潮干狩り in 波崎  2005/5/8


今日は潮が引くぞぉーーーー。
明日から研修が始まるので我慢しようと思っていたが、やはり、煩悩には勝てない。
干潮は10時半なので8時半から可能だろう。
「6時半出発」と、かみさん、子供たち、じいさんに宣言する。

ほぼ予定通り出発。
途中、木下で朝マック。
道中順調で8時半着。
既に海に人がいる。
いそいそと、バカ長をはき、上半身対策の合羽の上着も着る。
9pのチョウセンハマグリ 地元ではホンハマともいうらしい
早速実践開始。
海の様子を見、足元の砂の状況を確かめて、熊手を使う。
熊手は市販品の柄を規格いっぱいの50センチに交換したものだ。
仕事とは異なり、極めてマメな性格となる。
一個、また一個と採れていく。
今日は順調である。

さて、しばらくすると、地元の方が通りかかる。
手に小さな棒を持ち、しゃがみ、地面を凝視する。
おもむろに立ち上がり棒で地面を掘る。
貝が出てきた。
ピンスポットで貝堀りをしているのだ。
カッコイイ!
私の貝堀りは、場所を絞っているとはいえ、所詮面である。
しかし、地元の方は点なのだ。
この驚き。
この無駄のない動きは達人の領域である。
追っかけていって教えを乞う。コタマガイ 地元では平貝、チョウセンハマグリとも呼ぶ
うーむ、うーむ、なるほど。
聞けば当然なのだが、貝の潜った痕跡を探しているのだった。
痕跡でコタマとハマグリの区別もつく。

しかし、難しい。
結局、面の貝掘りに戻ってしまった。

それでも、今日は大漁である。
地元の方にもらった貝も合わせて、181個である。
型も良かった。

絶対量からいえば、面の貝掘りが有利である。
でも、趣は点の貝掘りではないだろうか。
次回は練習だな。