の自分の考えを生きていないので、なにをするにしても世間体や周囲の目を気にしなければならないということです。

  このことが積み重なって心をむしばみ、そして自信をなくしてしまうのだと思います。 表面上はテクニックだけで生きていくこともできますが、そんな生き方は疲れる生き方だと思います。 この意味からすれば、周囲のことも考えずにいいたいことばかり言っている人は、自信を失うということもないと言えます。 言いたいことばかり言っている人はもともと自信がないから、それを隠すために言いたいことを言っているのですから。

  分かりやすく言えば、テクニックで生きている人とは建前で生きている人です。 本音は別のところにあるのです。 たからなにをするにしても、相手の顔色をうかがうようになってしまうのです。 自分で自分を苦しくしていることに、気がつかないのです。

 テクニックだけで、テクニック重視で生きていこうとしても、そのような生き方は人生の大切なときや修羅場では通用しないのです。 だから、自信を失ってしまうのです。 自信に裏打ちされたテクニックが必要なのです。 自信があれば人生の一大事にも、そんなに見当違いの判断はしなくなると思っています。

トップページへ戻る