なにごとも自分で決めなければ、結果的によけい苦しむことになる

 ものごとの判断を他人(多くの場合は親)に頼っていたら、どういうことになるでしょうか。 うまくいったときは、あいつ(親)の言うとおりにして、「あぁ、よかった」としかならないのではないでしょうか。

 問題は、逆に失敗したときや失敗しないまでも上手くいかなかったときです。 あいつ(親)の言うとおりにしたから失敗したのだとなるのではないでしょうか。 本当は自分に決断力がなかったから、他人の言うとおりにしたのに、責任転嫁をしてしまうのです。 挙げ句の果ては、自分で決めたようにしていれば失敗しなかったと思うことも十分考えられます。

 このように、失敗したときに責任転嫁をすると相手を恨むことになってしまいがちです。 相手を恨めば、その先にあることは幾度となく書いてきたので、分かってもらえるのではないでしょうか。

 決断力のない人は、なにごとも他人任せですが、成功したときは自分の手柄、失敗したときは相手に責任転嫁をしてしまいがちなのです。

 これが「なにごとも自分で決めなければ、結果的によけい苦しむことになる」ことの意味です。

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