3月27日 星を見る会(白井市)


 ♪ 菜の花畠に入日薄れ・・・「朧月夜」の一節です。春は水蒸気が多いのかなあ。今晩も水蒸気が出ていて天体観測はどうかなあと思いながら会場の文化センターに向かいます。

 現地に着くと結構な人数です。陽気も良くなってきたので春の宵を楽しむ方も増えてきたのでしょうか。確かに冬は「行」に近いものがあります。

 かみさんに受付を任せ、早速出ている望遠鏡を覗きます。今、夜空に燦然と輝く金星、土星などを見せてもらった後プラネタリウムに入ります。そこで惑星のみかけの移動やその理由、昼間の水星の見方などを教えてもらいます。

 外に出て再度望遠鏡を覗きます。プレセペ星団を覗くとそんなに密集しているわけではないのですが、きれいです。望遠鏡の係りの方が「せっかく双眼鏡を持ってきているだから自分で探してみますか」とおっしゃるので教えていただくことにします。キヤノンの10×30IS、ニコンの7×35、などを持ち込んでいました。

 なるほど、言われたとおりにするとプレセペが見つかりました。その後も勝手に木星のガリレオ衛星(ISの威力でキヤノンでは確認可能でしたがニコンでは無理)を眺めたり、スバルやオリオンの大星雲を楽しみました。白井市は東京を西にしていますので西の空は光害がひどく、ひとみ径が3ミリ程度のほうがよく見えるようです。

 防振双眼鏡はやはりいいです。フジノンの防振が欲しい!