Kammy+'s space [Category D] top image

日常のつれづれ(衣食住や時事的な話題が中心です)
004 2006年7月-12月

←003 2006年1月-6月 へ ホームへ →005 2007年1月- へ

エレベーターのない最上階 (2006-12-02)
今住んでいるのは築約30年,エレベーターのついていない団地仕様のアパートの最上階.
安い家賃にもかかわらず,最近は不人気で空き家が目立つ….

下の階も空いているから,昨日なんかは帰ってきた室温はわずか6℃.
北国では下に人が住んでいるかが部屋の暖かさを左右する重要な要素なわけで.

僕自身はそうした築20年以上の安アパートにしか住んだことがないから(大学の寮は築20年弱だったけど内部の学生寮特有の異様な雰囲気だったし)むしろこういう少々不便なくらいの家に住んでるほうが落ち着くわけで.それになんだか私自身,快適なところに住んでしまうと昔の苦労を忘れてしまいそうな気がしてならなくて.

今朝は頼んでおいた古新聞の回収業者が来たのだけれど,業者のひと大変だろうし,こんな若い(肥満だけど)健康な男がやってもらうことじゃないと思い,業者が来る前に玄関前まで引越し以来たまってた古新聞9束を降ろしておいた.しばらくして業者が来て,玄関開けてみると苦労人と思われる60過ぎのおじさんがティッシュペーパーとゴミ袋を持ってきてくれた.
「ご苦労様です.よろしくお願いしますー」と言う私に「わざわざ下まで持ってきていただいて,ありがとうございます」と手渡された袋にはティッシュペーパーなどのほか,チョコレート菓子が数包みと,鉛筆で書いた手書きのメモが入っていた.


わざわざ5階から降ろして下さいまして深く感激しています有難うございました今後共よろしくお願いいたします


なんかちょっとハートがあったかくなりました.

同様の理由で灯油のポリタンクを1階まで降ろしておいたときは1階で入れてもらうと5階まで来て入れてもらうよりリッター4円安かったから,という金銭的理由もあったんだけどね….(最近は灯油が高くてこの4円の差も馬鹿にできない.1回100リットルくらい入れてもらうし,それもこれからの季節1ヶ月くらいでなくなりそうだからなあ…)

これからもうしばらくすると水道凍結に気をつけなきゃならない時季が来る….トイレは特に冷えるし配管も細い部分があるから要注意だな….前に住んでた家ではトイレと水道の元栓が別々だったから水道おとすの楽だったけど,ここは同じだものな….凍って水でなくなるだけならまだしも,氷になって膨張する(水→氷は体積1割増)せいで水道管が破裂とか水漏れしだしたら目もあてられないことになるからなあ….この街じゃ厳冬期は「寝る前に落とす」というよりは「使うとき揚げる」って感じだもな特に一人暮らしじゃ….

寒い夜だから… (2006-10-09)

せっかくの連休だというのに北海道は台風の影響で雨や風が強くて最悪のお天気.
しかももう10月だけあって,最高気温も15℃くらいまでしかあがらず,部屋の中でも肌寒さを感じるほど.
昨日は髪を切りに出かけた帰りにスーパーでがっちり買い物をして,寒い夜に食べたいあったか&栄養満点ディナーを作ってみることに.

シチューの作り方(10皿分
 1) 鶏モモ肉を食べやすい大きさに切り,塩コショウをふり,揉みこむ.
   白ワインを軽くふり,数時間置いておく.
 2) ジャガイモは少し溶けるくらいまで煮込むのが好きなので
   少し大きめにカットする.(小:4つ切り,大:8つ切り)
   タマネギもしんなりするので8等分くらいで.
 3) ニンジンも適度に切り,これらの肉・野菜を深底なべで炒める.
 4) 水1200mLを加え,中火でひたすら煮込む.
   マギーブイヨン4個と,ローレル(ローリエ)の葉2枚も加える.
 5) 沸騰してきたらアクをとりつつ,まだ煮込む.弱火でOK.
 6) ブロッコリーを軽めに茹でておく.塩水で茹でる.
   茹でた後は色が悪くならないようにすぐに流水で冷やす.
 7) 火を止める直前に茹でたブロッコリーを加える.
 8) シチューのルウを割りいれる.
   (今回はハウス食品の『北海道シチュー<クリーム>』を使用)
 9) 底のほうがこげやすくなっているので気をつけながら再び熱し,
   牛乳200mLを加えて再び煮立たったら完成.

鮭のホイル焼きの作り方
 1) 生秋鮭(塩漬けになっていないもの)を1人前ずつ切り分ける.
 2) アルミホイルを30cmくらい切り,中央に鮭を置く
 3) 塩とコショウを適当にふる.(少し多いかな?ってくらいが適量)
 4) 鮭の上にエリンギをスライスしたものを鮭が見えないくらい並べる.
 5) 脇に赤ピーマンのスライスも添える(サラダであまったもの)
   タマネギなども汁を吸っておいしくなるのでやってみたい.
 6) 日本酒を10ccほどふりかけ,ホイルで完全に包む.
 7) フライパンにホイルをおき,コップ1杯弱の水を加えてフライパンの
   ふたをして中火で10分蒸し焼きにして完成.

野菜サラダの作り方

 1) 緑のはっぱ類はいろんな葉っぱのサラダ用ミックス)をそのまま流用.
 2) 赤ピーマンは生のまま薄くスライス.
 3) カボチャ1/4個を薄く切り,塩水で茹でる.
 4) はんぺんをサイコロ状にカットする.
 5) これらを皿に盛って完成.
   サウザンドアイランドドレッシングをかけて食べるのがオススメ.

シチューはジャガイモにキタアカリを使ったので煮崩れはしやすい反面ホクホクだったので私は好きだけど,煮崩れキライ派はメークインが良いのでしょう.肉はワインがどれだけ効いたのかはあんまりわかんなかったな….
鮭のホイル焼きはとにかく汁が美味.こういう包みものは初めて作ったけれど,見栄えとおいしさのわりに簡単なのでこれはこの冬多用するかも.
サラダは一度カボチャを茹でてみようと思ってレシピに加えてみた.温野菜サラダにするつもりがシチューと具材がかぶるのでカボチャの黄色,葉っぱの緑色とのバランスをとるために赤いピーマンを添えることに.それだけだと野菜だけになるのでシーチキンも考えたけど,せっかくなら最後まで色にこだわろうとはんぺんとし,4色できれいに仕上げてみるものの,盛り方はちょっとヘタだったかも.

この程度の料理でかなり時間と手間がかかるのだから,毎日家で食事を作るのは大変なんだろうなあ….


最近の私 (2006-10-07)

ここのところ研究のほうが忙しくなってきております.

今までの私の傾向から鑑みるに,ここの更新頻度が高いときは研究に対するモチベーションが下がっているときだと思われます.最近はようやくポジティブなデータが出て,研究テーマと向き合えるようになってきました.そうなると今までサボっていたツケがまわってきて,仕入れなければならない知識や実験の下準備やらに時間がかかるようになってきました.

ボスとのディスカッションは心身を消耗します.
特に,研究分野が異なる新天地では必要とされる知識とセンスも異なっており,ボスの性格もまた千差万別であるため,なかなか現ボスからの信頼を勝ち取ることができていないのが現状です.
こんなとき,他人に左右されない強い意志と,他人にナメられない闘争力の持ち主に憧れます.

これまでの無駄遣いが祟って,財布の中身も非常に厳しい状態です.
この田舎ではクルマなしでは不便が多いものの,研究に使っているPCを来春には買い換えたいので,車のローンを組むことにはひどく消極的にならざるを得ない状況….冬は雪かきとかタイヤ交換とか,車の管理に手間もかかるので,通勤に車を使わない今の職場では車は要らないのだけれど,それ以上に車には男としてのステータスが反映されるからなあ….ちょっとしたときにすぐ車が出せたほうが頼りがいもあるだろうし.まあ,私が車持っても「アッシー君」(死語)にしかなれないだろうけど.各種学会の年会費とか有料サイトの支払いとか鉄道がらみの出費がなかなかに痛手.あと食費が月に5万円台なのももう少し締めないとなあ….体重も減らないし.

矯正歯科のほうも通い続けていて,抜けた乳歯の遥か奥から永久歯が顔をのぞかせたところ.あと数回通うと,今度はワイヤーで引っ張る工程に入るらしい….


靴を新調 (2006-08-27)

夏季休暇中の旅行三昧でこの週末はさわやかに晴れ渡っていても遠出する気分ではなかったので,身のまわりのメンテナンスなどして過ごしておりました.
このブログの更新にも十分な時間を割くことができて満足,満足.

土曜は朝から美容室.引っ越してから4度目.
今担当してもらってる美容師さんには安心して任せられるので行きつけになりそう.
それから街で時間を忘れて本屋でゆっくり.
こっちに来てから本屋をぶらつく頻度が減ってしまったけれど,それでもひと月に1回は本屋に何が並んでいるのかチェックしていたいなあと.

それから昼食にラーメンを食べて,デザートにはサーティーワン・アイスクリームのカプチーノブラスト.
それから靴の売り場を通りかかって,自分の靴がかなりぼろぼろになっていることを思い出す.
こないだ座敷にあがる飲み屋にいったとき,後輩が私の靴を何も言わないのに取り出してきてくれて,「なんでわかったの?」って聞いたら「いや…,覚えてたんで」とはぐらかされてしまったんで,まずいなあと.
靴は同じのを履き続けると傷みが早いから休ませながら複数の靴を履くのがよいというのを聞いて,実行に移したのが2,3年前.
でも片方の靴がダメになって履けなくなってしまってからずっと1足だったからなあ….そろそろこれも寿命だし.
というわけで,近くに店員もいなかったので心置きなく試着して,2足を同時購入.うう,万札が….

左:今まで履いてた靴 右:新調した靴


そのあとは家の近くでCDをレンタルしたり,部屋に掃除機かけたり.
買ってきた旅行雑誌とか子育て雑誌(新聞広告で『プレジデント ファミリー』が面白そうだったので.さすがに「○○○クラブ」とかは読まないけど…),表紙がネットの一部で話題になっている今月発売の『IKKI』(『鉄子の旅』が連載されているのでたまに買う)などを読んだり.
料理も楽しいし,今日は布団も干したし.
とってもリフレッシュできた週末だったのでした.


ゴーヤーを初調理 (2006-08-27)

スーパーで道内産のゴーヤーが1本68円で売ってたので使ってみた.
見よう見まねでゴーヤーチャンプルーでも作ってみるかと.

で,うろ覚えでゴーヤーを輪切りにしてみたらなかはでっかい種とワタが入ってたのでまずは縦に半分にカット.
ゴーヤの種が
赤くてビックリ.
調べてみたら,どうやら熟す前は白いらしいけどしだいに赤くなるらしい.
やっぱり何でも自分でやってみないとわからないもんですなあ.

そうして三日月形に輪切りにしたゴーヤー1本ともやし半袋を炒める.
味付けは味の素の「中華あじ」.適当に振りかける.
こないだ実家からもらったお中元のハムがあったのでサイコロ状にして投入.
最後に卵2個でとじて,完成.



いまごろ気づいたけど,そういやゴーヤーチャンプルーって豆腐が入るんだったな.
まあ,いいや.自分の好きなようにアレンジしたということで.
苦くてだめかと思ったら…よく炒めたこともあって,予想を超えるおいしさに.
やっぱり自分の家の台所で調理したものはおいしいなあと再認識したのでした.


夏野菜カレー (2006-08-06)

暑い.

北海道の冷涼な気候にしか対応していない私としては,たとえ気温が25℃だろうが,少しでも湿度が上がると途端に不快感が増し,論理的思考回路がショートする仕様となっております.

この暑さ払いのために,今日の夕飯は夏野菜カレーをつくりました.
市内に郊外でとれた野菜や米の販売所が新しくオープンしたので,そこへ行ってみると新鮮な野菜が安く売られていたので購入.

ジャガイモ:新ジャガのキタアカリ
シシトウ:おおおぶりで鮮度良し
ナス:スーパーではみかけないビッグサイズ
セロリ:緑が濃いのが印象的

そして米は玄米で売られていて,注文したその場で精米してくれる.無洗米にも精米可能ということで,地元産(地元のなかでもさらに細かい産地に分かれている!)の「ほしのゆめ」の精米をオーダー.

この米を炊きつつ,タマネギを炒め,豚肉を塩コショウで味付けて炒め,鍋に水を加えてニンジンとジャガイモを投入.新ジャガのキタアカリの皮は爪でひっかくだけでむけるほど.続いてセロリを細かく刻んで投入.野菜が煮えるまでじっくり待つ.
煮えてきたあたりでおもむろにフライパンでシシトウとナスを炒める.
カレーのルウを溶かし,最後に炒めた野菜を加えて完成.

セロリはクセがなくなっていて苦手な人でも十分食べられる感じに.でも色合いはいまいちになっちゃったな….
ナスは炒めるより油で揚げるほうがいいんだろうけど,家には天ぷら鍋がないのと,油のロスが大きいこともあり手抜きになってしまったな….

まだまだ客人に出せるにはいたってないなあ.
というか,一番の課題はいっぺんに作りすぎちゃうことなんだよなあ.3人分くらいつくればいいものを,結局ルウを8皿分入れなきゃいけなかったし….


ついに始めました,歯の矯正 (2006-07-31)

ずっと前からここを注意深く読んでいただいている方や,今年に入ってから私にリアルで会ってる方は,私の歯並びの状態がよくないことをご存知だと思います.

本当は美容室という壁をクリアした勢いで矯正もやろうとしてたのだけれど,長くかかるだろうから引っ越した後がいいなあと思っていて,それでも4月以降はなんだかんだでほったらかしにしておりました.

しかしながら現在は下から永久歯が生えてこないまま寿命を迎えた私の最後の乳歯の空間的なあきが目立ってしまい,会う人ごとに「歯折れたの?」と聞かれたり,親戚が集まった法事の席でも「はやく直さないとダメだわ」と断言されたりでなんだか気分がわるい.
私の歯の並びの悪さはなにもそこ1箇所だけではないものの,とにかくこの歯のスキマくらいはなんとかしないと…と思い,ようやく本日,紹介された矯正歯科に行ってまいりました.

レントゲンをとってみると,やはり奥には永久歯があったのだけれど,そのレントゲン写真みるとシロウト目にも45度くらいは斜めに傾いている様子.
治療方針については,急ぐならこの永久歯は抜き,そのお隣の歯も削ってブリッジにするとのこと.急がないなら,まずこの永久歯が自力で生えてくるか様子をみてみるとのこと.その際には歯茎に切れ目を入れるかなにかして歯の生えてくる通り道を作るとのこと.で,それで生えてこないならワイヤーで引っ張りあげる.それでも無理だったら,その歯を使ってさし歯にする,とのこと.治療方針についての説明に対して十分理解したうえで,急がないほうですすめていくことに.

早速麻酔がかけられ,メスらしきものが入る….麻酔がよく効いているおかげで何の痛みも感じない.そして処置が終わり,口をゆすいで話を聞くと…

ちょっと難しいことになっていて,奥にいる歯の野郎,斜めになってるだけじゃなく前と後ろもひっくり返っているかもしれない,とのこと….

まあ,とにもかくにも,この歯がオモテに出てきてくれなきゃ話は始まらない.まずは1週間様子をみることとなった.


歯並びの様子(見苦しくてごめんなさい)

左:普通に話しているとこのくらい 右:今日の処置の後