潮干狩り in 波崎 2005/6/25



昨日のニベ釣りの疲れはない。
今日は息子と潮干狩り。
天気予報では30度以上になるらしい。
海水浴兼潮干狩りといきますか!

干潮は昼過ぎ頃なので9時頃出発する。
途中渋滞しそうな箇所は全て避けて走る。
順調、順調。
利根川高速も終わり、波崎町に入る。
国道124号線は60キロ制限だが、結構とばしている。
プラス10キロの70キロでも充分速いのだが、私の車はどんどん抜かされていく。
途中、右折をする対向車線の白バイ発見。
おかしいな、きっと、また出てくるぞ、と息子に話すが信じてくれない。
次の交差点の斜め手前左の道から
白バイが走ってくるのをちらりと見た。
やはり、そうだ!
70キロで走る私の車はどんどん抜かされていく。
どの車か捕まるぞと話すが、息子は後方に白バイを確認できないため半信半疑だ。
「白バイ見えないよ」「ダンプか背の高い車の後ろに隠れているんだよ」
突然、白バイが後ろの車の陰から現れ、すんごい加速で私の車を抜かし前の車を追っかけていった。
160キロくらいは出てたんじゃないか。
あっというまに白のセダンがつかまった。
生まれて初めて捕り物劇を見た息子は大興奮である。
実は私も違った意味で興奮していた。
あの加速、クオーンというエンジン音、背中がぞくぞくしてしまった。
冷静になれば、またバイクに乗ろうなどという気は失せてしまうのだが、体が覚えていたんだな。
ちょっと意外であった。

さて、波崎に到着。
真夏の暑さで、海に入るには最高だ。
息子も私も、海パン、半そでシャツ、麦藁帽子、運動靴というスタイルで海に向かう。
今日は人が随分出ている。
地元の方も随分多い。ざばーん
水も温かくなったものだ。
さっそく貝掻き開始。
ひとつ、また、ひとつとコタマガイが捕れる。
貝掻きをしておられる方々との会話も楽しい。
「こっちでとりなよ、そっちはいないよ」といってくれたおばちゃん。
「それじゃ腰が疲れるだろ、こういうのが良いよ」とバカ長に小さなジョレンを持った地元のじいさん。
「でも違反じゃないの?」と訊くと、
「今度良くなったんだよ、柄は1メートルまで」
ジョレンを見せてもらうとなかなか良く考えられた設計である。
「鍛治屋に作ってもらったんだよ」
本当ならありがたい。遊びで潮干狩りをする私たちが使える道具は「茨城県海面漁業調整規則」47条の非漁民等の漁具漁法の制限に規定がある。変わったのであればこれが改正になったのだと思うがネットに出ているのは今年の1月末日時点のものなのでわからない。週明けにでも県庁に問い合わせてみますか。
茨城県庁に問い合わせたところ、全然変わっていないそうです。


息子は水遊び主体である。
タコめがねを持ち出したり、波を腹で受け飛ばしたりして遊んでいる。
私は家族で食べられる分を捕ろうと本気である。
掻き面積勝負すなわち体力勝負である。
さあて、潮も随分あがってきたし、疲れたので終わりとしますか。
コタマガイは数多く捕ったけど、ハマグリは3個だった。獲物

帰宅途中、腹が減ったのでラーメン屋にでも寄ろうと思ったが、結構車が入っていて停めづらい。
以前から気になっていた国道124号から常陸川橋に入っていく途中の「のっぽ」というピザとスパゲティー屋さんに入る。
1000円のピザセットとスパゲティーセットを頼む。
サラダ、飲み物、ケーキが付いて1000円は安い。
いい意味で素朴で家庭的な味付けである。
飲み物のひと口ビールが選択できなかったことが心残りだが、充分満足し店を出る。
潮干狩りで体が疲れ、腹が膨れれば、当然睡魔のお出ましとなる。
事故を起こさないうちに車を停めて10分ほど仮眠した。
後はすっきりで無事帰宅。