他の人と同等に扱われることに耐えられない人

いつも相手に自分に尽くすように要求する
自分は相手より優れているとアピールする人
人の悪口ばかり言っている人
お金がないのに羽振りのいいふりをする人
決して「知らない」と言えない人
自慢話ばかりする人
有名人とのコネを吹聴する人
上司などをバカ呼ばわりする人
「世の中が悪い」と責任転嫁ばかりする人 (自分の否は認めない人)
自分が話題の中心にいないと気が済まない人
お山の大将になっていないと気が済まない人
思いやりを不自然なまで問題視する人
自信過剰な人

 このような人は、私たちの周りに大勢いますね。

 私たちは誰でも、自分は他の人とは違い特別の存在だと思っているはずです。 その特別の人間である自分が、他の人と同等あるいはそれ以下に見られたら気分を害することは当然です。

 しかし、自分に本当の自信があれば、他人に悪く言われようが、バカにされようがあまり問題にはしないものです。 管理人の人生経験からも、そう思います。 上記に書いたようなことを不自然なほどに口にする人は、実は自分は自信のない人間だということを他人に教えているのです。 自分は他の人とは違って、偉い人間だと言っていることが、本当は自分は自信のない人間だということを無意識に証明しているのです。 そのような目で、その人を見るといままでは見えていなかったこと、考えもしなかった姿が見えてくると思います。

 「攻撃は最大の防御なり」と言うように、自分に自信を持てないからこそ、劣等感に苦しんでいるからこそ、それを隠すために「自分は他の人とは違うのだ」と言わざるを得ないのです。 それが、他人と同等に見られることを強く拒否する最大の理由なのです。 そのような人と付き合っても、人生の足しになることはありませんが、反面教師としては絶好の相手ではないでしょうか。

 逆に自信のある人は、他人より下に見られてもあまり気にしないのはなぜでしょうか。 それは、いつなにがあっても自分は対応できるという実績に基づいた裏打ちがあるからです。 たから、他人になにを言われようと気にはならないのです。 逆に、その言われることを逆手にとって自分が話題の種になることで、その場を盛り上げることもできる人なのです。 

 言い換えれば、自信のある人は必要ならいつでもバカになることができるのです。 自分に自信のない人が、そのような人を見れば「あの人はなんてバカなのだ、お人好しなのだ」としか思えないでしょうが。

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