大切なときに自己主張できなかった

 自己主張することが自信をつけるうえでなぜ大切なことなのかは、幾度となく書いてきたつもりです。

  「言うべきときに言えなかった」ということは、自分に自信を失わせるだけです。 このことは分かってもらえるのではないでしょうか。 私自身の経験を思い起こしても、言うべきときに言えなかったときは自分で自分を責めるだけであって、それは自信喪失になるだけです。 だから言うべきときには、恐ろしさをこらえても言わなければならないのです。 大切なことはこれから自分が言おうとしていることは、言うべきことなのか、感情にまかせての言いたいことなのかを区別することです。 言いたいことを言うべきことと勘違いすることが多いからです。

  言いたいことは多くの場合感情から発する意見であって、正しいことありますが間違っていることも結構あります。 感情から発する意見は論理性に欠けることが多いからです。 このことだけは注意が必要です。

 ただし、注意して欲しいことは、自己主張するときは勝ち負けを争うのではなく、自分の考え、意見を明確に発言すると言うだけのことです。 決して、相手との価値観を争ってはいけません。 価値観を争えば、必ずしこりを残すからです。

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