詩歌その2
祖国と名誉と
大旗戦争の頃に歌われたストラディウム兵士たちの歌。
ストラディウム讃歌
聖なるかな 聖なるかな 聖なるかな
我等が家は我等が国家
人の子に授けられ
グンドの守りし誇りは王城の高き旗
我等が懐かしき魂にして
千度倒れようとも決して敗れることはなし
公王宮の典礼に唱和される儀式歌であり、事実上の国歌。ストラディウム国家の歴史的使命への誇りと、その使命貫徹を誓ったものである。訳詩は有坂純氏による。
西方守護軍歌
世の人すべて背くとも
我が忠誠は消えることなし
闇と炎の旗の下
我等兵士の集う限りは
人の子の王掲げたまいし
生きるべき義と死すべき愛は
君の大旗の征くところ
地上あまねく翻る
ストラディウム軍歌。第二の国歌とも呼ぶべきものであり、ストラディウムの軍国主義的忠誠心を高らかに謳い上げたものである。この歌のごとく、全世界を統一王朝の下に安んじることがストラディウムの理想であり、国家的使命だった。
選抜近衛軍団歌
君よ旗を掲げたまえ
高貴なるその徴の下に
我等の歩み過たず
死すとも退く者はなし
闇の炎は永遠に輝き
血と忠誠が時代を照らす
我が魂の還るところ
聖なる統一王朝のために
「国家の中の国家」とも呼ばれる選抜近衛軍団の隊歌。選抜近衛兵の堅忍不抜の忠誠心と闘志を示すこの歌は、ストラディウム国家の何たるかをよく示している。
遥かな道、白い花
血と涙で幾重にも塗られ 乾き果てた遥かな道
男たちは星を見上げ 女たちは目を泣き腫らしてた
イルサドが見出し グンドが歩いていった道
男たちは歴史になり 女たちは歌になった
俺たちも出かけよう オスレヴェーグと共に
袋の口も靴紐も みんな硬く縛っておけ
約束を果たすまで この行軍は続くのだから
地を埋め尽くす墓標が 白い花に変わるその日まで
西方守護のオスレヴェーグの大陸奪還作戦に従軍した兵士たちの愛唱歌。
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