2003年10月18日  木更津 潮見埠頭


 沖堤ではカレイが出始めたようだ。いつもより少し早いかな。昨年はそこそこ潮見埠頭でカレイがつれたが今年はどうだろう。カレイが早くてもイシモチも狙えるしハゼもいるだろう。朝五時にひとりで出発した。
 高速道路を使って潮見埠頭につく。???釣り人が少ない。着いたのは六時過ぎで、昨年ならどうにか2本くらい竿を出せるかどうかだったのにガラーンと空いている。しかも投げ釣りは少なくサビキが多い。そのなかに、いつも潮見埠頭を掃除をしながら釣りをされている方を見つけた。この方、昨年掃除をしていらしたときに「ご苦労様です」と声をかけて知り合いになった(先方としては去年の間だけだったみたい、忘却された)のだが、釣り人が放置するゴミには相当腹を立てておられる。そのときも、いきなり、「私に言わせれば、外(地元でないという意味)から来てゴミを散らかしてなんなんだ」と怒っておられた。ごもっともで、本当に一部の釣りをする人のマナーは低く、目を覆いたくなるものがある。餌のパックや弁当のごみを平気で釣り場に捨てる。時々このような奴は海に叩き込んで蟹の餌にでもしちまおうかとも思うが、蟹が腹を壊しては可哀想なのでやらないだけである。こんな奴らは本来釣り師とは呼べないのだが、こういう奴らに限って釣り番組から出てきたようないでたちで来やがるものだから、釣人はマナーが悪いということになってしまうのである。釣りの技を磨く前に心を磨きなさい、悔い改めよ、死後裁かれるぞ!
 さて、釣れる気配は全く感じられなくとも、ここまで来たからには竿を出さずにはいられるかということで2本の投げ竿を出し釣っていると海軍みたいな格好をした船乗りがやってきて「ここはまもなく船が着きますからどいてください」と言った。「どこなら大丈夫なの?」と訊くと50メートルくらい離れたところを指差す。「はいよお」といって移動したが、またやってきて他の釣り人に何か話している。なぜか私はパスされたようだが、様子からどうも船がここにも来るようだ。私はコワオモテなんだなあと実感し、あらためてその船乗りに訊くとやはりそうだった。まあ、釣れてないし、移動するかと思い、道具を片付けて車に乗り込み、潮見埠頭の少し南のほうに移動した。
 移動した先で釣っていた人に聞くとたいして釣れてはいないが飽きない程度を当たりがあるという。それならと竿を出し釣り始める。雨が本格的に降ってきた午後3時ごろまで、キスやハゼがぽつぽつとつれた。型は良くない。小物ならぬ子物釣りをしてしまった。数もともにツ抜けできなかった。ただ、イイダコはいたねえ。専門に狙えば20位は釣れるんじゃないかな。子物釣りになってしまったので写真も取る気になりませんでした。



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