潮干狩り IN 鹿嶋 2006/05/15


今日は釣りである。
(潮位表を見ると結構引くなあ)
断じて釣りである。
(釣りはいつでもできるけど、潮干狩りは半月に一度なんだよなあ)
そろそろ釣りに行かないと釣師として世間が認めなくなってしまうぞ!

よし、釣りである。
胴長は持っていかないぞ!
行き先は車を走らせてからも迷ったが、黒鯛の鹿嶋へ行くことにした。

黒鯛といっても、いわゆる黒鯛仕掛けではない。
根魚ルアー仕掛けのワームの代わりに藻エビをつけたものである。
到着は干潮時刻。
早速、思い描いていた通りに藻エビを振り込んだが、イメージでは存在したはずの当たりがない。
空しく藻エビは海水浴をするだけである。
・・・・・干潮だしな・・・・・喰わないよな・・・・・・干潮だよな・・・・・・潮干狩りかな、うん!
と、急に元気になる。
臨機応変というか、変節というか、我ながら素晴らしい!
反射を消す偏向グラスなら
といっても、胴長は持ってきていない。
となると、楽しい貝拾いしかない。
量は採れないが、潮干狩りの中では一番趣きがある。
サンダルに履き替え、ジーパンを膝までめくり、帽子をかぶって、偏向グラスをかける。
偏向グラスは水面の反射を抑えてくれるので、水の中がよく見える。
これで貝を見つけて拾うだけである。
ポイントは水が流れているところ。
水流で砂が掘られるため貝が露出していることが多い。
見つけたら手を伸ばして拾うだけ。
砂に潜ろうとしている奴。
水流に流されて転がっている奴。
周りの砂が水流で持っていかれて裸同然となっている奴。
狩猟半分、観察半分で、実に興味深いのである。
波打ち際を何往復かした収穫は特大ハマグリ3個、小型2個、ホッキ数個。

充分楽しんで車に戻ってきたら、暑さのため藻エビ全滅、あちゃー・・・・・。
釣師失格。