潮干狩り in 波崎 2009/5/10




昨夜、鯵釣りから帰宅したのは23時頃。

今日の干潮は10時半頃なので9時半には現地に着きたい。

ガソリンを入れたりコンビニに寄ったりしたが、ほぼ希望時刻に到着した。

しかし、すごい人出で車を停める場所を探す破目になった。

往路、車の温度計は25℃前後を表示していた。

今日は暑くなるという天気予報を信じてウェーダーは積んでいない。

短パンとTシャツで海に入るつもりだ。

足だけは冷やさないようにネオプレーン製の靴下の上にサンダルを履いた。



身支度をして海に向かう。

海は富津や木更津程ではないにしろ結構な人出でにぎやかだ。

海に入ろうとしたときに数メートル先にハマグリらしきものが半分ほど露出しているのを見つけた。

近寄って拾ってみると、やはりハマグリ、しかも特大、幸先良し。

流れがある場所では砂が削られて時々こういうこともある。

辺りを見回すと、結構良いことに出会えるものである。



さて、本格的に熊手を使うが、なかなか貝は獲れない。

昨日、随分取られてしまったのだろうな。

まあ、まだ潮は引くので沖目を狙ってみよう。

熊手を刺し両腕の力で砂に食い込ませたまま後退りしていく。

途中、カチとかゴチとか当たれば足を止めて手でまさぐる。

熊手は掘るためのものではなく、センサーとして使う。

熊手で掘ったのでは、貝を掘り出しても、あっという間に波に持っていかれてしまう。

軍手をはめた手で音のしたあたりをまさぐり、貝の感触を得たら波の来ない間にむずと掴み出すのだ。

特大ハマグリの丸い大きな感触を味わったら、なかなか止められなくなりますぞ。



さて、固まっている所は見つからないが、少しずつ貝が増えていく。

しかし、相当な運動量だ。

ずぶ濡れになっているから汗はわからないが、呼吸はハアハアしている。

時々、腰を伸ばす小休止も気持ちよい。



潮も随分あがってきた。

ハマグリを掴み屈んだ背中の上を波が通過した。

そろそろ、あがるか・・・・・。



小さな子もたくさん見かけました。内湾の潮干狩りと違い、大きな波がきます。不規則に倍以上の波もきます。小さなお子さんから目を離さないようにお願いします。