8月29日 大接近した火星を見る会 追加の会(白井市)

 
火星ブームですね。平均的日本人である私も火星を見たくて27日に火星を見る会に行きました。しかし、あいにく雲が多く、かつ、人も多くて、これは望遠鏡を覗く順番が回ってこないなと29日の会に望みを託して帰宅しましたが、正解だったようです。さて、当日29日もたくさんの方が参加されておりました。長い行列ができていたのでとりあえず最後尾に並びましたがなかなか進みません。 しばらくして係りの方が「この行列は30cmの望遠鏡を覗くためのものであること、小口径の望遠鏡も数台出ていること、シーリングが悪く火星の像は小口径の望遠鏡でも変わりないこと、小口径でよければどうぞこちらに」との事でした。「あーやばい」と思うまもなく、行列は崩れてしまいました。普段たくさんの参加者はいないので大人数の扱いに慣れておられないのでしょうが、小さな子供が多いなかで行列を崩すと危険でもあります。きちんと並んでいるのですから、その順番で個別に意思を確認して誘導するべきであったと思います。次回に活かしてくださいな。また、数家族で来ていて小口径と30cmそれぞれに並び自分の順番が来ると携帯電話と子供を使って他の家族を呼ぶという輩もいて、いやはや何とも・・・・。瓜のつるになすびはならぬと申しますが、資質だけではなく負の方向の日常教育(しつけ)においても同じような人間が再生産されるのでしょうな。

 
さて、やっと我が家の順番が来ました。覗くと全体オレンジで下のほうに極冠の白がちょっとついてる火星が見えました。うーん、こんなものかいなという感じです。大接近の火星を見たという物見遊山的な満足はありましたが、正直申し上げて前回の木星ほどの感動はありませんでした。大接近の火星は肉眼で見たほうが、その色から怪しげで不吉な感じまでして迫力があるように思われます。

 
この会は多くのボランティアの方々に支えられているそうです。最後になって恐縮ですが、催してくださった方々に御礼申し上げます。





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