潮干狩り IN 鹿嶋 2007/03/21



待ちに待った、春の日中大干潮。
いよいよ潮干狩りのベストシーズン突入。
大潮でなくても潮位が低い日があるので潮位表は要チェック。
波の高さをチェックしたら2.5m→2m、鹿嶋では低い方。
かみさんと息子を乗せ、昼前の干潮に合わせて、いざ鹿嶋へ。

息子がひと月前に手首を骨折してしまい釣りも外遊びもできないでいた。
いまだにギブスも取れず、直り具合は芳しくないが、気晴らしも必要だろう。

さて、現場について、吃驚!
何が2.5m→2mでい!
岸からずっと波が白く逆巻いていて波間も見えやしない!
「まあ、やってみよう」と岸辺にかみさんと息子を残し、バカ長に履き替え海に入っていく。
ん?海はさほど冷たくない。
ドドンと寄せる波をかわしながら熊手を使う。
こういう荒れた日はドドンと来る寄せ波よりザザーっと返る引き波が怖い。
この日も水が全然無いところがドドンときてあっという間に腰までつかる。
水が数秒動かなくなり、次の瞬間にはザザーっと渓流並みの勢いで沖へ払い出していく。
幼児はもちろんだが大人でも危険である。
特にバカ長をはじめて使う人は、その浮力で踏ん張りが利かなくなるので要注意。

さて、肝心の貝、規制下の小粒はあるが大型はおろか中型も獲れない。
ホッキもない。
水温が高くて沖に行っちゃったか。
そういえば地元の人もいない。
激渋・・・・・。
掘りたい場所も有るが波が高く近づけない。

約一時間でハマグリは断念。
規制ぎりぎりが数個。

土産が無いのは寂しいので今度はアサリ獲りに移動する。
既に潮はあげてきているが少しはできるだろう。
ひざ下くらいまで入り、熊手を使う。
砂泥の煙幕が消えた後には小粒のアサリが必ず数個見える。
こりゃ〜濃いぞ!
しばらく熊手を使ったが効率は良くない。
それではと砂泥に軍手を二枚重ねた手を突っ込むとアサリの感触がある。
しかも数個の感触。
これを砂泥ごと掬い取り、袋網に突っ込む。
これを数回繰り返し袋網をがさがさ水中で篩いかみさんと息子がいる岸に上げてアサリを拾う。
小一時間で家族4人には充分なアサリが獲れた。

ガラスなどがあるので足元と手は注意が必要です。