ストラディウム市街案内
人間族の大都
“人間族の大都”ストラディウム市について、現在まで確定したデザインは存在しないといってよい。
ストラディウム市については林蔵氏のユルセルーム研究所に市街図と解説が掲載されている。この図は旧ローズ「ストラディウム編」に掲載された四王国期の市街図に、Fローズにおける情報を追加したものである。この図は筆者が原案を作図したものだが、その後の『忘れえぬ炎』開発において、ストラディウム市のコンセプトにはいささかの変化が発生している。
林蔵氏はこの変化点を巧みに旧図に織り込んでいるが、ここではFローズ時代の設定を中心にデザインを一新した市街図を紹介してみたい。もちろん筆者個人の私案である。
旧市街図は水の都をコンセプトとしているが、本図は『忘れえぬ炎』で述べられた「五重の城壁」をコンセプトに、軍都ストラディウムとしての位置づけを強調してみた2100年代の市街図である。
A 第一城区
ストラディウム創建に遡る最古の城区。公王宮と連合王国政府の官庁が置かれている。
a-1: 西方守護宮殿(謁見および執務区画)
a-2: 大公宮殿(公王居館)
a-3: 執政府
a-4: 元帥府
a-5: 元老院
a-6: 人間族の大門
B 第二城区
創建と同時期に港湾を防護するため建設された城壁内側の区画。現在は官庁と宗教学芸施設が多い。
b-1: 公王宮前広場
b-2: 選抜近衛第三軍団兵営
b-3: 西方大書庫
b-4: 西方大祭殿
b-5: 国立医療院
b-6: 西方軍学校
b-7: 御座艦隊基地
b-8: 軍港および公用港
b-9: 民会議場
b-10: 急襲重騎兵第九軍団兵営
b-11: 大馬場
b-12: 西方学院
b-13: グンド廟
b-14: リミン廟
b-15: エマンスィーレン庭園
b-16: 五公家公邸
C 第三城区
統一王朝期に形成され四王国期に発展した市域。二つの丘陵に置かれた兵営を中心に軍人や文官の邸宅が並ぶ。公王宮や官公庁の吏員や使用人、貴族の家人、教師や学生の住居が多い。
c-1: 第十一軍団兵営
c-2: 国立孤児院
c-3: 代書屋通り
c-4: 第十六軍団兵営
c-5: 首都総督府
c-6: 武具師通り
D 第四城区
四王国期に発達した商業地区。連合王国の商業の中心地で多数の店舗が並ぶ。
d-1: 東商港
d-2: 穀物取引所
d-3: 魚河岸
d-4: オザン劇場
d-5: 中央大市場
d-6: 首都治安衛兵本部
d-7: 金融会館
d-8: 交易協会会館
d-9: 造船所
d-10: 南商港
d-11: 大浴場
d-12: ストラディウム大劇場
d-13: 競技場
E 第五城区
四王国期には貴族や豪商が別邸を置く外郭農園地帯だったが、「薄暗がりの時代」に入り城壁の拡大と港湾整備に平行して人口が増加。各種手工業が繁栄している。
e-1: 北商港
F 城外区
「薄暗がりの時代」に形成された城外の人口密集区。日雇いの労働者や零細な職人が居住する。
f-1: 城外区
f-2: 練兵場
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