潮干狩り in 波崎  2005/5/28


今日の潮位はかなり低くなるはずだ。
風もなさそうだし。
かみさんは積極的にはやっていないPTAの草取りがあるので不参加。
バカ長を買ってやった娘と、合うバカ長がなく合羽をもった息子を連れて、いざ波崎へ。

途中、佐原の水郷大橋の吹流しを見る。
明らかに北東の風である。
風の強さもそれなりである。
波崎は東系の風が吹くと、水が吹き寄せられるため、潮が引かなくなる。
現地に風が吹いていないことを期待して利根川脇の道路を下っていった。

浜辺に着くと、風はさほど吹いていない。
すでに結構な人数が海に入っているのが見える。
ほとんどが家族連れである。
小さい子も多い。
気温も高く、絶好の潮干狩り日和である。
コタマガイ
娘と息子に深い方へは来るなと言い残し、膝位までのところに入っていく。
水も随分温かくなった。
すぐに数個のコタマガイが獲れた。
子供たちのほうはどうかと戻ってみると、芳しくはないらしい。
少し歩いて移動することにする。

随分潮も引いてきた。
岸に向かってきた水は、やがて岸に沿って流れ、最後に沖に向かって払い出していく。
それぞれ向岸流、沿岸流、離岸流(これは有名ですね)と呼ばれるらしい。
これらの流れに囲まれた場所は浅瀬になっているようである。
離岸流はもちろん、沿岸流も深く速く危険なので、向岸流の場所すなわち沿岸流の始まる場所から子供たちの手を引いてこの浅瀬に渡る。
この浅瀬が本日のターゲットである。
こどもたちはハイペースでコタマガイを掘り当てる。
貝も大きく立派である。
貝は取れるのだが渡る方は次の点にご注意願いたい。特に子供からは目を離さないで欲しい。
貝堀りに夢中になって潮があげてきているのに気づかないでいると戻れなくなること。
浅瀬の端は脆く、そのすぐ脇は急に深くなっていて、恐ろしい沿岸流と離岸流が流れていること。


さあて、腹も減って力も出なくなったので引き上げるとするか。
今日は良型のコタマガイを主体に72個、ハマグリは数個。
水温が上がったのでハマグリは沖に行っちゃったのかな。