潮干狩り in 鹿嶋港 2008/3/23



昨日行くはずだったが、息子の朝寝坊で今日になった。
私の希望は釣りだったが、息子の希望と潮干狩り可能な潮は限られるため、表題の結論となった。
今日は潮干狩り玉網の実験だ。

9時半過ぎに現地着。
既に潮干狩り場には結構な人々がいる。
しかも、多くの人がジョレンを使っている。

今日は胴長は持参していない。
息子も私もひざ下の長靴だ。
水に入らなくてもそこそこ取れるはずと考えた。
身支度し、アサリ場に向かう途中の海は何だか岸辺が渦巻いている。
うん?いつもの海じゃないぞ・・・・。
岸辺に降り少し水に入ると、とんでもないことに気がつく。
湾奥のため崩れる波こそないものの、海面全体の上下が激しいのだ。
あたかも津波である。
全く水がなかったところが、いきなり73cm(私の股下だよ)まで海面そのものが上がってくるのだ。
気がついた時は遅く、ひざ下の長靴は水没し股まで冷たい海水に浸る。
ヒェー、冷ぇー、チベタイ・・・・・。
ま、ここまで浸れば、後はヤケクソ・・・・。
エイコラ、ヨッコラと丈夫な玉アミをスナに突き刺し、ズッ・ズッ・ズッ・ズッと前に送り砂を網に入れる。
おもむろに網を引き上げ、ガサガサと水中で玉網を振るい残ったものを見る。
アサリが入っていたら、しめたもの。
ある程度は覚悟していたが、スゲェー重労働。
周りでジョレンを使う人はさすがに数をとっている。
そのうちの一人に話しかけられたのでジョレンはヤバイという話をする。

努力の割りに数は取れなかったが、私の潮干狩りはストレス発散が真の目的なので充分満足。
海から岸に上がる途中、怒鳴り声がする。
上がれ!と叫んでいる親父がいる。
どうも私に言っているらしい。
「なんだ!」と叫び返すと「長いのは使っちゃいけないんだ!」と怒鳴られる。
どうもジョレンと思ったらしい。
「玉網だぞ!」と言い返すと「商売??」といっている。
後で息子に訊いたら「商売なら許さない」と言っていたらしい。
謝らないだけじゃなく、主張も替えたジャン。
もともと切り上げて帰宅するつもりだったのでトコトン逆説教してやろうと(^_^;)荷物を持って上がってきたら、さっきの親父はジョレンを使っていた人に文句を言いにいってしまった。
「よく確かめろよ」と捨て台詞を残してアサリ場を後にする。
虎の威を借る狸モトイ狐親父め!
今日、役人なんて威厳無いんだぞ!しかも見誤っているし!

ま、最後にツマンネェー事があったが、この心地良い疲労感は何にも替えがたい。
明日は酒蒸しかバター炒めだな。