2003年6月2日   潮干狩り 牛込海岸

子供たちは、土曜日の授業参観の振替、私は日曜日の休日出勤の振替、ということで休みです。朝起きるときっと何処かに連れて行けというのだろうと思いながら、釣師の性で潮時表を見てしまう。と、大潮です。釣りに連れて行って、釣れればそこそこ喜んでもらえるが、釣れなければ、ぶんむくれて、不良になってしまうかもしれない。仕方ない、潮干狩り場にでも連れて行くかと、起きてきた子供に訊いたら大賛成!年に数回は行く木更津の牛込海岸に出発した。

 牛込海岸は何しろ手軽なのが良い。トイレはもちろんある、途中のコンビニで食料は買える、遠浅で危なくない、水道はある、砂抜き専用の海水も用意されている、お土産(アサリ)に困ったことはない、というわけで我が家ご用達であります。

 現地に着き、大人1100円、子供(小学生)550円、それぞれ二人ぶんの料金を払う。これで、大人は二キロま空いてる〜 梅雨明けもこんなもので、子供は一キロまでのアサリを採って良い。合計6キロだ。熊手を持って早速潮収穫T干狩場に行く。適当なところを見つけて、熊手でごそっと掘ると小さい貝がたくさん出てきた。「シジミだよ、これじゃ」と移動する。なかなか今日は当たらない。しばらく掘ってようやく粒ぞろいの貝脈を発見した。表面にいる貝は小さいがちょっと下に中くらいの貝がいる。これこれ、平たく中くらいのアサリが一番美味しい。四人で随分採りました。でも、鹿嶋のハマグリと違って、一個の有難みがない。心はときめかない。釣りでいえば、釣堀で釣っているようなもの。私としてはそんな収穫Uに面白くない。しかし、家族の遊びとしたらすばらしい。家族四人、3300円、駐車料は無料、一日(この日は大潮のため正味3時間以上)遊べてアサリのお土産が付く。この日は五キロ以上(バケツいっぱい、右の二つの写真を足す)採りました。帰宅後ご近所六軒に分けても我が家の分は充分確保できました。いい遊びだと思いますよ。

 潮干狩りは春のものと思われている方もおられるかと思います。確かに春の潮は大きく引くのですが、アサリが美味しくなるのはこれからです。梅雨が明けると海水浴場は混みあいますが、意外にも潮干狩り場はガラガラです。遠浅で小さな子も安心して遊べるし(とはいっても目を離してはいけませんよ、潮干狩り場近くの船の通り道は深く掘ってありますから)、アサリは美味しいし、混雑していないしということで、お勧めです。



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