潮干狩り IN 鹿嶋 2006/04/29


待ちに待ったG.W.でござる。
潮干狩りに潮は最高。
天気はそんなには悪くない。
干潟の潮干狩りなら、この時期の曇天は歓迎されない。
しかし、胴長に合羽という姿なら、たとえ雨でも気にならないくらいだ。
さて、干潮は11時頃なので9時頃から可能だろう。
7時過ぎに自宅を出発する。
やはり、G.W.なので、いつもよりは車も多いがG.W.後半ほどではないようだ。
まあまあ順調といったところか。
9時に現地着。
と、海上保安庁のお出迎え。
外国であれば完全な軍隊である。
息子に下敷きとシールとハマグリ規制パンフをくれた。
やったあ、税金少し取り返したとも思うが、きっと高い下敷きとシールなんだろな・・・・。
ゴミを捨てるなとか、ハマグリルールを守れとか、って当たり前のことが書いてある。
当たり前のことができない輩が多いんだよな。
さてさて、胴長に合羽スタイルでの潮干狩り、始まり、始まり・・・・

いつもの場所からスタート、すぐに特大蛤を見つける。
結構場荒れしているが、丁寧に探れば見つかるものである。
ポイントは波の立ち方と砂の軟らかさ。
ハマグリ、特に大型はいるところといないところがはっきりしている。
みんなが踏みつけていくようなところや見向きもしない場所から特大のハマグリを掘り出す。
釣りで言えば、ヘチ釣りの面白さ。
闇雲ではなく、推理の面白さ。特大ハマグリ
ほら、やっぱり、という満足。
特大はすぐにツ抜け(10個以上という意味、9個まではひとツ、ふたツとツを付けて数えるから)した。

あらかた掘ってしまったようなので、場所替えをする。
今度は沖向き最前線へ。
釣りでいえば遠投の面白さ。
地元の人たちも集中している。
熊手で探ると貝は非常に濃い。
数掻きで貝の感触を得る。
しかし、波が荒く、貝に辿りつけない。
手で探っているうちに波でとばされる。
水深は腰なのだが、波は頭上を越える。
こうなると胴長も何の役にもたたなくなる。
結局、胴長は海水で風船状態となってしまった。

ハマグリは大漁、特大は16個。
その他、ホッキが取れたので現地で捌いてもって帰ることにした。ステンレス ハマグリ剥き
先日買ったハマグリ剥きを貝に入れて貝柱を切る。
これを買うまでは牡蠣用のを使っていたが、やはりその貝専用の道具は使いやすいものである。
千葉市の古川商店で630円で売っていた。
ナイフで身をふたつにしてウロをキレイに取っていく。(波崎漁協参照)
帰宅して塩焼きにしたが実にうまい。
歯ごたえと甘味を丁寧に楽しみ、純米冷酒でさらりと流し込む。
うーん・・・・・・・うまいなぁ・・・・・・至福也。
貝掘りの疲れ、日焼けのだるさ、貝の旨味、ほろ酔い気分・・・・・・。
これらがごちゃ混ぜになって私を開放してくれる。
前世も来世もないさ、現世しかないと思うし、だからこそ現世を楽しく大切に過ごしたい。
食べるということは命をいただくことだし、いただくからには美味しくいただきたい。
如何に美味しく食べてあげるか、食べる側の義務はこれにつきまする。

さてさて、明日も行くか。
あることを決心しながら、ハハハハハ・・・・・。